間奏:氷堂真幌と夏の香りがする友人
おまけ1:「真幌と紫乃パイ」
真幌「俺は文芽お嬢様」
紫乃「私は加菜様に仕えています。共通点は二人共「鳥組所属のお嬢様に仕えている」ということですね」
紫乃「ま、うちのは今学期から花組ですけど!!!!!!いやっほぅ!」
真幌「同じクラスじゃなくなるのか。寂しくなるなぁ、紫乃パイ」
紫乃「なんだかんだで貴方、おもしれー(茨様風)やつですからね。正直、弟子とよく一緒にいる異羽さんの弟は堅物そうですし、クソ重そうだし・・・ついてきてくれません?」
真幌「それは文芽様次第。ま、早い内に追いつくさ」
紫乃「まあ、春小路様なら早く上がってこられるでしょう」
紫乃「それと、私はしばらくやることがあるので、使用人教育をつけてやれません。いいですか、真幌。砂雪と二人三脚でお勉強するんですよ。これも全部、愛しいお嬢様の為になりますからね」
真幌「わかった」
紫乃「・・・」
紫乃「・・・楽しかったなぁ。使用人としての日々」
紫乃「でも、加菜様が花に上がった今、あの女に挑ませることができる」
紫乃「・・・月見るな、今度こそちゃぁんと、潰してやりますからね?」
真幌「・・・」
真幌「色々あるとは思っていたが、あんたもかなり厄介だな。紫乃パイ」
真幌「ま、深くは詮索しないけど」
おまけ2:三年生の時のあれ
咲乃「砂雪さん退屈そう・・・どうしたらいいんだろう」
真幌「なに!砂雪が退屈そうだって!?」
紫乃「仕方のない男ですね!」
加菜「手伝えることがあれば協力するよ、咲乃」
文芽「私も手伝いますわ。しかし何をしましょう?」
雅日「お兄ちゃんが喜びそうなこと・・・」
咲乃・真幌・紫乃「真幌ホロホロダンシングか・・・」
加菜・文芽・雅日「は?」
咲乃「砂雪さん、真幌ホロホロダンシング大好きですものね」
真幌「あれを見たら嫌でも元気になるよな」
紫乃「今は踊れませんしね。あの足じゃ仕方ないですけど」
それから、六人は真幌ホロホロダンシングを練習し、六人全員で完璧にシンクロしたダンスを砂雪に見せることになるのは、遠い未来の話だったりする
おまけ3:真幌と砂雪
一年三学期
砂雪「・・・」
真幌「寂しいのか、砂雪」
砂雪「まあな。師匠も、皆・・・あんなことになっちゃってさ」
真幌「まあ、それぞれ処分のレベルはそれぞれだけど、主犯の紫乃パイが無事でよかった。高嶺様の寛大な処置に感謝」
砂雪「教師じゃなくて学生が処分を決めるのってすげえやばくね・・・?」
真幌「まあそれは同感」
砂雪「・・・けど、あいつは」
真幌「走るぞ、砂雪」
砂雪「はい?」
真幌「走れば、何も考えずに済む。今は走って全部忘れろ」
真幌「俺たちのお嬢様を、不安にさせないようにさ。気分転換しようぜ」
砂雪「・・・うん」
砂雪「ありがとな、真幌」
真幌「俺は何もしてない」
砂雪「してるだろ。十分すぎるって」
それから二人は疲れ果てるまで走り込み、帰ってこないことに心配した咲乃と文芽に迎えに来てもらうことになるのは別の話
おまけは後日追加予定です




