誰かの謌
や、だいぶ前に書いてた物を簡潔させただけなので酷いです(汗)
どうして?
どうして?
どうして?
少年は、“誰も居ない街へと”問い掛ける。
どうして?
どうして?
どうして…?
応える者は居ない。
物しか居ない街へと、問い掛ける。
誰か…
誰か…
誰か…!
助けて…!
あぁ…とうとう自分の名すら忘れてしまった…
なのに皆の名だけは思い出せる…
ドウ、アキ、ラセイ、タルネ、キットウ、タット、…シラ…!
何で、何で…
ぼくを“責めるの”…?
ぼくは何もしていない…
ただ…
ただ皆が五月蝿かったから…
そう言っただけだよ…?
ぅ…
ぅああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
「黙れぇ、黙れぇ!っああああああ!!」
少年は“熔けた”。
足から…
脚から泡が出て…
消える、消える。
「助けて、助けて、助けて、たすけて、たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすkhghszggbづxgbkxsjk――――――――ごぼっ」
アハハハハハハハハハハハハハハハハ
「…っ? お、おい、なんだよ、なんだよこの泡…い、いてぇ、痛い、なんだよこれ助けてくれ、なんなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
ごぼごぼごぼごぼごぼごぼ
「溶ける溶ける溶ける溶ける溶ける痛い痛い痛い痛い痛いぃぃぃ――――――――――!!!!」
ごぽっ
にたぁ
この終わり方は結構好き