クリスマストパーズ
レッドサーペント
くねくね系は 大嫌いだ!
Gの カサカサ系は、 モット大嫌いだ!
てか、 虫は ダメだ。
いやいや、 カタツムリとか 家ナシカタツムリも大嫌いだ。
作戦会議
夕食は、 某有名ホテルのディナーを お取り寄せした。 中華の回転テーブルに 料理が並ぶ。 ボクは、 やっぱり ビーフステーキ! 300gのサーロイン! 他の料理も食べたいから 控えたよ。 ヒラメのカルパッチョや アワビのバター焼きも 食べたいから!
食後 テーブルは、 真っ白な テーブルクロスがかけられた。 宝石が 際立つからね?
透明な石ように、 ところ何処に 真っ黒なクロスも置いてある。
回転テーブルに、 次々に並べられる 宝石達!
水晶
クォーツ
アメジスト
シトリン
クリスマストパーズ!
自然水銀のガラス壺!
「ギュンターとスコットは、 自然水銀を
こんなに沢山採取できたのか! 凄過ぎるっ。」ボクは、 自然水銀の入った ガラス壺に、 驚愕した。 どんな場所で 採れたんだろう!
「まぁ、 普通に 自然水銀の泉があったよな?」スコットは、 説明を ギュンターに丸投げする腹づもり バレバレ!
「ハイ、 魔物を倒しながら テキトーに歩いていたら、 自然水銀の泉がありましたね? ガラスの壺に 魔法で詰めてたら、 段々泉が小さくなり 消失してしまいました。 」肩を竦めるギュンター。
「ケチくさい 泉だったよな? 自然水銀なんて 珍しいからさぁ、 採取した3倍は ほしかったよな?」ギュンターに同意を求めるスコットも 肩を竦める。
「嫌味なオーク達が ワラワラ自然水銀の泉を囲んでいて、 オークを 五百匹は、 倒しましたよ…。 メンドー…。」ギュンターは、 嫌そうに しかめっ面になる。
「オークメイジとか、 オークナイトとかよぉー、 オーク面なのにナイトだぜ? 腰布まいたナイト(騎士)とかさぁ?」やはり、 嫌そうにしかめっ面になるスコット。
「フォッフォッフォッ! SSSランク冒険者2人がのぉ〜…、 嫌がっておるわい! フォッフォッフォッ!」おじいちゃん 言い方!
「オークキングが 3匹いたんだぜ? ドロップアイテムや 魔石を、 竜巻でぶっ飛ばしながら オーク共を、 ぶっ倒しながら 自然水銀を集めるのは、 マジでメンドくさかったぜ!」
うん! わかるよ! ドロップアイテムが 邪魔になるんだよね!
「オークとは、 何故か大群になります。 繁殖力の塊で 暑苦しいし!!」うん、 オークの大群は 脅威じゃなくて、 面倒くさい!ってコトなんだね?… … 、 知ってた。
「自然水銀は、 錬金術師の必需品の1つだし 他の業種からも、 需要は高いので 相場は高い! 山分けは 有り難いです! 売りませんけど!」シエラも嬉しそうに 水銀のガラス壺を数えている。
「ハヤト達も 結構凄いぜ!!」
「アメジストやシトリンまでは、 まぁ わかりますが? クリスマストパーズですか?」ギュンターは 呆れ顔だ。
「フォッフォッフォッ! レッドサーペントがでたのじゃ。 レッドスネークじゃなく、 レッドサーペントじゃよ!」ファフナーおじいちゃんは とても楽しそうに笑う。
「レッドサーペントが サーペントの大群の中に、 混じって襲ってきたんです!」シエラは、 今さら ぶるりと、 身体を震わせた。
「私は、 くねくね系は 大嫌いなんですっ!」
シエラさん、 普通の人族は 嫌いでしょ?
「おじいちゃんが 大規模土魔法で、 マントル近くまで 掘り散らかすから! 湖から サーペントの大群が 襲って来たんだよ!」ボクも その、 おぞましい光景を思い出して ブルリと身震いしたよ。
「フォッフォッフォッ! レッドサーペントは クリスマストパーズを落としたんじゃから、 結界オーライじゃわい! フォッフォッフォッ!」
そりゃあ、 虹色に輝く クリスマストパーズは、 美しいけど アルティメットアナイアレーションとか、 ディストラクション系の魔法を考えちゃったよ! ダンジョンで使ったら ダメなヤツだよ!!
5階層の ボス部屋には、 オークキングが いたけど スコットが、 わんパンで ドロップアイテムにしちゃった! トレジャーBOXは、 木箱。 運が一番いい ボクが開けた。 中身は、 パパラチアサファイアのハイヒール! サイズ自動調整なので シンデレラはナシだな。 一応 ボクと スコットが、 履いてみたんだ。
女の人って、 何で こんなの履いて、 歩いたり走ったり出来るんだろ?
スピネルダンジョン
第6階層 砂漠ステージ?
「結構 広そうだぜ?」
「この階層は、 団体行動がよさそうじゃの?」
スコットと、 ファフナーおじいちゃんに 全員合意! そして、 暑そう!
ボクは、 身体中に 薄く、 リフレクションシールドをかけた。
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