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ねぇ  作者: 黒猫姫にゃお
コワシタイ
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紅夜様


私は、叫んでいる男たちのところに割って入っていく。

男たちは、最初、は?って顔をしていたけれど、私を見て、でれっとした顔になる。そして場所を譲ってくれる。

まぁ、当たり前だけど。私はかわいいからね。許される。当たり前。


そして男子から譲ってもらった場所から、だるそうに校舎に向かって歩いてくる紅夜様を眺める。


はぁぁぁ……。

かっっこいい。紅夜様ぁ……。

今日もかっこいい。

大好き。


私の幸せタイム。



でもそれはすぐに終わってしまう。

紅夜様が校舎に入ってしまったから。

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