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 すれ違い 再会

 セーラとレイン=クロエとサンタ

答えはあるのに、 どうするのが正解なんだろう?

 セーラとレインは、 3年以上前の記憶が全くないという。

 セーラとレインは、 それなりに しあわせに暮らしている。

 孤児院の園長先生は、 崩折れる。


  初めての都市デメーテル


 「こんにちはっ! Bランク冒険者のセーラです! 聖女やってます! 魔物の森ダンジョンに挑戦にきましたぁー!」聖女セーラは、 豊穣都市デメーテルの 正門で、 元気に挨拶した。


 「同じく、 セーラとパーティーを組んでるBランク冒険者の レインです。 よろしくお願いしますっ!」レインは、 爽やかに挨拶した。


 「おーっ! こんにちは! 元気いいなあ! ギルドカードも問題なし! ようこそ! 豊穣都市デメーテルへ!」門番のイワンも、 笑顔で二人を 出迎えた。



 「こんにちは! 若い冒険者さん達。 とても元気がいいですね? 私は、 デメーテル聖教会司祭と 孤児院の園長をしている、 ジュゼッペといいます。 何か困ったら 私を尋ねてください。」ジュゼッペさんは、 さみしげな影を纏い やさしく話しかけてくれた。


 「「ありがとうございます! よろしくお願いしますっ!」」息ピッタリの二人は、 イワンさんと ジュゼッペさんに、 ペコリと挨拶すると デメーテルの冒険者ギルド目指し、 颯爽と歩き出した。


 

「何か、 悲しいことがあったのかな? ジュゼッペ司祭様。」セーラは、 何かが引っかかる。


「そうだね? 何かヘンな雰囲気だったね? でも、 みてごらんよっ! デメーテルって 綺麗な街だね?」レインは、 ご機嫌だ。


「本当に! 大きな街!!」セーラは、 もう司祭様の表情は、 忘れてしまう。




 「あ…ぁ… 神よ! 感謝します。 クロエとサンタは、 無事デメーテルに帰還しました。 私は、 欲は捨て去ります。 元気に再会出来ただけで…、 私は、 二人をみまもり続けたい…。」ジュゼッペ司祭は、 レインとセーラの後姿を 崩折れるつつ見送るのが、 精一杯だったのだ。





 デメーテルの冒険者ギルドは、 朝一で依頼を受け 殆どの冒険者が出払い、 ゆったりした静かな雰囲気の場所だ。


受付カウンターは、 今は 3つ開いている。


ギルド内中央の 若く美しい金髪の受付嬢に、 レインは 声をかけた。


 「こんにちは! オレはBランク冒険者のレインです。 明日から 魔物のダンジョンに挑戦したいのですが、 何か手続きとかありますか?」レイン偉い! 挨拶が 何時になくマトモだ!


「何か、 アッチの 居酒屋スペースで、 失礼なオーラがただよったぞ?!」気色ばむレイン!


「こんにちは、 レインとパーティーを組んでいる Bランク冒険者のセーラです。 よろしくお願いします!」と、 受付嬢にニコヤカに挨拶きながら、 セーラは レインに肘てつで、 脇腹を抉った!(痛そう!)


「痛いんだよっ! オレには、 言葉で話せよっ! 何で 口よりも先に、 手をだすかなあーっ!」


「あらっ? 何でもかんでも、 ペラペラと声に出すバカには 身体で、 静かにすることを 覚えさせないとよね?」セーラさん、 激怒です。

」レインは叱られ、 肩をすくめた。



「ギルドカードタグは、 問題ナイし 自己責任で、 自由に依頼を受けて頂けますよ? ようこそ! 豊穣都市デメーテルへ!」金髪受付嬢さんは、 明るい笑顔で 手続きをしてくれた。



 「ダンジョンは、 明日からだし 今喉がかわいてるんだ。 あっちの居酒屋で 冷たいモン飲もうぜ?」レインは、 居酒屋へ歩き出した。


「賛成よ! 冷たい飲み物が 欲しいわね!」セーラも、 手続きも無事済んで 笑顔がこぼれた。


 居酒屋スペインには、 静かに何組かのパーティーが 飲食していた。


 中でも、 金眼 赤髪! 真っ赤っ赤で目立地まくりの子どもと、 シュッとした冒険者に イケマッチョの 3人パーティーが、 センターで レインとセーラに、 ガンを飛ばしていた?




「こんにちはっ! キミは、 ピカイチめだちたがりやかい? オレ達は、 面倒ーはゴメンだから? 」何気に、 トシが近いハヤトに けん制ジャブをかますレイン!


…ゴスっ! セーラのゲンコツ炸裂っ! あちゃーっ! マジでイタイ奴だ!!


「こんにちはっ! ウチのバカ(レイン)が すみません! 悪気はないんですっ! バカなだけでっ!」セーラは、 普通運転!


「イッテェ! ホント勘弁なっ! イチイチ痛いんだよっ! オレっ! コレ以上殴られたら ホントにバカになるぞっ!!」レインは、 近くのテーブルセットに、 ヨロヨロと 腰掛けた。


「バカにバカと言って、 何かおかしいの? ほらっ! オレンジの冷たい果実水! お礼は、 ロールケーキできいわ! メロンスペシャルよっ? 他は却下!!」完全、 尻に敷かれているんだなーぁ…、 大変そうと ポルタフォルトゥナ全員が 二人の力関係を、 把握した。




 「こんにちは、 聖女セーラさんと レインさん! 豊穣都市デメーテルへようこそ!」


「「 ようこそ!!」」ボク達も 挨拶。


「ボク達は、 3人パーティー ポルタフォルトゥナ! よろしく!」名前も名乗って自己紹介。


「じゃあ、 コレも何かの縁かな? 明日 ダンジョンを、 ちょっとは案内するよ? 朝8時 このギルドの前集合でね?」ボク達と セーラ達は、 軽食を一緒に食べて 距離が縮まると 明日の約束をして、 別れる。


 思うスポ? ゲフンゲフン…計画通りだ。

 読んでくださりありがとうございますm(_ _)m

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