エアーフォースベース
空軍基地と カタパルト
空軍の草案
わがままな 王子さま
帝国空軍 草案
分厚いソレは ギュンターでも、 重い。
「言いたい放題 言ってくれる…。」眠るヒマ等 今のギュンターには なかった。
ユキは、 ギュンターの全てを支えていた。
食事 睡眠等 生活全般。 特に睡眠は、 最低4時間! 眠ろうとしない 社畜な父親を、 涙という 最強兵器で、 打ち負かすユキ。
ギュンターは、 夜の睡眠を4時間 午睡を15分 勝ち取られている。
食事も ドコにでも付いて行き、 三食と 完食を2回以上、 毎日必ず 摂取させられた。
ユキは、 幼女で娘なのにも関わらず いつの間にか、 有能な執事になっていた。 何と アンドロイドの老練な執事長を、 ハヤトからプレゼントされていたのだ。
ギュンターは、 ユキの為の 執事長だと、 完全にノーマークで 受け入れていたのだか、 アンドロイド執事長 セバスチャンは、 ユキに 最強の入れ知恵も駆使する!
ギュンターは、 必要悪 執事長セバスチャンを、 首をフリフリ 肯定している。
きっと、 ハヤトの パーティーメンバーへの、 思いやりなのだ。 効率よく 働かす為の!
ギュンターは、 昼食のおにぎりや 唐揚げを、 あ〜んしながら食べ 草案と睨み合う。
ユキは、 幸せそうな笑顔で パパに、 たまご焼きを あ〜んして、 食べさせた。
「 ゔっ… ゴホゴホ…。」一瞬 ギュンターが、 ムセた?
「パパっ! 大丈夫?」ユキは、 慌てて ギュンターに コップの水を渡す。
たまご焼きは、 ユキの手作りだった。 甘じょっぱい たまご焼きが好みのギュンター。 ユキは たまご3個に、 さとうと うす口醤油、 塩を混ぜて焼いていた。 が! 塩が 固まっていた。 不意打ちの しょっぱさに、 思わず 喉にきたギュンターだが、 手作りしてくれた娘に 罪はない!
「大丈夫だよ?! 書類の要求が あまりに理不尽で、 思わず 失態を演じたな?! ユキのお弁当は、 いつも とても、 最高においしい!」もう あま甘なギュンターだ。
「えへへ~、 ハイっ! たまご焼きっ!」フォークに突き刺さる 大ぶりのたまご焼き!
ギュンターは、 心の中で 恐れおののきつつ、 表情はあくまで 笑顔で、 口をあけた。
さっきのたまご焼きが しょっぱいのなら、 次は 砂糖の固まりか? 予測される攻擊なら ムセたりしないのだ!
ギュンターは、 激甘なたまご焼きを 美味しそうに咀嚼した。
執事長セバスチャンは、 満足気に 見守っている。
・・・・・昼食は、 穏やかに 終わった。
ファフナー(エンシェントドラゴン)は、 仮の エアーフォースベースで、 スカウトしてきた ドワーフの鍛冶屋のGさん一家と、 ぎゃぁ~ぎゃぁ~揉めていた。
「大錬金術師のGさんよぉー! こんな めちゃくちゃな作業工程が あるもんかい!」Gさん鍛冶屋は、 金槌を振り回す。
「父ちゃん! あぶねー! 金槌置いとけっ!」おっさん鍛冶屋は、 金槌をもぎとった。
「じーちやんも 父ちゃんも、 落ち着けよっ! 鍛冶屋が オレ達3人じゃムリなら、 帝国中から 鍛冶屋を連れて来よう!」青年鍛冶屋は 真っ当な意見をした。
「帝国中から? そりゃぁいいなぁ! 一つの都市から ゴッソリ鍛冶屋が、 いなくなるのは 絶対ヤバいが、 鍛冶屋の一つが 抜ける位なら?」Gさん鍛冶屋は、 腕を組む。
「鍛冶屋の腕試しコンクールで、 上位の奴等に 声をかけてみっか!」おっさん鍛冶屋も こりゃぁいいやと、 サムズアップ!
ファフナーおじいちゃんは、 帝国中から かなりな人数の鍛冶屋を 掻き集めるミッションに取り掛かかった。
「転移できるヤツ、 増やさんとのぉ〜。 ワシ 働き過ぎで 過労死寸前じゃわい。」ファフナーおじいちゃんには、 アテがあった。
カタパルトを 最低でも、 30!
ハヤト王子は わがままが過ぎるぞいっ!
いつもは 温厚で、 のんびりして わがままなぞ、 言うコトは ないんじゃか…、 決断の速さと 苛烈さは、 誰に似たのかのぉ〜…。
古竜ファフナーは、 はぁっ…と タメ息を おかしそうについた。
永い人生の中で、 楽しいコトは少ない。
ハヤトは 最高に オモシロい!
カタパルトの30基位 3ヶ月で揃えちゃる!
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リアル 社畜です! ブラックというか漆黒です(笑) ガンバりたいので 応援お願いしますm(_ _)m