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シャンパンピンク

  宝石珊瑚の夢

 

 漆黒の冷たい海の中

 一年に数ミリ成長した 

 

 

 


  死闘 クラーケン


 南の無人島 2日目


 スコットは、 嬉々として死闘を繰り広げていいた。

 ハヤトに出して貰った 海賊船は、 昔話の木造帆船だった。  


 全て 過去形だ!


「レインっ! もう 漢のロマンはヤメだっ! 翔べっ!」


「コイツラ(クラーケン)、 いったい何頭いるんだ?!」空中に跳躍して、 海面にのたくる大ダコの脚 脚 脚を 睨めつけるレイン。


「空中に 一頭ずつ、 オレが浮かすから レインが小間切れにしろ!」


「聖剣 さびないよなぁ・・ 」思い切りイヤそうな顔をする。


「スゲェ経験値には なんだから、 サクサク殺るぞ!」


「リョ~カイ!」


「一頭メッ!」

 スコットは、 海賊船よりデカいクラーケンを 空中に浮かした。


「セイッ!」レインの 聖剣エクスカリバーは、 クラーケンの頭と胴を 真っ二つにする。


「ドロップ品は まかせたぜっ!」スコットの 胸元かチカッと光った。


「2頭メッ! よっと! 」スコットと レインは、 結局 その後18頭 クラーケンを倒した。


「最初襲って来たヤツが 一番デカかったもんね?」キレイな布で 聖剣をフキフキしながら、 レインが愚痴る。


「コイツら、 3頭目ヤッた位から 団体できたからな!」


「シエラ達は、 こうなるってしってたな?!」


「面倒くさいって、 着いて来なかったから 絶対そうじゃん!」


「流石に疲れたゼ!」救難ボートで プカプカ浮かびながら、 スコットとレインは反省会をした。


「クラーケンは、 もうイラン! 2度と かかわらん!」


「船上での戦闘とか、 マジでやりにくかったしね! 船員が ロボじゃなかったら、 大惨事だし。」


「船乗りってのは、 酔狂な仕事だよな?!」


「海賊とか、 ヤバいっす!」


…プカプカ… …プカプカ…


…ズ ももも〜〜


「「 !!! 」」


波間に見えてきた 小島が オカシイ!


「「 何だ? アレ?」」




✡✡✡✡✡


 潜水艇は 海底に沿い静かに進む。

漆黒の世界。 時々 ひょうきんな深海魚や、 不思議なクラゲが、 突然あらわれては 遠ざかる。 時間も ゆっくり流れるようだ。


サーチライトの先が 煌めいた?


「みつけた!」


宝石珊瑚が ぽつり ぽつりと煌めいている。


✧宝石珊瑚です!✧


✦綺麗だね!!✦


✤あるトコには あるんだネ! ✤


✦言い方っ! ロマンチックなロケーション台無しだし…。✦


✤ハヤトって、 乙女チックなんだネ!✤


✧純粋といえます!✧


✤むむむっ! ✤


✦ハイハイ そこまで! 赤や白 イロイロあるケド 一本ずつ、 選ぼう?!✦


✤ええっ! 根こそぎ拾わないのかい?✤


✦一年に 数ミリしか育たないんだろ?✦


✧星界です。✧


✥何か 勿体なくない? 三本ずつにしない?✥


✦シエラ? 欲張りですか?✦


✧強欲!!✧


 ハヤトは シャンパンピンクを選ぶ。

 シエラは ピジョンブラッド。


二人とも やさしく手折った。






 

 



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