5 能力
前回のあらすじ
やっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっと物語が進み始めた。かも
とりあえず、メール以外も一通り眼を通した。
大体、予想したとおりだった。
ニュースを見ていたときに思っていた”ゲームみたい”はどうやら合っていたようだ。
大体の、欄は言葉の通りだった。
リストは、参加者のユーザネームがリストにされていたし。
ニュースであったスケルトンと滝、誠二は名前のところにバツ印がつけられていた。
ルールは、普通にこのゲームのルールが書かれていた。
ルールと言うか、やっちゃだめなことが書かれていただけだった。
後は専属の眼神に聞けってことだろう。
フレンドは、多分ゲームにみたいなのだろう。
一件来ていたが、怖いので蹴った。本名みたいな名前だったな。
ヘルプは、運営?に助けを求めれるらしい。ただ、頻繁に使わないでって書いてあった。
ユーザーは、ユーザーネームとかを変えられるようになっていた。
そこから、自分の能力を知れるようになっていた。
自分の能力と銃の種類がわかった。
《洞察眼 ピストル》
これが書いてあった。
能力の詳しいことは知れないが、使っていけばわかるだろう。
ピストルってのは曖昧だ。
いろんなのがある。まぁ、あんまり詳しくないんだろう。
俺がこうやって頭の中で情報を整理していた間も、華蘭は喋っていたようだ。
―――ってことがあったんだけど、どう思う」
「うん、そうだね」
話半分に聞いていたため、軽く返すしかない。
「話聞いてないでしょ」
「うん」
思わず元気よく答えてしまった。
「え、う、うん」
困惑させてしまった。
そんなつもりはなかったんだがな。
「それより、能力試させてくれない?」
「え、あ、いいよ」
困惑して答えてしまったっぽいな。
「ほんとにいいの?」
「うん、いいよ。あとフレンドになろう」
フレンドってのはあれだろう、一件来ていたやつ。
「いいよ」
なんかガッツポーズしているが、友達いないのだろうか。
「それじゃあ、やろうか。能力は?」
割りと乗り気みたいだな
「洞察眼」
何の疑いもなく言う。
こういうときは少しは疑ったほうが良かったのかも知れない。
「じゃあ、私に向かって発動してみて。発動は眼に力を入れるんだよ」
俺は眼に力を入れてみる。
おぉ、少し視界が変わった感じがした。気のせいかも知れない。
華蘭を見ると華蘭の横に情報が見える。
「情報が見れるでしょ。ちょっと言ってみて」
「華蘭、18歳、スリーサi))」
顔を赤くしてビンタされた。
当たり前か。
「能力分かったでしょ?」
「あぁ、よく分かった」
俺の能力は異世界ものでよくある「鑑定」的なものだった。
〚ドン〛
少し遠くで、でも一kmほどの距離で爆発した音が聞こえる。
少ししてから正面の窓から少し風が吹く。
〚ピコン〛
不意にメールの通知のような音を聞いた。
なんとなく、さっきの爆発音が関係してくるのだろう、そう感じる。
横を見ると華蘭も身構えている。
経験がありそうな華蘭も緊張感を漂わせているから、ただ事ではないのだろう。
ふとメールに目をやると、ニュースに一件の通知が来ていた。
《―――――――――
†☽✵神✵☾†が脱落
しました 10:31
―――――――――》
やはり、時間は爆発音と同じくらいの時間に来ている。
それにしても、名前こんなのもできるんだな。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ぜひ感想も書いてください。、、励みになるかもです。