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ねぇ  作者: 黒猫姫にゃお
コワシタイ
32/63

作る


紅夜様のそばにいられるのなら。


私は。


なんでもする。


「じゃぁ、行こっ!」


嬉しそうに。本当に嬉しそうに私の裾を引っ張り、外に行こうとする瑠奏。


いや、瑠奏ちゃん。


作れ私。


私は誰にでも優しく、可愛い亜瑠。

ふわりとした笑みを浮かべる、亜瑠。


作れ私。







私は、裾を引っ張る瑠奏ちゃんに困ったように微笑む。

「どこへ行くの?今から授業だよ?」


私の言葉に、瑠奏ちゃんは元気に

「だいじょーぶだいじょーぶ!」

にこにこと。


それはそれはにこにこと引っ張って行く。

「ふふ、そんなに引っ張ったら裾伸びちゃう」


「あ、ごめんね!?伸びちゃった!?」

慌てたように裾から手を離す瑠奏ちゃん。


「大丈夫だよ、」

うん。大丈夫。もう手遅れだから。捨てるから。


「どこへいくの?」

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