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ねぇ  作者: 黒猫姫にゃお
コワシタイ
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人気


正門に車を横付けにして、降りてくるその4人の姿を見ようと、我先にと女子も男子も窓に張り付く。そして叫ぶ。あの4人は男子にも人気があるからね。

まるで、叫ぶことによって、自分の存在を知ってもらおうとするかのように。くだらない。そんなことしても、うるさいだけだ。うぜぇって思われて、視界の隅にすらいれてもらえなくなるだけなのに。

なんて愚か。

なんて浅ましい。


ってゆうか。


ありえない。


邪魔だよ。


見えないじゃない。


どいてよ。


どけよ。


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