間奏:植村結月と補聴器
おまけ1:その称号の由来は
樹「しかし、なんで図書館の魔女なんだ?俺たちには何もついていないのに」
良平「僕らはよく外に出てくるから存在が認知されているけど、結月は滅多に外に出ないだろう?噂で魔女みたいな・・・って言われるようになって、あだ名がついちゃったみたい」
樹「まあ、らしいっちゃらしいけどな・・・黒魔術に手をつける部分とか」
良平「僕としては魔法少女ぐらいがメルヘンチックでいいと思うけどね。お菓子作りとか」
結月「・・・飴美味しい」
おまけ2:軽い人物紹介
・植村結月
書物の内容を記憶する「司書」のギフテッドを持つ「図書館の魔女」。生まれつき耳が聞こえづらく、まともな診察もしてもらえなかった為、十五歳になるまで補聴器すらつけたことがなかった。その代わり、文字を読むことが得意になりこの才能を目覚めさせた。作中で二年生時の課題で両足を切断している。不治の病にかかっており、余命は長くない。そよかぜ園トリオの頭脳担当。樹と一緒に過ごした時間は特に長く互いに共依存していることは自覚している。読書用のお菓子を元気な時よく作っている
・江ノ島樹
恋した少女の為に史上最年少で医師免許を獲得した「医者」のギフテッドを持つ少年。望むものはほぼ手に入れることができたが、両親から牢屋に監禁されて育てられていた過去を持ち、無自覚だったとはいえ、幼少期の結月に救われた過去を持つ。結月と良平以外には塩対応が激しい。施設に入ってからはずっと結月にべったり共依存、良平が入って来たばかりの頃は嫌悪感丸出しだったが、今は仲良くやっている。最初は積極的だった課題には消極的で、今は結月が望む通りに過ごせるようにのんびり過ごしている
・家上良平
家事万能で多忙な結月と樹を支える「家政夫」のギフテッドを持つ少年。両親が多忙な家に生まれ、一人で家のことをなんでもこなしていたのだが、いつしかできることが気持ち悪いと言われるようになり施設に預けられた。自分のことを認められるのが好きで、その為にできることならなんだってする。結月と樹とは最初こそ色々あったが、今や三人一緒が当たり前。今も二人とは一緒にいるが、どこか枠の外にいるような気がする疎外感を覚え始めている。
・井上圭
飛び級で三年生に上がって来たらしい今年一年生として日柳にやって来た「狙撃手」のギフテッドを持つ少年。良平と同じく、樹に嫌悪感を抱かれており、将来的に樹にいい影響を与える存在ではないかと結月は考えている。基本的に無口
・逢坂卓郎
飛び級で三年生に上がって来たらしい今年一年生として日柳にやって来た「ダイバー」のギフテッドを持つ少年。年上の良平にしっかりツッコミを入れてくれる存在。一年生組のムードメーカー。
おまけは後日追加予定です




