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エレメンツハーベスタ

 エレメンツ(四元素)

宇宙で一番強い生物は 父ちゃん(ポセイドン)

でも ちっとも、 遊んでくれんから、 大嫌いだ! 

いつも いつも、 お尻をぶつしさ…。


トリン(トリトンの渾名)の、 エレメンツハーベスタは 使っちゃダメとか、 ダルい!



  サクラ貝のペンダント


 トリトン5歳を、 拾ってから ポルタフォルトゥーナの日常は、 崩壊した。

 朝一で海に潜り、 トリトンに朝ご飯を食べさせる。 貝類や エビやカニ、 タコが大好きなトリトン 海藻も、 モリモリ食べる。


パリンパリンっ、 むぐまぐ!

かちゅん ちうちう! ごっくん!


 しあわせそうに、 海中で サザエを割って食べ、 牡蠣を啜って食べる!

 日頃聞いたコトのない、 咀嚼音の食事風景が繰り広げられる。



「お兄ちゃんは、 エビ食べないの? タコもおいしいよっ?」トリトン…、 タコの吸盤が かわいいほっぺに、 貼りついてるよ?。

「お兄ちゃんは、 トリトンの朝ご飯が終わったら 陸にあがってから、 食べるからね? 大丈夫だよ!」手のひらサイズの 岩牡蠣を、 アイテムBOXにいれながら 1個トリトンに手渡す。


かちゅん ちうちう!


「岩牡蠣 最高! ちうちう!」


「そろそろ あがるよ!」


「はぁーい!」


ボクとトリトンは、 白い砂浜へ転移した。

「「 ただいまっ! 」」


「「 おはよう(ございます)!」」


「岩牡蠣のいいのと、 タコとれたけど?」


「あ~、 そりゃあ 昼飯はパスタだな!」

スコットが嬉しそうだ。


「楽しみですね! 私は 両方たべますよ!」ギュンターも 破顔する。


「???」トリトンは わからないみたい。可愛らしく 首を傾げている。


「トリトン、 赤いトマトケチャップのパスタ(スパゲティ)食べたろ? トマトケチャップ味じゃない 牡蠣やタコのパスタもあるんだよ。」

トリトンは、 陸上の料理に 馴れていない。


「父ちゃん達は、 色んな料理も食べるけど トリン(トリトン)は、 お外(海中)で 自分で、 食べ物探して そのまま食べてたんだ。」そうだね、 子育てする 魚とか、 珍しいよね?


「偉かったな! トリトンは りっぱな男の子だぞ!」スコットも ギュンターも褒めて、 トリトンの頭を ナデナデした。


「岩牡蠣も おいしいけど、 果実水もおいしい! スコットのオムレツ大好きっ!」小さなお腹は、 ブラックホールらしい!


「今日は、 ハイキングに行きましょうか?」 ギュンターが誘うと、


「行くっ!」と5歳の幼児の満面の笑み! ズッキューン! ポルタフォルトゥーナは 全滅した。



「角うさぎと スライムは、 かわいかったぁ! ゴブリンは ウルサイから嫌い!」何でも 楽しそうに、 感想を話す。


「陸上の 花や木も、 海中と同じで 揺れるんだね?! あつ キレイなお花っ!」


「「「 ダメっ(だ! です!)」」」 


びっくりして、 手を引っ込めるトリトン。


「毒草ですよ! 動物や魔物よりも、 草や花 木の実にキノコは 子どもには、 危険です。」


「そうだぞ! 一発で死ぬからな? そのへんの 知らない草木は、 触っちゃイカン!」


「そうだよ? トリトン、 とてもキレイな花や 美味しそうな木の実は、 大人に安全か 聞いてから、 触るんだよ?」

 

「わかったぁー!」トリトンに 差し出したてを、 しっかり握りなおすとか やっぱりかわい!





「ココらで、 昼飯を作るか!」


「何か 果物を探してきましょう!」


「トリトンとボクは、 椅子や テーブルを、 セッティングして カトラリーを並べた。」


「お兄ちゃんは、 魔法結界上手だね! トリンは、 攻撃魔法が得意だけど 結界は張れないんだ…。」トリトンは、 しょげかえる。


「じゃあ、 お兄ちゃんが 結界魔法付与の、 カッコいい ペンダントをあげよう! そのかわり 明日 テングサ集めるの、 手伝ってね!」


「わぁーい! やったぁーっ!」首にかけてあげた、 魔法攻撃無効と 物理攻撃無効のネックレスを、 飛び跳ねて喜ぶトリトン。

魔導具のペンダントがあれは、 ボク達も安心だ



「美味しそうな 桃の木を見つけました! 食後に 皆で集めましょう!」ギュンターは、 一人1個ずつ 黄色くて、 大きな桃を配った。


フルーツ皿に乗った桃は、 風魔法で 皮をクルンと 食べる直前に剥くよ。



「岩牡蠣の クリームパスタうまいなっ!」


「タコの ペペロンチーノも、 食感がいいですね! むちむちと ツルツルが、 何とも!」ギュンターも 笑顔だ。


「人族は、 岩牡蠣もタコも 色々な食べするんだね!」チュルん!と パスタをすったトリトン、 ズッキューン! 本日何発目かを 皆で喰らった…。


 食後の、 黄色桃は ジューシーで、 甘くて 良い香りで 本当に美味しかった。



 ボク達は、 食休みも程々に いそいそと桃狩りに勤しんだ。 暫くは、 美味しい桃が食べられる。




 読んで下さりありがとうございますm(_ _)m

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