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魔鎧の剣  作者: GaSGARo
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niger armis

遠く、目を凝らさなければ見えないほどの距離に存在する村からは、幾数もの黒煙が立ち上ぼり、多くの女子供が鎖に繋がれながら鞭を打たれ無理矢理歩かされていた。


女子供を歩かせている者は、黒鉄の鎧で全身を包み込み、兜に刻まれる剣と槍を交差させた紋章を見るからに、黒鉄の兵隊はドルン帝国の人間達だと簡単に予想がついた。


他国の女子供を拐い、本国で奴隷として売り払う。そして、その金で更に軍備を整え他国へ戦争を仕掛ける。悪魔のような所業であるが、本物の悪魔を目の前にしてしまえば、そのようなことなどやはり人間の所業であると感じてしまう。


「さぁ、殺るか」


俺は腰に差した剣を抜くと、乗っていた愛馬へ鞭を振るい一気に村へと駆け出した。邪悪なる魔を切り裂くために。

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