ルシファーはいじめられっ子 Ⅰ
大天使達の 派閥争い
大学病院の 教授争いよろしく、 大天使長になる為にも 熾烈な蹴落としあいがある。
燭天使の羽根の数
ルシファーが生まれる時、 神々は こぞって加護を与えた。 何故なら ルシファーに身体の一部を与えた神に、 おもねる為だ。
ルシファーは、 特別な天使だ。 生まれた時から 羽根を12枚持っていた。
天使の羽根は、 2枚。
大天使長でも、 8枚。
ソレまで(ルシファーが生まれる前)まで、 特別だった メタトロンが、 10枚。
ルシファーが生まれて メタトロンは、 一番特別では なくなった。
メタトロンは、 あらゆるイジメを ルシファーに行った。 それは、 筆舌に尽くしがたい卑怯で 汚いやり口で。
ルシファーは、 のらりくらりと メタトロンのイジメをかわしていたが、 ある日突然キレた。
ルシファーの ただ一人の友達たる精霊を、 メタトロンが ルシファーの眼の前で、 消滅させてしまったのた。
「ボクは、 今まで 些事は、 スルーしてきた。 食べ物を使った嫌がらせ、 書物や着衣へのイタズラ 悪ふざけを装った身体への攻擊。 メタトロン お前がやってきたことは、 全部記録してあるぞ!」ルシファーは、 メタトロン他
囲んでいる天使達を、 全員梗塞しながら叫ぶ。
「なななっ…、 何を言ってるっ! 全員梗塞だとっ! ななななっ…、 何をするっ!」メタトロンは、 全く動けない。
「お前達っ! ヤッテしまえよっ!」メタトロンは、 ルシファーを囲む天使達に命令するが 天使達は、 動くドコロか 口も聞けなかった。
「ボクの友達の 仇は! コレだっ!!」ルシファーから 怒の光槍が、 メタトロンの羽根の根本に当たる。
メタトロンの羽根が 一枚、 光の粒になり 消滅した。 メタトロンの羽根は 9枚になった。
「うっ…嘘だぁっ! 羽根がっ! 羽根がっ!」メタトロンは、 直立したまま 全く動けない。
他の天使達の羽根も、 一枚ずつ消滅した。
「メタトロン…、 お前達には ヘドが出る。 もう 顔もみたくないし、 ボクは、 天界にも うんざりした。」ルシファーは、 メタトロン達をそのままに 天界を出た。
メタトロン達の 今日までの所業は、 天界の掲示板全てに 録画ビデオよろしく、 一ヶ月間もの間流された。
メタトロン達は、 天界を追放された。
「棚ボタだよね〜! ラッキー!!」4大天使に 新たに任命された、 大天使達は 肩を竦めながら、 ほくそ笑む。
天界の大天使達の 権力争いは、 一応落ち着く。
神々は、 大天使達の 権力やは、 静観しており ルシファーへは、 全く処罰もなかった。
しかし、 ルシファーは 天界を出た。
ホッとした神々も 多かった。
ルシファーは、 ある場所を目指して跳んだ。
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