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ねぇ  作者: 黒猫姫にゃお
コワシタイ
3/63

私は

すいません、主人公腹黒いです。

腹黒いというか、最悪です。不快だと感じた方はブラウザバック推奨です。


ああ、ほんとに臭い。

ありえない。


臭さを放つ、モノたちが喋ることなんて、なにも面白くないのに、なぜそう笑えるのかがわからない。

そして、その笑い方も汚い。

ゲラゲラ

ギャハハハ



煩い。汚い。臭い。




でも私は我慢する。

偉くない?

偉いよね。

ほんと私ってば天使。



この腰まである黒髪をゆるく巻き、ナチュラルメイク。もともとまつ毛も長いし、二重だし、

スタイルもいい。口紅なんかに頼らなくてもぷるっぷるな唇。この甘すぎない声。


まさに、世でいう“ 美少女”。


それが、私ー新花(ニイカ) 亜瑠(アル)


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