ジャスティンブルーローズ
ジャスティス(正義の勇者レイン)
ブルーローズ(奇跡を成し遂げる聖女セーラ)
パーティー名は
ジャスティンブルーローズ
新天地
工業都市ギガンテサイトにある、 凄腕鍛冶師の 専属冒険者になった。
勇者は レインに決まった、 聖剣エクスカリバーは ド派手な大剣で、 暫く 大聖堂に、 飾られていた。
勇者のたまごの称号は、 何故かそのままだった。 多分 レインのスペアなんだろう。
拠点に帰還し、 細々(ほそぼそ)と 訓練をしていたら、 件のレイン達から 工業都市ギガンテサイトへ 一緒に行こうと誘われた。 凄腕鍛冶屋を 紹介するという。
パーティー クールフォーリーブスは、 勇者のたまご二人 聖女二人の、 四人組だ。
即断した四人は 工業都市ギガンテサイトを、 新天地とした。
厳つい顔のドワーフ鍛冶師ヤコブは、
ポルタフォルトゥーナと 経営提携を結んだ。
その流れで、 現勇者パーティーと専属契約の紹介も してまらう。
必要素材確保は、 クールフォーリーブスと専属契約を結び 集めてもらう!
所詮 鍛冶屋は鍛冶屋、 経営者は出来ないし専門家を経理に饐えて 素材確保は、 冒険者にまかせる。
ヤコブと弟子達は、 鍛冶に集中する。 ソレが、 一番いい方法だろう!
ジャスティンブルーローズは、 今 帝都に拠点を移し、 入学準備中。
遺跡ダンジョンの ベヒモスと黒竜の素材で創る、 武器防具を、 ヤコブの鍛冶屋にまかせる。 完成には、 数年かかるが、 卒業までには 完成するだろう。
そして、 遺跡ダンジョンの宝箱から出た金貨から クールフォーリーブスの、 運用資金も出している。
勇者のたまご仲間の、 再出発資金を 宝箱の金貨で賄うは、 レインとセーラには 当たり前の事と 考えられたから…。
お金は、 いつでも稼げるのだから!
そして…、 工業都市ギガンテサイトのある工房では、
「おかしいわ?! ヤコブの鍛冶屋は、 何故まだ潰れないのかしら? 」魔術師錬金術師の ハーフエルフ ヒナゲシは、 不機嫌に 弟子達に当たり散らす。
「何でも、 事務員と 冒険者パーティを、 専属で雇ったそうです!」
「はぁーっ? そんな軍資金ないハズよっ!」
「何でも、 勇者パーティーが ベヒモスとかの、 希少なレア素材を持ち込み 宝箱の金貨を、 報酬に前払いしたそうです!」
「ベヒモスですってぇー! オークションでは 高額で魔術師錬金術師ギルドが、 買い占めたのにが ムダだったということ?!」
「お師匠様! お鎮まりを! 鍛冶師ギルドは、 勇者パーティーの依頼で 数年単位で、 手一杯になります! その間に、 工業都市ギガンテサイトの 実権は、 お師匠様のモノになりますよ!」
「ハァハァ…、 そうかしら? そうに決まってるわね! 三年に1回帝都で開催される 産業物品大会で、 今度こそ アタクシの作品を、 最優秀賞にしてみせるわよっ!」
「「「 もちろんですともっ!」」」
「オーッホホホ ホホホっ!」ヒナゲシの哄笑が暫く続いていた。
「ファフナーお爺ちゃん、 帝都で ジャスティンブルーローズの、 お目付け役してるなんて 結構、 子ども好きだったんだね?」
「ホントになぁ? 歴代最高の勇者に レインを育てると、 フンスフンス 鼻息荒買ったよな?」
「ふふふっ、 楽しみですね。 ギガンテサイトの 巻き込まれ事件は、 簡単でした!」
「ソレって、 フラグじゃね?」
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