2019年もラノベは刊行点数が増えている割に売上は下がってるみたいですね
さて、今更ですが2019年もラノベの売上はドンドン下がってるみたいです。
具体的には
2016年 文庫売上206.0億円 ブック売上133.5億円 合計339.4億円 刊行点数 約1,750点 電子書籍売り上げ約97億円
2017年 文庫売上175.6億円 ブック売上119.9億円 合計295.5億円 刊行点数 約1,800点 電子書籍売り上げ約115億円
2018年 文庫売上156.2億円 ブック売上124.1億円 合計280.3億円 刊行点数 約1,900点 電子書籍売り上げ約128億円
2019年 文庫売上143億円 ブック売上128億円 合計271億円 刊行点数 約2,050点 電子書籍売り上げ不明
2019年のラノベ市場の電子書籍売り上げが確認できなかったのですが、転生したらスライムだった件のヒットもあって四六判のブック市場は少し売り上げが上がったのですが、文庫の売り上げの幅が大きく全体の売り上げでも9億円ほど下がってしまったようです。
特に電撃文庫の年々の売り上げ低下はマジでやばいレベルです。
さらに2019年は刊行点数が前年の2018年よりも150点ほど増えているわけですから、一冊当たりの売り上げは当然全体的に低下しているわけでもありますので、ラノベ市場はかなりやばいといえるかなと思います。
現状はなろうからのコミカライズ作品が好調なのではという希望的観測もあるのですが、ツタヤのレンタルコミックを見ても、異世界関係の棚は作品が増えまくっているのですがむしろ全然借りられている感じがしない感じになってきていたりします。
タイトルの中身もどれも同じような無双ものでばかり集められてもなぁというのが私の感想なのですが、同じように思う人も多いんでないかなという気はするのですよね。