1DAY
DAY 1
住宅地区 アパート 404号室 7:40
――四畳半一間の屋内で一人の男が目を覚ました。
男の名は『伊波 勝』職業は電気技師としてオオバ電設工業で働いている。
部屋の中は荒れ放題に荒れており足の踏み場もない。
勝は万年床からゆっくりと立ち上がると流し台まで重い足取りで向かい、蛇口を捻った。
海水から淡水化された冷たい水で顔を洗うと作業服に着替え玄関のドアを開く。
メガフロート米子市――
ブロック単位で区分けされた1ブロック3キロメートルの六角形の構造で連結されている。
遠巻きには沖合いから吹き付ける海風を受けて回る風レンズ風力発電の姿がおぼろげに望む事ができる。
勝が道路まで歩き寄ると運転手の乗っていない一台の自動車が彼の前で停車する。
『X-PAYシェアライドサービスをご利用いただき、ありがとうございます』
「工業地区の第Ⅱ変電所までたのむ」
『かしこまりました。足元にお気をつけ下さい』
勝は棒状のクレジットスティックの指紋認証部分に指を押し当てながら認証すると、シェアライドサービスの運行する無人自動運転車両はドアを開け勝は車内に乗りこんだ。
自動運転車が走行する間、投影フィルムを挟んで二重構造になったサイドガラスにはAR広告が映し出されている。
車の通りがかる途中、ホモ弁の店舗にAR広告がインポーズされると、勝は一旦車両を止めて待機させ店内へと入り弁当を一つ購入した。
「すまん」
『車内での飲食はご遠慮ください』
「わかってるよ」
工業地区 第Ⅱ変電所 8:16
車は再発進すると連結部を越えて工業地区へと到着した。
工場の天板のは太陽光パネルが設置され、無人の電動フォークリフトがせわしなく積荷を運搬している。
『またのご利用をお待ちしております』
「どうも」
「オオバ電設の作業員の方ですね」
「そうだ、昨日は揺れが強かったんで定期検査にきた」
勝は請負先の派遣ロボットに面通しを行い、大型エレベーターへと乗りこんだ。
ゆっくりとリフトが下降すると、メガフロート構造部の中空内でリフトが停止する。
非常灯の明かりが点灯すると、勝は安全の為にヘルメットを被り、ヘッドライトのスイッチを入れた。
<修理>(8) <1D20>7
勝は地下空洞で血管のように張り巡らされた地下電線の状況を確認しながらチェックシートに記入する。
昼の弁当休憩を挟みながらも作業は滞りなく進み、若干の漏電箇所が見られたが、問題なく修復された。
確認箇所はかなりの数に上り、手元の端末で何度か撮影しながらオオバ電設工業のホストコンピューターへと画像を送信した。
社内AIによる二重チェックにも漏れはなく、この場所での問題は特にないようだ。
「ん? なんだ?」
照明の落ちる音が鳴り響くと、次々と非常灯の明かりが消えていく。
蛍光照明とヘッドライトの明かりだけを頼りに勝はエレベーターシャフトへと移動する。
LUK:8 <1D20>3
エレベーターに移送で乗り込み昇降ボタンを押すと、エレベーターはゆっくりと階上へと持ち上がり始めた。
工業地区 第Ⅱ変電所 13:33
「!?」
ずしんと重い衝突音が響いたかと思うと、何かが勝の方角へと迫るような音を立てて、外壁が細かな振動を繰り返す。
<直感>(10) <1D20>15
勝にはそれがなんなのかは掴めなかったが、この場に留まる事が危険だという事は理解できた。
昇降口の階上に到着すると同時にエレベッターから飛ぶと、メガフロート構造部に歪みが生じたのか轟音をたてながらシャフトが折れ始める。
吊り下げていた動力が応力によって捩れ天板が傾くと階下へと一瞬にして落下した。
「あぶなッ!? な、なんなんだ一体!」
間一髪でことなきを得た勝の耳に奇妙なサイレン音が鳴り響く。
行政から米子市民に配給されている端末には緊急避難警報が表示されていた。
最寄の避難区域、又は警察署へと避難するように呼びかけるものだ。
勝は近隣の避難地域を検索すると市民体育館が表示される。
メガフロートの外周に建てられたこの区域からは、かなり遠回りになってしまう。
通信回線がパンクしているのか、シェアライドサービスに連絡を入れても反応が見られない。
工場のロボットもメンテナンスのためなのか、さっさと工場内へと引きこもってしまったようだ。
「こっから歩き?」
勝は心底うんざりしたような顔で剃り整えたあごひげをすりながら、工業地区から住宅地区へと向かった。
連結部 駐車場 14:08
メガフロートの連結部は有事に起こるであろう被害を避ける為に居住施設などを建設する事が禁止されている。
主に無人運転車両の駐車する立体駐車場や、バッテリーを充電するための電気スタンドなどがほとんどだ。
勝は温暖化対策に太陽光の反射能を上げるために白く塗られたメガフロート独特の光景にうんざりしながらも、視界に入った自動販売機へと近寄った。
「あっついな、なんだ水は入ってないのか?」
クレジットスティックを自動販売機に差し込むと、スポーツドリンクを1本購入。
立体駐車場の日陰で座り込みドリンクの蓋を開け飲みはじめた。
ランダムイベント <1D10>9
勝がふと上空を見上げると自衛隊の物と思しき大型ドローンが飛行している。
トラック程度の重さであれば簡単に係留できる方式になっており、あらゆる車種に対応して空輸を行う事が出来るクアッドコプターだ。
メガフロート内ではさして物珍しい光景ではないが、ドローンが運搬しているのは明らかに装輪装甲車に見える。
「なんだ? またドンパチでもはじまったのか?」
今年三十一歳になる勝は二つの宇宙戦争と太平洋紛争を経験している。
両親の手に引かれてこのメガフロートへと辿り着いたのは、彼がまだ幼少期の頃である。
それでもまだ、彼はこのメガフロート内でそういった戦災に見舞われる事はないだろうと考えていた。
混迷した世界情勢から隔絶された地域であったので、外界からの影響が少なかったからだ。
しかしそれも目の前で起こった光景によって否定される事となった。
200メートルほど先にあるビルの屋上から発射されたロケット弾がクアッドコプターへと飛来、慌てて急旋回を行うドローンの上部に直撃すると地面へと垂直落下をはじめる。
一瞬にして起きた光景に勝はほうけた表情で口を開けたまま固まると、飲みかけていた清涼飲料水を取り落とした。
「は?」
ラストバタリオン <1D20>18
続いて周囲から自動小銃の銃声が散発的に巻き起こる。
微かに異なる銃声が別々の場所から交互に聞こえるのを確認して勝は慌てて立体駐車場の中へとかけこんだ。
<探索>(10) <1D20>5
立体駐車場には行政貸し出しの自転車が設置されていた。
クレジットスティックは個人情報の証明にも使える為に問題なく借りる事ができる。
勝は指紋認識部分に指を押し当て自転車の車輪止めを解除すると、自転車にまたがり立体駐車場からこぎだす。
住宅地区 住宅街 15:47
銃声の打ち鳴らされる中を気休め程度の安全ヘルメットを被って走り抜ける勝は、やがて自宅のある居住地区ブロックへと帰還した。
住宅街では住人達が屋外にでると困惑した様子をみせている。
年齢は五十代ほどの一人の女性が自転車をこいでいる勝を呼び止めると現在の状況について訪ねてきた。
「すいません。何かあったのですか? 主人に電話しても繋がらなくて」
「回線がパンクしてるみたいですね、銃声とかも聞こえてきますし、体育館よりも警察署に向かった方が良いと思いますよ」
女性は口元を押さえて驚いた表情を浮かべると、表で井戸端会議をしていた近隣住人の輪に入り、やがて各々避難準備を行うために自宅へと戻っていった。
住宅地区 アパート 404号室 15:58
勝はアパートまで辿り着くと自室のドアを鍵で開ける。
室内に入るとふすまの内部を引っくり返し、しばらく使っていなかったリュックを引っ張り出す。
勝は商売道具であるツールベルトを外すと、ワイヤーカッターを万年床の上に投げ捨てたが、思いなおして再度ツールベルトを嵌めるとワイヤーカッターの他にレンチを数本補充した。
冷蔵庫のドアを開けがらんどうになった内部を漁り、日持ちのしそうな缶コーヒーとスパムをリュックへと詰める。
「缶コーヒーしかない。あとはスパムが二食分に工具箱」
ガスの元栓を締め部屋のブレーカーを落とすと、端末に表示される情報を確認する。
避難所の指定が市民体育館から、メガフロートに存在する駐屯地へと変更されていた。
しかし体育館への避難指示は未だに取り消されておらず、情報が錯綜している状況がうかがえる。
「あと二・三時間で日が暮れる、ちょっと急ごう」
部屋から出る前に蛇口の水を捻ると、清涼飲料水のペットボトルの中身を水に入れ替え口に含んだ。
水を飲み込むと奇妙な痺れが体を襲い、勝は慌てて水をキッチンシンクに吐き出す。
<感染>(21%) <1D4>2
「おぶッ!? ぷッぷッ! なんだこの水、味が変わってるみたいだ?」
顔をしかめながらペットボトルをゴミ箱に放るとタオルで両腕を拭いた。
稀に海水淡水化装置が故障して水道水に海水が混入する事があるが、それともまた違った味だと勝は感じた。
自室から表に出ると勝の所有している電動カブと自転車を見比べる。
有事にいつまでも電気が通電しているとも限らないので、勝は自転車を選択してこぎだすと通りを走り始めた。
連結部 封鎖線 16:44
自転車をこぐ脚に疲れが見えはじめた頃、眼前に蛍光色の反射看板が見えてくる。
多くの乗用車が行き止まりに対してクラクションを鳴らしながらあおり、対応に追われる三名の兵士の姿が遠巻きに見えた。
陸上自衛隊と米国海兵隊が、合同で道路封鎖に当たっているようだ。
可搬式バリケードまで持ち出された上に有刺鉄線まで張り巡らされているほどの念の入れようである。
軍の駐屯地に向かうには隣接する港湾地区へ入るのが近道であったが、どうやらこの状況ではそれもかなわないようだった。
勝はさきほどの墜落被害を思い出し、工業地区と港湾地区が隣り合っている事にようやく気付くと、どうやらテロリストかなにかが港湾地区から上陸したのではと推測した。
もとより警察か軍に保護を求めるつもりだった勝は、胸を撫で下ろすと一人の軍人の元へと近づいた。
「あの、ちょっとお時間もらっても構いません?」
「避難民の方はしばらくこの場で待機をお願いします。市民センターの方で警護に当たっていますので、そちらに皆さんをお運びします」
「おぉ、助かります」
米子市の中央行政区にある市民センターはかなりのスペースを保有する一大公共施設である。
会社仲間の一人から市民センターの地下は、シェルターとして機能するという話を勝は覚えていた。
出来ればメガフロートから脱出したいのが本音だったが、軍に守られているのならば安全だろうと信用した。
<建造>(8) <1D20>15
「ところで君のその格好は? 技術者?」
「突然揺れて着の身着のままで逃げてきたんですよ。一体何があったんです?」
「……それについては目下調査中です。よろしければ少し加勢願えますか?」
勝は黙ってその言葉にうなずくと、他の歩兵達とともに有刺鉄線の敷設に協力する。
慣れない作業に戸惑いながらも、なんとか有刺鉄線を張り巡らせる事ができた。
あまり丈夫な代物ではないので一旦乗り越えられてしまえば、相手が人間だった場合でも簡単に抜けられてしまうだろう。
イニシアチブ(9) <1D20>7
勝の視界の端になにかがこちらへと飛んでくるのをとらえた。
バリケードの手前に設置された有刺鉄線に墜落すると、金属質な音を立てて有刺鉄線を破壊する。
どこからともなく飛んできたその物体は顔面にガスマスクを着けた黒づくめの姿をした歩兵、それがまるでバルーンアートのように四肢が捻じ曲げられていた。
突然勝の聴覚が耳鳴りを捉えると、音の発生源へと視線を向ける。
そこには顔面に拘束具をはめ、頭蓋骨を通した鉄棒をボルトで留めた筋骨隆々の男が、成人女性の身の丈はあろうかという巨大なハンマーを担いで立っていた。
兵士達は突如現れた“ 処刑人”を目視すると、素早く兵士達は射撃体勢に入る。
「Open Fire!」
<コルト AR15A4>(10-3)
<1D20>14・17・20
<1D20>19・11・18
<1D20>16・16・2
<1D8>6+2=8
兵士達の構えた銃砲から三連射が発射されると、こちらへと突進してくる処刑人達へと降り注いだ。
敵はハンマーを体の前面に構える事で、発射された銃弾をはじきながら更に距離を詰めて接近する。
不意打ちに近い形で襲い掛かってきた敵に対して、即応射撃を加えるのは熟練の兵とは言えども難しい。
敵の体格は兵士が子供に見えるほど一回り大きく、その上動きは敏捷だ。
明らかに何らかの薬物か外科手術を施されており、とてもではないが意思疎通が可能な相手には見えない。
銃弾をものともせず怯む素振りすら見せない敵に対して、兵士達は動揺すると押されるようにその場から後ずさった。
「な、なんなんだ、こいつら!?」
「下がってください! 下がれ!」
<ハンマー>(13) <1D20>3
<回避>(5) <1D20>19
<1D10>9+<1D6>4=13
接近してきた処刑人の一人がバリケードを潜り抜けると、兵士の一人に向かってハンマーを振りぬいた。
兵士の体はまるでゴルフボールのように弾き飛ばされると、後方に駐車していた自動車のフロントガラスを打ち破る。
瀕死の重傷を負った兵士を見たドライバーは錯乱状態に陥り、車を急バックさせると後方の乗用車に激突の後、警報機が作動すると周囲は一瞬にしてパニック状態に陥る。
<掴む>(13) <1D20>15
完全に不意を突かれた勝は処刑人の一人に喉を掴まれ、吊り上げられる。
体格の良い勝を片手で持ち上げるほどの力に勝の足は地面を離れ、完全に拘束された状態となった。
勝は持ち前の<怪力>を発揮すると、喉を締め上げる処刑人の指の一本を握り勢いよくねじり込んだ。
「――!?」
「キンキンやかましい、黙ってろ!」
スパナ(17)<1D20>17
<1D4>2+<1D8>5+1=8
痛みに指を抑えて頭を下げた処刑人の脳天に向かって、勝は大型スパナを振り下ろした。
不快な耳鳴り音が止むと同時に処刑人はタックルを敢行、勝は乗用車のボンネットに打ち上げられるが幸い怪我はない。
敵の動きも負傷によって力強さが失われ、かなり鈍くなっているようにも見える。
勝はさきほどフロントガラスを打ち抜いた兵士の脚を引っ張り出して救助すると、腰にさげたナイフを拝借する。
勝からの思わぬ反撃に虚を突かれた処刑人の一人は頭部から出血しながら片手で頭を抱え一歩その場から引いた。
動きの止まった敵の背後から兵士が銃を向けると、ろくな狙いもつける事なく銃爪に指をかける。
「そこの二人、車から離れろ!」
「ちょっ!? まだ撃つな!」
<コルト AR15A4>(10-5)
<1D20>3・15・17・3・9・15・11・18・19・15
<2D8>8+8+2=> 18
勝は負傷した兵士を抱えながらボンネットから逃れると、兵士は自動小銃を連射した。
ほとんどの銃弾は外れてしまったが、二発の銃弾が運よく処刑人の頭部へと命中。
処刑人の一体は脳漿を撒き散らしながら、アスファルトへと前のめりに倒れると絶命した。
<コルト AR15A4>(10-3)
<1D20>1・6・20
<3D8>2+6+8+2=> 18
残っていた処刑人に自動小銃による三連射が加えられると、その場で足元の血だまりに足を滑らせ転倒した。
男達は銃の構えを解かないまま、静まり返った周囲を見渡している。
逃げようとして玉突き衝突を起こした乗用車の放つ、ウインカー音だけが周囲の空間に響いていた。
一人の兵士が積まれた物資の中から救急医療キットを取り出すと、粉のような薬剤を生理食塩水に混ぜ負傷者に動脈注射する。
ナノメディックと呼ばれる人工細菌の一つで、体内の構成要素を捕獲して代謝能力を強化する事が可能な特殊な薬剤だ。
負傷兵の呼吸は若干穏やかになると、仲間達の手によって担架へと運ばれる。
勝はナイフを負傷兵に返すと、最初に飛ばされてきたガスマスク兵へと歩き寄りワイヤーカッターで肩口を突いた。
反応がないのを確認するとガスマスクを剥ぎ、べリべリと皮膚の剥がれる音を立てながらその下にある表情がさらされる。
顔面の皮を最初から剥がれており、眼球の虹彩が白く黒い眼光だけがあらわになっていた。
「なんだってこんなことに? バケモンしかいない」
勝は処刑人の振り回していたハンマーを持ち上げると両手で肩に担いでみた。
重さは二十~三十キログラム程だろうか、とてもではないが振り回して人間を殴り飛ばせるような代物ではない。
それどころか三発以上体に銃弾が食いこんでいるというのに、処刑人には未だに意識があるようで肉体を痙攣させていた。
「新種の病気かもしれない、あまり弄り回さないことをおすすめするよ。ところでさきほどは君の名前を聞きそびれたな」
「伊波 勝です。よろしく」
「私の名前はA・ジャクソン。階級は曹長だ」
両者は軽い自己紹介を終えると、十分後には自衛隊所属の装輪装甲車が現場に到着した。
後部には五名の隊員が同乗しており、さきほど負傷した兵士は優先的に担架で運ばれた。
あまった空間には女子供が優先的に乗りこみ、それから老人にようやく男という順番である。
暇を持て余した勝は避難が済むまでバリケードの構築を手伝い、車両止めと有刺鉄線を組み合わせて前より丈夫な封鎖線を作った。
勝は市民センターへと運ばれる車中で疲れと安心感のあまり不意に眠気に誘われた。
▼
LV:1
NAME:伊波 勝
CLASS:電気設備
STR:17
VIT:17
INT:10
MEN:15
DEX:15
LUK:8
HP:17/17
TP:7
EV 7
D・BONUS +1D8
C・BONUS 1/0 (+0) 10%
・SKILL
《怪力》
・ABILITY
<感染>(21%)
<殴る>(17)
<蹴る>(17)
<防御>(8)
<回避>(7)
・JOB
<直感>(10)
<探索>(10)
<運搬>(8)
<運転>(4)
<修理>(8)
<建造>(8)
・PERSONAL
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<??>(0)
<??>(0)
<日本語>(10)
ITEM
リュックサック(積載3)
ジャンプスーツ
ヘルメット(ヘッドライト)
工具箱
コーヒー (2)
缶詰 (2)
ツールベルト(積載2)
ワイヤーカッター 1D4+1D8+1
モンキーレンチ 1D4