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「魔勁剣」ケディ=ソーピロスポッド=リィシィ

 翌朝の朝食後、さっそく、私たちは庭に集まった。

 再び武装を整えて、訓練のために。


「今日は、空中戦をするです。とにかく慣れるしかないですから、今日はそこのみに集中します」


 私たちはうなずく。

 そして、<妖詩勁>の飛行能力でゆっくりと浮かんでいく。

 3人とも、飛ぶことに慣れていないので、おっかなびっくりだ。


 絢佳ちゃんは、平然と、慣れた風に飛び上がる。

 そして、私たちを見回してから、


「今日は、敢えて乱戦にするです。3人とも距離を置いて離れてください」


 言われるままに、私たちは等間隔に離れ、三角形を描いて絢佳ちゃんを取り囲んだ。


「では、3人同時に来るです。今回は、わたくしもちょっとは反撃するので、注意するです」


 言い終えた瞬間、絢佳ちゃんは、すっと下に下りた。

 それに釣られるような形で、私たちは絢佳ちゃんに殺到する。


 しかし、私たちが間合いに捉える寸前、絢佳ちゃんは反転し、急加速で上昇した。

 慌てて軌道を変え、上を目指す。


 そこへ、絢佳ちゃんがまず私に鋭く右足を蹴り込んできた。

 盾で受け止めるも、衝撃で私は吹き飛ばされてしまう。


 そして、背後から斬りかかった沙彩ちゃんが剣を拳で弾かれる。

 沙彩ちゃんもまた、バランスを崩し、その場でもがく。

 その隙を見逃さず、絢佳ちゃんは沙彩ちゃんの胴体を蹴り、はじき飛ばした。


 クレアちゃんは左手から4発の≪光弾(こうだん)≫を撃ち、直後に突進した。

 絢佳ちゃんは≪光弾≫をすべて、素早い手の動きで受ける。

 そして、クレアちゃんの突撃を迎えて剣を躱し、懐に飛びこんで胴体を蹴り飛ばした。


 私たちはなんとか姿勢を戻すと、バラバラになった陣形のまま、再び攻撃に移ろうとした。

 それを、絢佳ちゃんが手を挙げて制する。


「そこまでです! まず、はじめての空中戦の感想はいかがだったです?」


「勝手がうまくわからない感じ。踏ん張りどころがないし」


 私の言葉に絢佳ちゃんはうなずく。


「しかし、魔力による飛翔は、意識すれば踏ん張れるです」


 そう言って、絢佳ちゃんは空中で両足を踏みしめた。

 まるで、地面の上でそうしたかのように。


「やってみるです。踏みしめた足下に固い地面があるイメージです」


 私たちはうなずくと、それぞれ試みてみた。


 しかし足下はふわふわするばかりで、なかなか思うようにならない。

 しばし、悪戦苦闘して、最初にコツをつかんだのは、クレアちゃんだった。

 空中で足を踏み込み、ジャンプしたのだ。


「お。できた」


 クレアちゃんが嬉しそうに笑う。


「その調子です」


 絢佳ちゃんが微笑む。

 見た目は幼女だが、頼りになる師範そのものだ。

 私たちはうなずくと、再び練習に入る。


 次にできたのは、沙彩ちゃんだった。

 空中で足を踏ん張って、突進することができた。


「なるほど。こういうことですか」


 沙彩ちゃんはコツがわかると同時に、ほぼ空中で地上とおなじような足捌きを披露してみせた。


「沙彩さん、上手です」


「おお。うまいな」


 まだ不完全な感じのクレアちゃんも沙彩ちゃんの動きに感心していた。

 残るは、私ひとりだ。


「祝ちゃん、くれぐれも焦らないことです」


 絢佳ちゃんの言葉が暖かい。


「うん。わかった」


「慣れや感覚は個人差があるです。身につくまでやるのがいいです」


 私はうなずくと、空中でジャンプしたり、前後左右に動いたりを繰り返す。


 そのときだった――


「ひゃっ!?」


 可愛い悲鳴が庭に響き渡った。

 見れば、オルガちゃんが、両手を口に当てて、私たちを見上げて固まっていた。


「やあ。オルガじゃないか。あ、驚かせちゃったかな」


 クレアちゃんが、ゆっくりと下りながら、オルガちゃんに笑いかける。

 オルガちゃんは、無言でこくこく、とうなずいていた。


「飛行訓練だよ」


「……皆さま、飛ぶことができましたのね?」


 絞り出すように、オルガちゃんが言う。


「わたくし、驚いてしまって。はしたない声をあげてしまいましたわ」


「まあ、気にしない、気にしない」


 その頃には、みんなも庭に降り立っていた。


「それで、なにかご用ですか?」


 沙彩ちゃんが聞いた。


「あ、はい。祝さまに、お客さまがお見えです」


「私に?」


 うなずくオルガちゃんにうなずき返しながらも、なにかいやな予感がしていた。


「どのような方だったのかな?」


「皆さまのように、甲冑に身を包まれた、女性の方です。お名前を、ケディ=ソーピロスポッド=リィシィさま、と仰っておいででした」


 私は絢佳ちゃんとアイコンタクトを取って、家の中に入った。

 そして、急いで玄関口に向かう。

 敢えて、武装はそのままだ。

 みんなも私に着いてきた。




 玄関を開けると、そこには、立派な甲冑に身を包んだ、白人女性がいた。

 剣を佩き、背中に盾を吊して、サーコートには立派な紋章が描かれている。


 そして、沙彩ちゃんとおなじくらいの背丈で、金髪に翠眼のすごい美人だった。

 年もおそらくおなじくらいだろう。


「私が、不解塚祝です」


 私が名乗ると、一瞬、目に驚きの光が宿るが、表情は動かさずに、


「お初にお目にかかりますわ。わたくし、「魔勁剣(まけいけん)」ケディ=ソーピロスポッド=リィシィと申します」


「「魔勁剣」さま、ですか?」


「はい。ケディ公家の者ですわ」


 「魔勁剣」、そしてケディ公家とまで言われれば、≪検索(けんさく)≫して何者なのかがわかる。

 第二紀末に、英雄・不知火神如とともに戦った、レイバック卿に連なる魔法騎士だ。

 彼らは「虚無」の力を操る、強力無比な存在として恐れられている。


 また、彼らはケディ公家の者であることにとても強い矜持と拘りを持っていて、それが彼らの名前に如実に表れている。

 彼女の名前を例に取るなら、ケディが氏、ソーピロスポッドが姓、そして最後にリィシィが名となる。

 龍孫系や王渦系の名前の並びになっているのだ。


 また、クレアちゃんは上流の貴族でありながら、口調はくだけたものだが、リィシィさんはそうではないようだ。

 生まれながらの貴族階級のオーラを纏っているというか。それもまた、ケディ公家の者ならではなのかもしれない。


「どうぞ、お入りください」


 私の招きに、


「失礼いたしますわ」


 とだけ答えて、後ろを着いてくる。

 私の後ろに控えていたみんなには、一瞥したのみで反応は示さなかった。


 応接室に案内して着席を促す。

 オルガちゃんが即座にお茶を持ってきてくれた。


「それで、どういったご用件でしょうか?」


「率直に申し上げますわ。わたくしの立場、というものはお分かりいただけておりますかしら?」


「いいえ、残念ながら」


 私は首を振る。

 予想はつくが、確信は持てない。


「ケディ公家が動く、その意味ということですけれども」


「それはつまり、邪悪な陰謀が動いているという意味かな」


 クレアちゃんが横から助け船を出してくれた。


「そのとおりでございますわ。失礼ですが、あなたさまは?」


「私は、祝とおなじパーティの、そして同僚、「究竟」「姫騎士」クレア・キング子爵だ」


「あたしも、祝さんとおなじパーティの、「祐杜衆」「杜番」不破沙彩です」


 先んじて、沙彩ちゃんも名乗る。


「わたくしは、ただのパーティメンバー、恋ヶ窪絢佳です」


 最後に、絢佳ちゃんが言った。


「ご紹介、ありがとうございます」


 リィシィさんは軽く頭を下げる。


「それで、本題に入らせていただきますわね。わたくしどもの学院には、開祖より遣わされる眷属(けんぞく)がいることはご存じかしら?」


「眷属、ですか。いいえ、知りません」


「「奈辺(なへん)の眷属」と申すものたちなのですが、先日、その眷属の上位にある者が、わたくしどもに、とある使命を下されたのですわ」


「なるほど」


「そしてその内容が、不解塚祝さま、あなたの背後にある邪悪な陰謀を阻止し、またあなたを監視せよ、とのことでしたの」


 クレアちゃんと沙彩ちゃんの間に緊張が走る。


「おいおい、それじゃまるで、宣戦布告じゃないか」


 クレアちゃんが言った。

 リィシィさんは静かに首を振る。


「そうではありませんわ。不解塚卿の「背後」の陰謀を阻止すること、そして不解塚卿の身柄をお守りすること、それがわたくしの使命なのです」


「えと、いいですか?」


 私の言葉に、リィシィさんはうなずいた。


「正確にどういう文言だったのかを聞いてもいいですか?」


 リィシィさんは首を振る。


「わたくしが直接、お受けしたわけではありませんので、申し訳ありませんが、それは叶いませんわ。わたくしは、ただ、この使命を仰せつかっただけですの」


「そうですか」


 一拍の、沈黙が下りる。

 私は、勇気を出して、問うた。


「その、「背後」というのは、「黒書教団(こくしょきょうだん)」のことではありませんか?」


 リィシィさんは、目を瞠った。

 そして、


「その通りですわ」


 リィシィさんはうなずいた。


「我らが開祖の宿敵であり、この世界の仇敵である「黒書教団」。それが、ふたたびこの世界にその邪悪な手を伸ばしてきたと、そううかがっておりますの」


「そうです」


 私は言った。

 クレアちゃんが息を呑むのがわかった。


「正直に言いますね、私の背後にいるのは、間違いなく、その「黒書教団」。そして、私の敵でもあるんです」


「あなたが狙われてらっしゃると?」


「ううん。陰謀に巻き込まれている、というのが正解かな」


 リィシィさんは、姿勢を正した。


「そのお話、詳しく聞かせていただけますわね?」


 有無を言わさぬ言葉だったが、もとよりそのつもりだ。

 私はうなずいた。




 そして、私はリルハの下で目が覚めてからのことをリィシィさんにお話しした。

 リィシィさんは黙って話を聞いてくれた。


「お話しいただき、ありがとうございますわ。そういうことでしたら、是非ともわたくしにも、お手伝いさせていただきませんかしら?」


「私の、私たちのパーティメンバーになってくれますか?」


「はい。喜んで」


 リィシィさんの笑顔は、とても、素敵なものだった。


「その前に、いくつか確認させていただきたいことがございますの。お話ししてくださいますかしら?」


「なんでしょうか?」


「まず、不解塚卿のお持ちになってらっしゃる「第五写本」の力のことですわ」


 これは予想どおりだったので、私はうなずく。


「その力を外す算段はついておいでですの?」


「いいえ。今のところは」


「開祖の残した<虚神勁(きょしんけい)>があれば、可能だったかもしれませんのに……。これが「写本の欠片」であれば、≪黒書破壊(こくしょはかい)≫の≪術≫で破壊できたのですけど。

<勁力>が復活した暁には、わたくしどものところで外せるかもしれません。そのさいは遠慮なさらずに仰ってくださいね」


「わかりました。ありがとうございます」


 私が軽く頭を下げると、リィシィさんはにっこりと微笑んだ。

 ちら、と目配せすると、クレアちゃんも沙彩ちゃんも、まだ<妖詩勁>のことを話すのには反対のようだった。

 騙しているようで少し胸が痛むが、仕方がない。


「それから、「監視者」のことですわ」


「はい」


「わたくしどもの先達が、「監視者」となってあなたを狙っていると、そうお考えなのかしら?」


「私たちは、そう考えています」


 リィシィさんは、沙彩ちゃんを見て、


「「杜番」に「魔勁剣」となれば、なるほど強さも動機も「監視者」たり得る信条も、みな持っていると考えられますわね」


 と言った。そして、


「卿は、もし本当に「監視者」と対立することとなったとき、戦う覚悟がおありかしら?」


 その質問は、とても重いものだった。


「はい。その覚悟はできています」


 私は、指輪を撫でながら、答える。


「そのさい、わたくしにも先達に刃を向けろと仰るのね?」


 私はうなずく。


「わたくしには、まだその覚悟がありませんの」


「そう、だと、思います。今聞いたばかりですし」


 リィシィさんがうなずく。


「それは、おいおいということでいいと思います。相手がどこにいて、どうやって辿り着ければいいのかすらわかっていない状況ですから」


「それから、恋ヶ窪さまのことですわ」


「わたくしです?」


「ええ。星辰教団の幹部でしたわね?」


「はいです」


「わたくしどもは、あらゆる邪神信仰をも敵としておりますの。でも、恋ヶ窪さまが邪悪を為さないのであれば、敢えて敵対することはいたしません。そういう理解でよろしいですわね?」


 絢佳ちゃんはうなずく。


「わたくしは祝ちゃんを手伝うためにここにいるです」


「でしたら、わたくしも安心して協力できますわ。よろしくお願いしますわね」


「こちらこそです」


 ふたりは、握手を交わした。


「ところで、君の見解も聞いておきたいんだが」


 クレアちゃんが言う。


「見解、ですの?」


「ああ。「監視者」は悪かどうか」


「なるほど。そうですわね……。

わたくしは、悪というよりも、悪法もまた法である、として従っているという意見に賛成ですわ」


「その根拠は?」


「わたくしどもの先達が悪に染まったと考えたくない、というのもありますけれども、「杜番」が悪に荷担するはずがないというのが根拠ですわ」


「確かにな」


 クレアちゃんは、隣に座る沙彩ちゃんを見た。


「あたしも、そうであることを、願っています」


 この件に関しては、沙彩ちゃんの心中は穏やかならぬものがあるだろう。

 それについては、考えたくない、とまで言ったリィシィさんとおなじ立場だ。


「他に「監視者」について思うところはあるかい?」


「ふたりだけだとは思えませんわね」


「同意だ」


 真剣な表情でふたりがうなずき合う。


「他にどの勢力がいるかについては?」


 リィシィさんは首を振った。


「そこまでは計りかねますわね」


「まあ、そうだろうな。私たちとて、意見らしい意見は出ていない」


「あの、卜部なる鬼族についてなにかご存じではありませんか?」


 私が聞いた。


「いいえ。残念ながら」


「そういえば、司書長は調べてくれるって言ってたよな。しばらく顔出してないし、あとで行ってみないか?」


 クレアちゃんが私に言った。


「あ、うん。そうだね。なにかわかったことがあるかもしれないもんね」


 私はうなずく。


「でも、その前に、リィシィさんに正式にパーティメンバーになってもらわないとだね」


「そうですわね」


「えっと、お名前は、リィシィさんって呼んでいいですか?」


「ええ。もちろんですわ」


「私のことも、祝と呼んでください」


「祝さんですわね」


 リィシィさんの笑顔がとても眩しく見えた。




 それから、私たちは冒険者ギルドに向かった。

 特に全員で行かなければならないこともなかったのだが、みんなで行くことになった。


 リィシィさんは、冒険者ランクBとのことでパーティ登録について問題はないだろう。

 リィシィさんも、拠点を導都に移す手続きをするとのことだった。

 ついでに我が家に住んでもらうことにもなった。


 ほどなく冒険者ギルドが見えてきた。


「こちらの冒険者ギルドははじめてですわ。やはり、導都ともなると、大きいですわね」


 感慨深げにリィシィさんが言う。


白華都(びゃっかと)も大きな街ですけど、やっぱり導都には敵いませんもの」


 白華都は、魔導共和国の北東、聖大陸北部にある大白王国(だいびゃくおうこく)の首都だ。


「そんなに違うものですか?」


 私が聞くと、


「ええ。街の規模や人口もそうですけど、都市機能が違いますわね」


「そうなんですか」


 お喋りしながら中に入ると、いつも以上に注目を集めている気がした。

 そのとき、


「おお! いいところに来てくれた!」


 野太い声がかけられて、見れば、ギルド長のノーマンさんだった。


「あ、こんにちは」


 私が挨拶すると、ノーマンさんは笑顔で私のところまで来て、頭をくしゃくしゃと撫でた。


「なにかあったんですか?」


 私が聞くと、


「例の「妖術師」のことだ」


 ノーマンさんは真面目な顔に戻って言う。

 そういえば、その件も解決していないのだった。

 一瞬、訓練しているばあいじゃなかっただろうかとも思ったが、訓練も大事なことだと思い直す。


「冒険者ギルドで大々的に「妖術師」捜索に乗り出すことになってな。君のパーティにも、是非とも参加してもらいたい。

なにしろ、第一発見者だからな」


 私は一応、みんなを見るが、全員、異議はないようだった。


「はい。喜んで」


 私の答えに、ノーマンさんはうなずく。


「でも、私はこれからちょっと用事があるので、ええと、どうしようかな」


 私がみんなを見ると、紗彩ちゃんが、


「あたしが話を聞いておきます」


 と言ってくれた。


「わたくしもそうするです」


 絢佳ちゃんもそう言った。


「では、わたくしは手続きをして参りますわね」


 リィシィさんはそう言って、窓口に向かった。


「あの人は?」


 ノーマンさんに聞かれる。


「えと、新しくパーティメンバーに加わる、「魔勁剣」ケディ=ソーピロスポッド=リィシィさんです」


「「魔勁剣」? ケディ? というと、あの(・・)?」


 驚いたノーマンさんにうなずく。


「まったく、君はどういう人脈を持ってるんだ?」


 ノーマンさんが苦笑する。


「いえ、別にそういうのじゃ……」


「祝ちゃんの人徳だと思うです」


 絢佳ちゃんが言う。


「ええっ、そんなこと、ないよ!?」


 私は慌てて否定するが、


「いや、絢佳の言うとおりだと思うな」


「あたしもです」


 クレアちゃんと紗彩ちゃんもそんなことを言った。


「とにかくだ。これから参加する冒険者で打ち合わせをする。君も用事が済んだらまた顔を出してくれ」


「わかりました」


 私は、クレアちゃんと一緒に冒険者ギルドを後にした。

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