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いつもの日常


翌朝、心地よい眠りの微睡み(まどろみ)の中を弥嗣は堪能していた。

しかし………。

「や~つ~ぐ~、起きてこーい!!学園、行こうぜ!!」

朝から元気一杯の聞き覚えがある声に弥嗣は意識をゆっくりと覚醒していく。

「弥嗣~、早く行こうぜ~。おーい」

尚も響く義哉の声にのっそり、と起き上がる弥嗣。眠たい眼を擦って、ぼんやりと呟く。

「…………義哉……か………ふぁ~」

再び大きな欠伸をする。

そこでまた、催促する義哉の声が響いた。

「あ~、ハイハイ………」

半分、呆れながら弥嗣はゆっくりと準備し始める。



放っておけば遅刻か欠席するであろう弥嗣を義哉が、朝から元気な声で起こし、一緒に学園へいく――――――――平日の朝に起きる、この光景は恒例だ。学園の入学式で知り合ってから。



今日もまた、眠そうな弥嗣を引っ張って行く義哉。いつもの光景がそこにはあった。


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