表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

プリンセス ミイロ・アレグランド 3

≪ ミイロ、わかった。力をくれてやる ≫

キルリアがそう言った途端から全身に流れる膨大な魔力。痛い、痛すぎる。目が熱く焼けていくのがわかる。

≪ お前は召喚ではなく、ワタシと同化するようなものだ。今のお前の目は青から赤に変わっているぞ ≫

昔、本の挿絵で見たキルリアは、目が綺麗な赤で歯は鋭く尖っており姿は人の形に似ていた。

チラッと鏡をみた。鏡に映った自分は牙をむいていて目が真っ赤だった。

そして真っ青のオーラをまとっていた。


「ははは!!ミイロ、君は最高だよ!やはり、体内で魔王キルリアを飼っているという噂は本当だったんだねぇ!だが、その様子では使いこなせてないのかな!?」

ハルクのキラキラとした目には私を確実に殺そうとしている殺意が見える。

「僕の召喚魔法も見てもらおう!出てきて、キキ・ゲゲ・ココ!!」

≪ キキ・ゲゲ・ココだと!?一体でもしんどいのに、三体同時に召喚なんて、

あいつもミイロと同じ膨大な魔力の持ち主だな…!! ≫

ハルクもお母様の血を引き継いでいるんだ、召喚魔法についてすごいのは当たり前である。

「魔王が何言ってるの、貴方と私に勝つ相手なんていないわ」

≪ ミイロ…。お前、あいつへの殺意本当にすごいな。あとキャラ変わってるぞ。

カナリアをボコボコにする相手だ、油断は出来ないしキキ・ゲゲ・ココには悪いが…死んでもらおうか ≫

――――― そして、私はあまりにも巨大なキルリアの力に飲み込まれ、暴走した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ