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知らねぇよ
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紅夜様が、あんたを呼んでいるんだぞ?
それを?
無視して。
私を誘う?
は?
紅夜様に呼ばれているんだぞ。なにを投げ出しても真っ先に行くべきだろう!
紅夜様が全て!
なのに!
なんで、話し相手が欲しい?
……っ知らねぇよ!
なんで私なんだよ!
私には、なにも、紅夜様の視界さえにも入れないのに。
紅夜様の視界に入っているのに、なぜ。
なぜそこまで紅夜様の視界に入れたことを喜ばない?
私なら、喜ぶ。
泣いて喜ぶ。
なにを投げ出してもまっさきに駆けつける。
なのに。
なのに。
……いや、この考えは私だけだと思う。私の唯一が紅夜様だから。
あいつの唯一は、紅夜様ではないんだろう。
それでも許せない。




