ココは何処?
目覚めたけど
目覚めたのは 理解出来るけど
新しい生活
冒険者ギルドで ギルドカードを、 作ってもらった。
朝目覚めてから、 自分の名前がわからない。 言葉は理解できる、 身体的な不具合は 感じられない。 眠っていた宿の女将さんは、 昨日、 道端で倒れていた自分を 親切な冒険者が、 宿に運びこんでくれたそうだ。
旅行鞄は、 その冒険者と 女将さんが、 二人で確認したそうだ。 着替えや財布が入っており、 財布と別の革袋には 金貨20枚も入っていた。 旅行鞄は、 女将さんが預かってくれていた。
冒険者は、 旅行疲れで 気を失ったのだろう。 一晩眠れば 目覚めるだろうと、 名前も告げずに去ったそうだ。
「いい人に 発見されて良かったよ! 運が良かったのさ、 あんたは!」と言ってくれた。
運が良かったのだろうか? 自分の名前も 住所も、 年齢さえわからないのに?
「名前が思いだせないのかい? ソンなことがあるのかい?」女将さんは、 昨日の冒険者は、 帝都の顔見知りでは なかったとしかわからないという。 冒険者ギルドで ギルドカードを作れば、 名前と年齢は 判明するし、 兎にも角にも 冒険者ギルドに行ってみなと、 教えてくれた。
貧しい服装ではないものの、 武器防具は 持っていないので、 冒険者ではないだろが とにかく、 冒険者ギルドに来てみたのだ。
冒険者ギルド受け付けで、 名前も年齢もわからないこと ステータスを知りたいことを、 相談した。 普通なら、 名前と年齢 職業を用紙に書き、 アーティファクト魔導具で ギルドカードと照らし合わせ 登録するらしい。
帝都冒険者ギルドの ギルドマスターが、 記憶喪失なら仕方ないので 特例として、 ギルドカードを作る許可を 出してくれた。
冒険者登録は、 されていなかった。 水晶球が光って 出てきたカードには、 名前と年齢 魔法使いと描かれていた。
【名前】 リリベット
【年齢】 22歳
【職業】 魔法使い
「リリベットさん、 魔法使いさんなんですね? 今回 初めての、 冒険者登録となりますので 支援金を最高で 金貨1枚かりれますよ? 記憶喪失なら 宿代や食事代必要でしょう? 冒険者ギルドの寮なら 低額で借りられますし、 遠慮なく活用なさって下さい。」
「あっ、 いいえ お財布は失くさずすみまして、 宿も一応決まっているのです。」
「それでしたら、 初心者講習から始めるといいですよ? 魔法使いなら、 パーティーへの勧誘も望めますし 暫くは、 教官と相談しながら 魔法属性や 魔力量を模索してみて下さい。 初心者講習は、 毎日 午後13時からです。」
リリベットは、 明日の初心者講習を予約した。
「あの美人さん! 記憶喪失だってよ!」
「リリベットちゃわーん! かわいー!」
「リーダー! 声掛けしろよっ!」
早速 冒険者ギルドのむさ苦しい おっさん達がザワザワ ザワつく!
「あーっ! オマエらっ! リリベットさんは 暫く冒険者ギルドあずかりだ!! チョッカイ出したヤツは、 冒険者登録を 消し飛ばすからな!」ギルマスが ドスの効いた脅し…ゲポゲポ…注意を行った。
リリベットは、 まぁ 何とかなるかなー?と考える 楽天的な自分に失笑した。
スターシアナは、 ギルド内居酒屋スペースで 果実水を飲みながら、 アオコアンだったリリベットの 今後に幸あれと、 祈ってあげた。
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