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魔科学世界のリズ  作者: Luna(ルナ)
4章  動き出した戦場
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86話  話し合い

「しかしそうはいっても……小生たちはまだ十代だぞ?成人まじかな大人ですら、最近は質が落ちてると聞く。そんな中小生たちのような子供が国のトップだなんて……プライドだけの奴らが文句をつけてくるぞ?」

「うーん……そこはパムたちが助言すればいいんじゃないパムか?一応神の代理みたいなもんパムし。」



リズを除く11人がなんやかんや話し合っているが、リズには半分もついて行くのが難しかった。

元から細かいことや難しいことはあまり考えてこなかったのだ。割と長い間大人なしで行動してきたとはいえ、難題は全て頭がいい人たちに任せてきたため、今すぐその力を身につけろと言われても、そんなの無理な話なのだ。



「あまり過干渉しないようにオーヴァリに言われているんだけど?そこらへんは……」

「まあそこらへんは置いておこう。細かいことは気にせず行こう。ボク、そういうの嫌いだし。」



ニックが釘を刺してくるが、それを考慮する気配がほぼ見えないのだった。

だが、彼もそこらへんは分かっているようでそれ以上茶々を入れることもなく、リズたちのやりたいようにさせてくれた。



まぁ……元々約2名の神が自分たちの眷属に色々と干渉するように指示を出していた以上、なんとも言い返すことができないのがニックの本音なのだが。



ーーー



「本格的に全面戦争が始まるのはいつ頃なんだ?」

「避難させた人たちに聞いたところ、あと3ヶ月後だとか。」



ライサとルフィナが話し合う中、リズたちはまた魔法の訓練をすることになっていた。

ほぼ戦力にならないことは、彼ら神の遣いの間でわかりきっていることらしいのだが、それでも何かあった時自分達で対処してもらわなければ困るということだ。



「あまりばらけさせない方がいいと思うけど……そもそもリズたちは少数精鋭部隊とかそういうわけじゃないんだから。」

「いや、そもそもそうだったとしても一人一人ばらけさせる戦法なんて誰が使うパムか?!」

「シェチェかな?」

「さては鬼畜パムな?」



サイネリアとパームの2人で訓練内容や組み分けは決めるらしいが、2人とも先ほどから茶番をしていて、一向に話が進みそうにない。



「今回はみんなで練習するの?」

「リズ…パムからのしごきに耐えかねたパムな?」



リズは魂胆を見抜かれ、何も言えない。

それぞれが意見を言い合い、結局全員で連携が取れるようにサイネリアとパームがついて、5人組で訓練することになった。



ーーー



リズは今、人々が避難しているクリューチたちの森に来ていた。

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