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行こう
「チームの住処だ」
瑠奏ちゃんに向けた言葉は、紅夜様が答えてくれた。
「なぜ?」
こてん、と。私は首を、可愛いと言われている角度に傾げる。
「チームのやつらに、亜瑠ちゃんを紹介するんだ」
もう集まってきてる。と、紅夜様が言う。
紹介?
「紹介、ですか?」
「あぁ。ちゃんと紹介しなきゃチームのやつらも分からないから、守りようがないんだ」
なるほど。
「ありがとうございます?」
「ふっ、なんで疑問形?」
……っっっっ!!!
紅夜様が私に向かって笑ってくれた。
ふって。
ふって!




