アムピトリーテー
雌雄同体
言質は とられていない!
カイジンは、 海神だった!
アムピトリーテー
トリトンと 海岸線をのんびり旅して、 一ヶ月程 とてもキレイな満月の夜だ。
「コワイくらい、 凪いだ海だな!」
「全くです。 月も大きく感じますね!」
「ねぇ! ア・ソ・コ! 何かキラキラしてない?」ボクは ちょっと焦った。 オカシイ! トリハダがたっている。
トリトンは、 もう、 とっくに眠っていた。
ズズあ~~~っんん~んん~!!海水が べらぼうな高い山脈に 盛り上がる!
「「「 シールドっ! 」」
ツナミは ロボにの前で ピタッと止まり、 ゆらゆらゆ・れ・ている?
「こんばんは~! トリトンを迎えにきました。 母親のアムピトリーテーですうー。」海水の中に 何となく、 綺麗な人の顔が見える!
眠っている トリトンを、 アムピトリーテーは そっとやさしく受け取った。
「トリトンは、 まだまだ幼体で コレから女の子になります。 雌雄同体だったのが、 今夜女の子になるのですよ。 ふふふっ! ハヤト殿が コの娘の夫になってくれますか?」
「エエエーっ! ボクは、 まだ子どもですし、 多分 許嫁の3人位おりますので 婚約など考えられません!」速攻で断る!
「オホホホっ! まぁよろしいですわ。 大切な時期に コの娘がお世話になりました。 ありがとうございました。 また 必ずお会いしましょうね! オホホホっ!」アムピトリーテーは、 さぁーっと 潮が引くように、 海に消えて行った。
「雌雄同体だったのかぁ! ハヤト 危なかったぞ!」
「そうですね! 海に拐われる所でしたね!」ギュンターも めちゃくちゃ渋い顔をした。
海の女神と ポセイドンの子どもは、 雌雄同体で生まれて 許嫁の性別で、 雌雄を選択させるらしい… ボク、 言質とられてないもんね! とられていないハズ!
トリトンは、 女の子と何人か 仲良く話していたよね?
何故、 雌を選択したんだろう?
むむむっ…、 本当に ナゾで、 考えてもわからん! なら、 アッチの方にうっちゃろう!
はっ…、 として開いた右手には 真っ白い大きな真珠を握っていた。
スコットは、 黒真珠。 ギュンターは、 黄金の真珠だ。 2cmは有りそうな 真円の真珠だ。
「大切にしまっとこう!」ボク達は、 アイテムBOXに入れた。
トリトンは、 突然現れて あっという間もなく 海に消えた。
ちょっとだけ、 人魚姫の物語を思い出した。
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