表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/19

Pythonにおける基本データ構造

 リスト、タプル、ディクショナリ!


 ふぅ動揺した、明らかにクラス前に説明することを忘れてました。


 この3つはデータ構造でありPythonにおいて外すことはできないものです。いやお前忘れてたじゃんって? ごめんなさい。


 まずはリストからといいたいところですがまずはコレクションをイテレーションする関数を作りましょう。データ構造の頭からなめていく関数です。


 幸いなことにPythonでは同じ関数で異なるデータ構造のイテレーションが可能です。


 まずはこの関数を作るところから始めます。

def allItem(o):

for m in o:

print(m)

 前回までの説明からなんとなく分かるでしょうがoというデータ構造をmに一つずつ取り出し表示します。

 便利なことに今回のすべてのデータ構造に使えます。


 まずはリストです。

Magic = ["ファイヤー","ライトニング","ウォーター"]

 リストは追加、削除可能なデータ構造で大体何でも入ります。

allItem(Magic)

 これの実行結果はこうなります。

ファイヤー

ライトニング

ウォーター

 これが魔法の一覧になります。ここに新しく覚えた魔法を付ける場合以下になります。


print("フリーズを覚えた!")

print("魔法一覧")

Magic.append("フリーズ")


 append関数で新しい要素(ここでは「フリーズ」を付け加えます。

 実行結果はこうなります。

フリーズを覚えた!

魔法一覧

ファイヤー

ライトニング

ウォーター

フリーズ

 ちゃんと「フリーズ」が増えていますね。これがリストです。


 では物理攻撃一覧としてタプルを使ってみましょう

Attack = ("スラッシュ","バッシュ","パンチ")

 あれ? リストと一緒じゃない?

 いえ、よく見てください、括弧が丸いですね。これがタプルです。

 これはほぼリストと変わらないのですが一番の違いとしてタプルは「イミュータブル」です。


 イミュータブルと呼ばれているのでそう呼びましたが意味としては「変更できない」です。

allItem(Attack)

 これで物理攻撃一覧は表示されます。

物理一覧

スラッシュ

バッシュ

パンチ

 ただしappendは存在しないし削除もできないので気をつけましょう。

 え? 変更できるリストだけでいいじゃんって?


 まあプログラミングは変更可能な部分が少ない方が美徳とされているのでいいプラクティスとなることもあります、これはそういうものだと覚えてください。


 最後にディクショナリ、辞書型ですね。

 これの宣言は以下になります。

guard = {"sheeld":"シールド","wrist":"小手","helm":"ヘルメット"}

 括弧がブレースという波括弧になっています、左がキー、右が値です。


 使い方はこうなります。

guard = {"sheeld":"シールド","wrist":"小手","helm":"ヘルメット"}

allItem(guard)

 表示はこうなります

sheeld

wrist

helm

 値が表示されます。


 辞書への追加はこうします。

guard["leg"] = "足装備"

 これでキーはleg、値は足装備が追加されます。


 以上がPythonにおけるよく使うデータ構造になります。

 これは極めると奥が深いのですがまだそんな深いところに触れないのでとりあえずこれだけ覚えておきましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ