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魔科学世界のリズ  作者: Luna(ルナ)
3章  神の使い
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44話  2つの素材

「その必要な素材って何?」



リズが『もしかしたら私たちが準備できるかもしれないでしょ?』と言ったが、ストックは苦笑いをしながら素材を教えてくれた。



「卵と薬草だ。」

「な〜んだ。それくらいなら簡単じゃない。」



どうしてそんな簡単な素材で作ることができる魔法道具が高額なのだろう?と、リズが考えていると、チェスが頭を抱えて上を向いた。



何にそんなに悩んでいるのか、リズには意味がわからなかったが、チェスがリズに言葉をかけた。



「そんな簡単なわけないだろ?ストック、言葉不足のせいでうちのトラブルメーカーが勘違いしてる。ちゃんと説明してくれ。」



『トラブルメーカー?!』と、リズは自分がそう思われてるだなんて知らないし聞いてないと抗議したが、

『だって昔からトラブルとか厄介ごと引き受けようとしてただろう?』返す言葉もなくした。



ストックは自分の言った言葉で毛で通じると思っていたようだが、全く通じていないことに驚愕していた。

しかし、リズにもわかるように説明し直してくれた。



「スピネルの卵とボライトが必要なんだ。」

「スピネル?ボライト?」



ますます頭が混乱し始めた。

聞いたことのない単語を言われても理解に苦しむよ!リズは大声で言ってしまいたかった。



その気持ちを感じ取ったのか。

チェスがリズの混乱の原因について聞いてくれた。



「名前だけ言われてもわからない。どういう奴のことなのか、どこにあるのかを話してくれ。」

「あ、あぁ。すまない。」



ストックはスピネルとボライトのことについて説明してくれた。



スピネルとはいわゆるファイヤードラゴンのことらしい。

名前の由来は、スピネルの瞳の色が、そのドラゴンの名前と同じ名前を持つ宝石に似ていたからだそうだ。



スピネルは炎の属性だけを持つドラゴン。

ソレイユが珍しいと言うと、ストックが『ドラゴンは大抵一種類の属性しか持ってない。逆に何種類もの属性を持っている方が珍しいよ。』とのこと。



スピネルが住んでいる場所は火山地帯でとても暑く、ドラゴンの巣に着くまでが第一の関門らしい。

スピネルは長寿で、数十年に一回、新月の日に卵を5〜10個産むらしい。



そんなに増えて大丈夫なのかとレオが聞いた。

全く問題ないらしい。



スピネルはマグマを餌としているから、逆にいてくれないと火山地帯の火山が噴火して、ふもとにあるむらや街に被害が及ぶのだとか。



スピネルは母性本能が強く、卵を取る現場を見られたら怒り出す。

それが最後の関門。



関門自体は少ないが、両方とも気をつけなければ最悪命を落とす可能性もある。



次にボライト。

ボライトは風の属性を持った薬草で、薬草店に行けば売っているらしい。



しかし、薬草店に売っているものは品質が悪い。

そのため、風の魔法をボライトに送り込んで品質を良くしなければならないそう。



それを聞いて、リズはふと疑問に思いあることを口に出した。



「魔法を送り込んで品質を変えられるなら光のカルセベルも光の魔法を送り込めばいいんじゃないの?」

「それが無理なんだ。原理はわからないが、魔法を送り込むと使い物にならなくなる。」



未だわからないことが多いカルセベルだが、とにかく今はアルフのお題をクリアするために、リズたちは素材回収に向かった。




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