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僕が誇る有象無象【1】

作者: 青春病患者

初めまして。手を止めていただき有難うございます。

数分の暇を埋めるくらいならできるはずです。

是非、最後までお付き合いください。

 みんなが言う。


 星や月が見えない夜にみんなが言う。

 

 雲が隠したと。


 違うだろう。雲だって夜にみんなに見てもらいたいだろう。青空にかかる白い雲だけが、見てもらいたい姿じゃないだろう。人と同じじゃないか。それなのに雲を星や月を隠した存在にするだなんて酷いじゃないか。

 

 だからだろう。雲がかかった夜には雨がよく降っている。それを雲が流した涙だなんて言えば、TwitterやInstagramで夏の氷の暖簾程目にする、世の中を知ったふり職人の綴る詩のようだと言われるんだろうな。


 嗚呼、なんて黒く暗い世界。


 大丈夫。君たちが夜の空にかからずともこの世界は真っ黒だし、夜は暗いから。何も気にしないで僕らに見せておくれよ。何物とも比較しようのない、白でも黒でもある綺麗な君たちを。

最後までお付き合いいただき有難うございました。

どうかお身体にお気をつけて、全力で命を使って下さい。

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