ルータを用意しよう! メーカー選定
これはあくまでも参考程度のデータでこれを買えと言っているわけではありません。
特定メーカーを支持するものではありません、あしからず。
さて、PC回ですがまずはネット環境が必要ですね。
え? スマホがあるって?
やだなあ、テザリングで繋いでたらパケ代がマッハで上限ですよ。
はい、というわけで固定回線が必要ですね。
ADSLが憧れだった時代もありましたが今は昔、今では光回線が標準になりつつありADSLはサービス終了したがっているような感じを受けますね。
ちなみに電話回線が光収容されたら仕組み的にADSLは使えなくなります、ですので今から固定回線を導入するならFTTH(光回線のこと)となります。
固定回線に光を選ぶと必然的に工事が必要になります、その間くらいならテザリングでしのげなくもないでしょう、というか今までスマホのみで十分だった方ならそもそも固定回線が無くても問題なさそうですが……
光回線の工事はエアコンのダクト用の穴などから室内に光ファイバーを通します。
この光ファイバーですが一応ケーブルに保護ようチューブでつつまれていますがメタル回線と違って180度曲げたりすると折れるので気をつけましょう。
で、ここまでが固定回線導入の流れなわけですが、契約会社にもよりますがWi-Fiルータがあるとスマホのパケット料を自宅で気にする必要が無くなります。
全社を把握しているわけではありませんが、今の業者はWi-Fiルータ機能のついた終端装置(ONU)を提供することも多いようですが、ネタが無くなるという大人の事情でルータ導入法について書きます。
ルータ。その名の通り通信を案内する装置です。
実を言えばこれがなくてもネットに繋ぐことは不可能ではありません。
ただ、有線でPPPoEという設定を繋ぐ”全ての”PCでする必要があり面倒なことこの上ないのでルータを導入することをオススメします。
ルータの役割としては通信をルータに繋いだ機器のどれに送るかを選択して通信を複数機器で同時にできるようにしたり、宛先不明のパケットを遮断することができます。
さらっと触れましたが後者は割と重要な機能で、ルータもしくはその機能の無い装置でネットに直結すると即怪しげなパケットが届きます。
これは宛先を無差別に手当たり次第送っているのでOSに脆弱性があるととても危険です。
マイクロソフトにも良心があるのか繋ぐだけでヤバいようなセキュリティホールにはサポートの切れたOSについても例外的にパッチを出すことがありますが、あくまでも「例外的」な措置なのでそれを前提にするべきではありません。
ここでルータを間に挟むとそういう無差別に送っているパケットは宛先不明として捨ててくれます。
例えて言うなら一軒家だとよくわかんない宗教や催眠商法のチラシがポストに入りますが、マンションなら管理人が宛名の書いてない荷物やチラシを捨ててくれるようなものです、縁の下の力持ちさんですね。
アプライアンスと呼ばれる専用機器もあるのですがそちらの方が優秀でお値段も大変お高いので持っていません、さすがに個人で持っている人は非常に少ないかと思うので説明もできませんのでそちらは触れません。
ではルータメーカーの選択から始めましょうか。
ちょっとリッチで詳しい方なら「絶対Cisco!」「YAMAHA最高!」などという意見があるでしょうがここでは「個人」で「現実的」な価格と設定難易度のものを考えましょう。
まず、定番BUFFALO、家電量販店に行けば大抵おいています。
ユーザが多いのでノウハウがネットに多いことがメリットです。
性能はお値段相応といったところでしょう。
安定のNEC、こちらもそこそこの量販店なら大抵売っています。
安定感はありますが、設定がBUFFALOほどノウハウが転がってないかな……という感じですね。
ググれるのなら一般的な使用法についてはBUFFALOと遜色ない程度には情報があるので心配要りません。
IODATAやELECOMもありますが日本メーカーがいいなら上記二社が安定しています。
多くの人が使っていると言うことは情報がたくさんあるということです、数は正義って奴ですね。
侵攻の台中勢
ジサカーにはおなじみASUS、PCを自作したことがあれば大抵は使ったり目にしたことがあるASUSのルータです。
ちなみにASUSは「エイスース」と読みます。古参勢と新参勢が「アススだ」「いやエイサスだ」と熱く議論していた時代もあったのですが公式がエイスース読みを決めたためこの議論はどちらともつかないまま決着しました。
PCパーツの雄だけあり品質も安定です、日本語での情報少なめなところが玉に瑕。
台湾がASUSなら中国はこれ! TP-LINK!
これ紹介しようか悩んだんですよね……インターフェースも使いやすいし情報もそれなり、良いところも多いんですが……
話が飛ぶと私はFSF(フリーソフトウェア財団)の会員やってたことがあるんですよ……Linuxを使っていた当時ですね、今ではUNIXはMacOSの仕事になっています。
何故そんな話をするかと言えば、FSFがTP-LINKの製品にバックドアがあると非難してるんです。
バックドアと呼ばれているものはメーカー側がユーザのことわりなく更新ファームを入れる機能です。人によってはファームウェアの自動更新は便利な機能ですよねWindows10でも更新は強制されてますし……ちなみに10の更新強制もFSFはユニバーサルバックドアと呼んで非難しています。
どこにでも噛みつくのでそういう集団と言ってしまえばそうなのですが、いかんせん作っているのが中国メーカー……共産党の影がちらつくのがどことなく不安を誘うんですよね、一般人のデータを盗むことなどしないであろう事は確かなんですが、気分的にね……
機械としての性能は悪くないので割り切れるなら選択肢に入れても良いですね、私もMerakiGO導入前は使ってました、現在ではCiscoで固めてますが……
以上、大手ルータメーカーレビューでした。
なろうでは広告行為は禁止事項なので製品へのリンクは貼りませんしどれを強制するということもありません。皆さん「これだ!」と思うメーカーを選んでください。
上記の大手なら直感で選んでもそんなに大きく優劣はないのでパッケージ等を店頭で見て決めるのも良いでしょう、家電量販店でネットワーク機器のならんでるのを見るのは楽しいですしね! え? 私だけですか?
CiscoやYAMAHAがいいという方は多分説明不要でしょうからここでは割愛させていただきます。
設定についてはプロバイダーに聞いてもいいと思います、エンジニアを派遣してくれたり設定代行サービスを行っている業者も多いです。
素人くさいですか? いいんです、はじめはみんな素人なんですから全部できる必要はありません。大事なのはそこから学ぶことです。
なお、余談ですが光ファイバーを引き込む部屋は片付けておきましょう!
室内での作業が必要なため筆者は汚部屋のまま業者を呼ぶという悲劇を起こしました(泣きたいのは業者さんかもしれませんが……)
では! ネットの海にこぎ出しましょう!




