珊瑚礁
海の砂漠
大陸にある砂漠より、 海の砂漠の方が多い。
何故なら、 太陽光が届かな海中は 全てが、
海中生物にとり 砂漠と同じ環境だからだ。
太陽光がなくても、 育つ海中生物は 特殊な生態持ちか、 海中活火山等の地熱等で 大量発生するプランクトンや ソレに群がる小エビをエサにする、 珍妙な生物だったりする。
ダイビングは楽しい!
南の無人島到着!
キラキラの美しい海!
白い砂浜!
珊瑚礁に囲まれて おだやかな波!
沖に停泊している 真っ白なオーシャンアロー!
絵画のようだ。 砂浜の切れ目に 海の家を、 ボクの旗艦より転送させる。
✤スピカ! めちゃくちゃ便利で凄腕! ヤッパり欲しいですね✤
✦次 しつこく言うなら、 ボクは帰る!✦
✤またまたぁ! 子どもみたいなことを!✤
✦ボクは、 10歳の子どもですう!✦
✧いつでも 転送できます!✧
✤降参だよ! 二度と スピカ、 欲しがりません!✤
✦アハハハっ! シエラ? ジョークだよ?!✦
✧モチロン ジョークです!✧
✤ちぇーっ! ひどくないっ?!✤
「晩メシは、 バーベキューだな?!」
「そうですね! 折角 南の無人島なのですから、 食材は 現地調達しましょう!」おいおい ギュンターさん? もう 海パンですか?
「ワシは、 陸を探検して 食材探すかのぉ! フォッフォッフォッ!」ファフナーおじいちゃんは、 ○○探検隊のカッコしてる!
「じゃーん! 褒めるのじゃ! 」セーラが ペッタンコの胸を張り、 ビキニで ポーズ!
スコットは、 ダイビングスーツに 小型の水中スクーター?を 波間に浮かべて、 何やら確かめ中!
「皆さん、 気が早いですね! ゆっくり楽しみましょう?!」シエラは やや引き気味だ!
「みんな! 17時には 集合してね! 絶対危険は回避してよ!」
「全員、 スクール水着の メイドロボと ペアで活動すっから、 心配いらんさぁ!」スコットの メイドロボは、 ちゃんとダイビングスーツ使用だ?! 不思議だ!
「「「「「 行きまぁーす(ぞい)! 」」」」」 それぞれの 目的に出発したよ。
「ハヤトは?」
「ボク、 最近 一ヶ月位、 毎日 ダイビングしてたからね! 海中には 焦って行かなくてもいいかな? 目的は、 調査してから 果たすよ。」ちゃんと スピカに指示は、 出してるんだ。
「そっかぁー! 私は、 ハヤトと行動するよ。」シエラは、 海の家の前に ビーチパラソルを立てて、 お茶の準備を始めた。
「ハヤトの目的、 聞いてもいいかい?!」
「ボク、 宝石珊瑚を 両親に、 プレゼントしたいんだ。 あと、 妹には かわいい真珠を、 見つけたい!」ビーコン(潜水艦が、 深海を 探査中)に、 場所を確認してもらってる。 何か、 沈没船があったと 報告もある。
「いいのが 絶対見つかるね!」シエラの メイドロボは、 トロピカルフルーツパフェを 作ってくれた!
「ハヤト、 プリンアラモードご馳走して?」
シエラは、 プリンアラモードが 気に入ったみたいだ。
「メイドロボは、 シエラが創ったの?」
「アレは、 オーシャンアローの装備品だよ。 搭乗者一人ひとりに 一体つけられる。 伝説の勇者様は、 多分凄く心配症な 優しい人だったんだよ。」アーティファクト凄いな!
「そっか! 伝説の勇者か…。」
「ニホンからの 転生者で、 この世界の基本は ニホン人好み?らしい。 料理や調味料、 お酒や何かも ハヤトの好みだろ?」ボク、 ニホンからの 転生者って、 話してないけど?
「名前だよ、 ハヤトって名前 勇者の末裔とか、 結構いるしね? ボクのお祖母様の名前は、 サクラ(桜)だし。」シエラは、 勇者の末裔なんだ!
「勇者の末裔とか、 世界各国の 王侯貴族は、 多分殆ど 勇者の末裔だよ!」マジか!
「勇者も、 多ければ 100年の間に、 何人も出現するしね?! 勇者って、 危険な冒険とか 挑戦(ウルトラ強い魔物等)したりして、 結構 短命だったりするんだって!」
「シエラ、 さっきから ボクの返事より先に、 会話すすめてるよね?」
「ハヤトったさぁ、 心を読まなくても 考えてることが、 顔に書いてあるもん!」
✧ピンポン! ピンポン! ピンポン!✧
「スピカさんや? 3回も鳴らしたね?!」
「アハハハっ! ヤッパおもしろいっ!」
「ソレで? シエラは、 能力抑えまくってるけど ソコは内緒なの?」
「天界の煩わしさは 辟易してるのさ! 今回で、 バレちゃったけどね。」
「そっかー、 災難だったね!」
「でも、 戻れないし 戻ろうとも考えない! 私が戻ったら 戦争になるよ(笑)」
「階級や役職が、 命の人?結構多いもんね!」
「何番目に偉いとか、 ライバルとかね?! 私は、 ソンナのどうでもいいね!」シエラは、 でも ちょっと寂しそうだ。
「ボク達、 マブダチなんだし もう寂しくないんじゃん!」
「アハハハっ! マブダチ! マブダチ!」シエラは 破顔した。
「皆、 楽しんでるかな?」
「スピカ! 映してくれる?」
ボクとシエラ、 クーラーの効いた室内の 大型プロジェクターの前で、 ゆったりしたソファに並んで座った。
「スコットだね?」
「スコットだ!」
大型プロジェクターには、 大きなタコを 次々と仕留め、 そのタコを メイドロボが、 アイテムBOXに拾っている姿が 映しだされている。
「メイドロボとの、 連携バッチリだな?」
「アンナにタコいる? あっ…、 カニにターゲット変更したよ! タコって カニが大好物だから、 同じトコに 結構いるからね!」
「そうなんだね? 大きなウニもいるね? まだ そんなに深くないのかな?」
「太陽光がギリ届く感じかな?」
「太陽光?」
「そうなんだよ。 太陽光が届かないと 海藻が育たないからね? 生き物も 生きられないんだよ。」ボクは、 海って ドコも同じ感じだと、 何となく思い込んでた!
「シエルの説明 凄く勉強になったよ!」ボクは、 海の色んな話しを 教えて貰ったよ。
✤レインだね?✤
✦シャコ貝見つけたね! アワビにサザエか! 貝類が 好きなのかな?✦
✤美味しいからね!✤
✦ホタテもデカい! バター焼きかな?✦
✤バーベキュー楽しみだ!✤
✦セーラとギュンターは?✦
✤セーラは 牡蠣を採ってるのか! アレは、真珠ねらいだよ!✤
✦えっ! 牡蠣に真珠?✦
✤南では 真珠貝より、 岩牡蠣から真珠は見つけ易い。 岩牡蠣は 結構群れてるけど、 真珠貝は 見つけにくいからね! ホタテは沢山いるけど 真珠は育ちにくいんだよ。✤
✦ほぇ〜、 イロイロあるんだ!✦
✤きっと、 メイドロボが教えたんだよ!✤
✦あっ! ギュンターは 魚突いてる! ✦
✤ギュンターは、 海パン一丁とか 以外だよ。✤
✦そうだよね! ワイルドなんだなぁ!✦
✤ファフナーおじいちゃんも めちゃくちゃワイルドだ!✤
ファフナーおじいちゃんは、 エンシェントドラゴンの 小型化になって、 無人島に 小道を造りつつ! 果物や 野草を、 背中のバスケットに 魔法でポイポイ放り込んでいる!
「夕方には、 無人島に エンシェントドラゴン作 立派な石畳の道が 張り巡らせるてるよ!」
シエラは、 また アハハハっと、 楽しそうに笑った。
夕方17時
「大漁だね!」ボクは、 テーブルの上の 戦利品に ヤッパり驚いた。
メイドロボズが、 バーベキュー用に 下ごしらえを、 超スピードでしてるのが 早送りみたいで、 オモシロイ!
帰還組みは、 準備の間に お風呂に行った。
ファフナーおじいちゃんも、 ちゃんと人型になって お風呂に行った。
無人島の地図も しっかり作ってくれてる!
果物や 野草の分布付きだ。 危険な魔物や 動物は、 いないそうだ。
この無人島は、 時々遊びに来たいなぁ!
「この無人島は、 ハヤトの所有だよ? 大海にポツンポツンある無人島は、 所有権は 発見者にあるからね! 名前をつけたら、 ハヤトの島さ!」また、 顔に書いちゃってたかぁ!
「バーベキューしながら、 名前を相談するよ!」
「カンパーイ!」☓7
「メイドロボって、 スッゲぇー使えるな!」
「スコット専用だから、 ずーっと使ってあげてよ!」シエラが笑う!
「「えぇーっ! いいのぉ(か)?!」」ハモるレインとセーラ(笑)。
「助かるのぉー!」
「もう メイドロボなしとか、 悲しいレベルで 使ってますからね! 嬉しいです。」ギュンターも とても嬉しそうだ。
「伝説の勇者の アーティファクトだから、 伝説の勇者にお礼は言ってよ?! 普通なら、 船の外には、 出て来ないんだけど このメンバーは、 特別みたいなんだ! 私も 最初驚いたよ!」シエラは、 考えたら負けな事案だから みんな、 普通に喜んでよと、 ケラケラ笑う。
ボク達は、 素直に伝説の勇者様に カンパイし、 感謝した。
「シャコ貝の刺し身! ウメぇなぁ! 貝柱も ヒモも コリコリの ウマミがたまらん!!」スコットは キンキンに冷えたビールを、 ぐびーっとアオッた!
「タコ刺しに、 タコ唐揚げも めちゃくちゃ美味しいよっ! ウニとか もう泣きそうに美味しい!」焼きウニも 本当にウマい!
「岩牡蠣は 冷酒のタメにあるんじゃ! むむ〜ん! 焼きウニも 冷酒にあう!」ファフナーおじいちゃんも ご機嫌だよ。
「ギュンターさん、 ワイナリーに一度連れて行ってください! 私も沢山買っておきたいです!」シエラは、 ギュンターのお酒類が 気に入ったんだね? 9歳だからね? 一応…。
「あした、 豊穣都市のワイナリーに 転移しましょうか? 海は 逃げませんし、 私はかまいませんよ?」
「明日 お願いしますっ!」シエラとギュンターは、 カチンとグラスを 鳴らした。
「メイドちゃん達も バーベキュー食べられたらいいのにねっ!」セーラは、 優しい娘だ。
「星も コボレ落ちそうに、 煌めくんだな!」レインも、 夜空の星に 大感激! なんだけど〜、 めいっぱい頬張って もぐもぐしてなきゃあ、 説得力あったのに、 残念!
「大ダコとは、 格闘にもならんかったからなぁ! ヤッパなぁー、 クラーケンクラスじゃねぇと オモシロさにかけるぜ!」スコットさんや? フラグ立てヤメてね?
「ワシは、 リバイアサンを食いたいのぉー! 久しぶりじゃしー!」ファフナーおじいちゃん! フラグ立てヤメてってば!!
「シー・サーペントのステーキ! めちゃくちゃウマいらしいよ!」レイン! タコの足! はみ出してるぞ! もうっ! 絶対フラグ立っちゃったよ!
「ハヤトの 宝石珊瑚は、 深海にいるからね?! クラーケンとシー・サーペントは確実に 襲ってくるさ! 運が良ければ リバイアサンも襲ってくるよ! アハハハっ!」シエラは、 本当が楽しそうで なによりだよ…、
クスン…。
バーベキューは、 本当に美味しかった。
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