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初フィールド

「ナビのセットよし、忘れ物もないな。」


現在午前7半時、祥一はフィールドへ向け、出発しようとしていた。集合は8時半頃でいいとメールで連絡をもらった。家からだと、車で約30分ぐらいで到着できるが、初めて行く場所なので、余裕を見て1時間前に出ることにした。


「んじゃ、事故らないように安全運転で行きますか」

そう言い、愛車のインプレッサのアクセルを踏み込んだ

―― 40分後―――

「やっと着いた〜やっぱ遠いな」


10分ほど渋滞に巻き込まれたが、それ以外は順調に走ることができた。道のりも、ほぼ一本道だったので、次回はナビ無しでも来られそうだ。


「フィールドに着いたが、さてどうするか。

知り合いもいないし、とりあえず本部行って、ゲーム代払ってから代表にメールしとくか」

メールを送ったところ、代表も、すでに来ているらしく、代表の車まで行くことに。


「えっと、黒の軽トラで幌付きだから、あれか。すみませ〜ん」


「えっと、五十嵐さんでいらっしゃいますか?」


「そうです!」


「はじめまして。チームの代表の小沢です。チーム員からは、代表って呼ばれてます」


「はじめまして、五十嵐です」「さっそくなんですが、今日って銃は持ってきてますか?」


「はい!といってもGLOCK一丁しか無いんですけど。大丈夫ですか?」


「大丈夫ですよ。だいぶアクティブになりますけど」その後、代表といろいろ話をしていると、残りのチーム員の方々も集まり、いろいろと話を聞いた。チームの人数は自分を含めて3人、基本は県内の定例会に参加し、年に数回県外遠征に行くらしい、たまに他のチーム主催のゲーム会にも参加したりするらしい。


そうしている内に、他の参加者も集まりだし、9時に朝礼が始まった。ラジオ体操に始まり、注意事項やレギュレーション等の説明を受けた。


その後一旦チームのテントに装備を取りに行った。

すると、チーム員の一人のむっちさん←(HM)が声をかけてきた。


「そういや塩鯖←(自分のHM)はどんな武器つかうんだい?」


「GLOCK一丁だけですけど・・・行けますかね?」


「だいぶキツいよ、このフィールドは」


むっちさんによると、このフィールドは遠距離戦を主眼においているため、障害物がそこまでないとのこと。


「行けないこはないんやけど、けっこう頭使わんとすぐ撃たれるで。」


「そうですか・・・。まあ、どうにかやってみますよ」

と言い、第1回戦に向けて準備を進めた。

むっちさんはG36,代表はG3SASHCを持っていった

  第一戦:殲滅戦


フィールドインして、スタート地点へと歩いていく。ちなみに自分のチームは赤。今回の参加者は全部で102人もいたが、代表曰く、これぐらいが普通だと言っていたが、自分はとんでもない数だと思った。なにせ、今までは多くても10人程度でやっていたのだから。


その後、所々に設置してあるスピーカーから放送が入った


[まもなくゲームを始めます。全員ゴーグルチェックお願いします]


と言う放送が入り、全員ゴーグルを確認する。確認が終わったら、進行の方が無線で完了を伝える。

するとむっちさんが声を掛けてきた

「緊張しとる?」


「初めてのゲームですからね、かなり緊張してますよ」


「リラックスリラックス。緊張してたんじゃ楽しめないよ。サバゲーは楽しんでなんぼやで。」


そう言ってもらえて、少し緊張がほぐれた

すると、放送が入り


[それではゲームを開始します!カウント5秒前!]

「いくで塩鯖さん!しっかり着いてきてな!」


「了解ですむっちさん!」

[5、4、3、2、1、スタート!]


合図と共に51人のプレイヤーが走り出した。7割程は左右に展開し、自分等3人は正面から攻め一番近くのバリケードに身を隠した


「んで代表、どうやって動くんや?」


「そうですね」


てな感じで攻め方を代表とむっちさんが協議している間、前衛がどうやって動いているのか気になり、バリケードの隙間から覗いていた。


その後方針が決まった。代表の援護射撃のもと、自分等二人が猛チャージするという、これ作戦かって感じの作戦だった。まあ、面白そうなのでいいけど。


「二人とも、準備OK?スリーカウントで行くよ」 

「オーケーや!」


「OKです!」


2人とも準備が整い、代表のカウントを待つ


「じゃあいくよ!3、2、1、GO!」


掛け声と共に代表が敵バリケードに向けて牽制射撃をするハイサイクル電動ガン特有のブァラララララという音と共にBB弾が吐き出され、敵に吸い込まれていく。


間髪入れずに自分等二人も1時方向にあるバリケードに走った。


それを見て、撃とうとする敵もいたが、代表の絶妙な牽制射のおかげで、ヒットすることなく、バリケードにたどり着けた。


「むっちさん撃ってもいいですか!」


「撃ってもええで!塩鯖さんの腕前見せてもらおか!俺は右、塩鯖さんは左たのむ!」


「了解!」


と言い、左のバリケードを見た。バリケードと言っても、丸太を地面に刺しただけのバリケードだったので、所々に隙間があった。


「2人いた!」


その隙間に向け、ダブルタップで6発撃った。その内の一発が隙間を通り抜け、後ろの一人に当たった。これが本日の初GETとなった。


「むっちさん!一人撃破しました!」


「お、やるねぇ。こっちも負けてられないな!」


と言い、むっちさんは10m先にいる顔を出した敵を狙撃していき、瞬く間に5人GETしていった。自分もそれに釣られ、先ほど倒し損ねた敵を見つけようと、体ををバリケードから出した。

その直後・・・・


「痛!ヒットー」


スナイパーにヘッドショットを食らわされた。


これが今日の初HITとなった



その後4戦ほど続け、本日の最終戦になった。


「代表、最後はどう攻めます?」


自分が代表に問いかけてみると。


「そうだねぇ。1時方向15m先にある櫓、あの上から撃てば面白そうだな」  

に決定


[それでは、本日のゲーム最終戦、カウント5秒前!4、3、2、1、スタート!]


スタートと同時に3人は作戦通りに櫓へと走っていった。


櫓は回りをベニヤ板で囲まれており、入り口は2つある。


まずむっちさんが中に入った。すると、敵も同じような事を考えていたのか、ばったり鉢合わせてしまった。


先に撃ったのは敵だった。敵の弾はむっちさんに当たり、それに応射する形で自分がむっちさんを撃った敵を倒し、後ろから来た敵も撃ったが相討ちに終わった。

こうして、自分の初サバゲー最終戦はわりとあっさり終わった。


そして帰りに


「塩鯖さん。入隊記念ってことで、これをお渡しします」


と言って渡してきたのは、このチームのロゴの入ったベルクロパッチと、Tシャツだった


「すげぇ!これ作ったんですか?」


「知り合いに作ってもらったんですよ。安く」


「その知り合いパネェ」


「なら、俺からもプレゼントや」


と言い、むっちさんは細長い樹脂製のケースを渡してきた


「重いッスねこのケース」

「中開けてみな。たぶん驚くで」


と言ったので、試しに開けてみることに。すると

「え!これ、もらっていいんですか?」


中に入っていたのはマ〇イ製のM14だった


「買ったはいいが、全然使っとらんから。是非使ってくれや」


「むっちさんあざっす!」

そして、興奮冷め止まぬまま、新たな相棒と共に家路へとついた。次回のゲームを楽しみにしつつ

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