コラッツ予想(15)演算の真髄がわかった
コラッツの演算は0の発生密度をあげる操作だった。
通常の説明では値が変化するので補数の世界で説明する。
補数の世界は0と1が逆なので、1の発生密度があがるということを説明する。
補数の世界では
(3n-1)/2
なので
3n-1
だけで見てみよう。
00001->00010
00011->01000
どちらの場合も1がシフトし、1よりも0のほうが多く消滅することがわかる。
つまり、常に1よりも多くの0が無くなると言うことは、1の密度が上がるということだ。
だから、最終的には1のみになる。
これは通常計算では、0の発生密度が高くなると言える。
ただこの場合、0の発生密度と短くなる因果関係は特定しにくい。
その点、補数表示であれば、1の発生密度が上がることは0が少なくなるということでイメージしやすくなる。0がどこにあろうと無くなれば終わりなのだから。
主な変化が0と1の場所の置換であるから頻度という表現を密度に変更。