「なろうユーザー」向けのスマホ選択
今回は永遠の宗教論争に首を突っ込んでみようかと思います。
そう! スマホ界の二大巨頭! iOSとAndroidです。
先に結論を言っておくと「どちらが優れているか」と言うことはありません。
日和ったな! と言われそうですが、実際のところ目的が違うものと言ってもいいので比べようがないのです。
あなたは包丁と鍋どっちが優れているか? と言った質問をされたときに答えられますか? 「いや比べるもんじゃないでしょ」と思うでしょう。
ですがあえて言うならセキュリティ面ではiOSに軍配が上がります。
アプリごとに強力なサンドボックスに閉じ込めてアプリ間を完全に切り離す。
iOSはこういう思想なんですね、唯一の例外はApple純正アプリのみ。はっきりしてます。
対するAndroid、便利なら細かいことは気にすんな、とばかりにアプリ間で普通に干渉できます。
これがAndroidにはセキュリティソフトが必要と言われる理由の一端ですね。
ちなみにAppleはiOSのセキュリティソフトについてあまり積極的ではなく必要ないというような姿勢をとっています。
そもそもマルウェアを検知するためにはシステムの通信や内部ファイルの検疫が必要ですがiOSはほとんどそういったことを許してないんですね。
二社の姿勢の違いが顕著に出た例だと思います。
では、「一般の人は」どちらを選んでも大差ないですし、OSのサポート期間の長さで言えばiOSの方が有利です。
しかしながら、ここは「なろう」です。
このエッセイを読んでいる方の中にはヘビーユーザーの方もいるでしょう。
「なろう」を読むのであれば現状Androidが圧倒的に有利と言わざるを得ません。
iOSのサンドボックスによって外部サービスのAPIを呼び出したり、オフラインでも読めるように小説を保存したりと言ったことができないんですね。
他方Androidはと言えば、自由がウリなのでなろうからダウンロードしてきてオフラインでも読めますし、アプリ間でファイルの共有等さえ可能です。
中には合成音声で読み上げてくれるアプリすらあります。これはAndroidの良さでしょう。
もし私が一般の方に「どっちがいい?」と聞かれれば「わかんないならiPhoneにしておけば間違いないよ」と答えるでしょう。
もしもあなたがスコッパーだったりなろうを便利に使いたいと言ったヘビーユーザーであるならAndroidは十分考慮に入ると思います。
なお、突き詰めると私のように「両方もってしまう」という手もあります。
Androidでソシャゲを自動巡回させつつiPhoneを持って出かけAndroidのサブ端末でなろうを閲覧するというヘビーな使い方をしていますが非常に便利です。
ただし一つ注意としては格安SIMの契約をしないなら自宅に固定回線がほぼ必須ということは覚えておいてください。
Androidはファイルの保存ができるので家でまとめてWi-Fiで読みたい作品をダウンロードしておき出先ではオフラインで読むという使い方もできます。
以上が「なろうユーザ的」iOSとAndroidです。
どちらか片方しか持てないなら私はiPoneを勧めます。
Androidはちょっとお小遣いが貯まったくらいで買える安値からありますし、中国産や台湾産は非常にコスパがいいですから余裕があるときについでに買うくらいでいいんじゃないでしょうか。
もちろんなろうが趣味で一日中読んでるよ! という方にはAndroidをオススメしますが、汎用性ではiPhoneにしておけば極端な苦労はめったにありません。
今までAndroidもiPhoneも使ってきましたがiPhoneはほぼ故障無しで動きましたがAndroidではトラブルに見舞われたことが何度かあります、そのたびにPCに繋いで復旧したのでAndroidを買うならPCを持っておくと良いかもしれませんね。
以上「なろう」が好きならAndroidにしよう! というお話でした。