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ゾンビ




 今日はゾンビについて語ろう。


 現代魔法は名前を付ける。


 参考に、例えば代表的な名前で言うと『これは良い、これは悪い』


 以前、言ったよね?


 それで分からないものを分かったつもりになって安心するのだ。


 でもね?


 『分かったつもり』は、本当に分かっているのかい?


 うん、当然、なにも分かっていない。


 (わか)っているけど、(わか)かっていない。


 でも『分かったつもり』になっているから、考えることをやめている。


 つまり、思考が死んでいるのさ。


 でも、本当は分かっていないんだよね?


 だから、一度死んだ思考が死んでいながら(うごめ)きだす。


 死んでいるのに、動いている。


 つまり、ゾンビになるのさ。


 『分かった』と信じて安心していたのに、恐怖のどん底に突き落とされる。


 ゾンビは人の心の底から怖がられているよ。


 ゾンビを倒すには真名を見抜き、その真なる名前で呼ばないとダメ。


 真名を読んで存在化しないと、転じて無に出来ないのさ。


 それか『美』に触れて魔を(はら)ってもらうか。


 まぁ、祓っても名付ける限り、ゾンビは無限にわいてくるけどね。




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