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分断領地


「仕えた家のため。道を違えた主のため。そのためなら、命を捨てても構わない。

 自分という存在をすべて捨てて、誰かに成り代わろうだなんて。いやぁ、実に泣かせる話だよね~」



 迷宮都市デロルの地下に居を構える結社《哲学者たち》残党、くすんだ灰髪の男ムーンストーンの元に、ここ数日いくつか来客があった。


 ひとりは、法的に問題がない商品(人命)を取り扱うタイレル王国北方領の奴隷商。

 ひとりは、ロールレア家の暗部──王国の秘密結社に何代にも渡り協力し、夥しい回数の人体実験を行っていたことを知る元家臣。

 彼らは、研究活動を継続するために欠かせない交友だった。



「……よかったのでしょうか、セレニテス先生」


 ダンジョン学の若き雄、ラスティ・スコラウスはムーンストーンへと語りかける。

 今日もその表情は晴れない。

 この、骨のように痩せこけた灰髪の男と出会って以来、ラスティは常に研究活動と倫理との板挟みに苦しんでいる。


「なにが~?」



「ロールレア迷宮伯家の方に、全身を整形するための施術を行った件です。

 貴族の当主を騙るなど、一族族滅の重罪ではありませんか……!」


 灰髪の男は首を傾げた。

 ラスティは熱意と才能ある青年であるが、瑣事に囚われる悪癖がある。

 確かに、今回は法的には無罪の(何をしてもいい)相手ではないかもしれない。

 ──それがどうしたというのだろう?


「当方は、自分だけが死ぬのならば、刑死など恐れてはおりません。しかし、周りが死ぬとなれば話は別です。……学問の道に進むことを許してくれた父母へ、感謝の念はあります」


「そうだね~。連座制にすることで、きみのような人の犯罪を抑制することができるね~。

 うんうん。法律ってよくできてるよね~」



 それで?

 灰髪の男は、あっけらかんとした口調だった。



「どうせすぐ死にますよ~って、施術のときにクライアントにもちゃんと説明したじゃない? だいたい、もし捕まっても全然大丈夫だよ~。

 だって──元々誰だったのか、もうわかりようがないしさぁ。ぼくらは勿論、魂を改竄された本人だってもう自分が誰だったのか知らないんだぜ?」


「……それは」


「いやあ、自分の身をなげうって誰かを救おうとする行いは、いついかなる時も素晴らしいものだよね~。ぼくも、つい力が入っちゃったよ。

 なんてったって、世界の法則に逆らう行為だからねぇ~。ちょっと薬草飲まされるだけで魂が記憶している元の形に戻ろうとしちゃうんだから困りものだよ。だから改竄が必要なんだけど……そんなことして長生きできるわけがない。

 そこは、きみも知っての通り、しっかりと説明したよね」


 ムーンストーンは、駆け込んできた家臣の顔を思い返す。

 彼あるいは彼女がオーム伯爵を名乗るには、少し顔に付いた継ぎ接ぎ痕が深刻で、性別の判別すら怪しい有り様だった。

 さまざまな整形手術を試したのだろう。しかし、それらは再現性と持続時間という観点において、クライアントの要望を到底満たせるものではなかった。


「だいたい……! 我々の目的は、この世界を覆う欺瞞への探求と、そして世界の危機への対処にあるはずです。あなたは、当方にそう語ったではないですか!」


「そうだよ? そこに一切の嘘偽りはない。ぼくの信念に賭けて、そうだとも」


「今回の件は──」


「迷走だって言いたいのかな?

 うん。きみにとっては迷走に見えるかもしれないね。けどさあ~、研究活動をどうやって続けるかってことも考えなくちゃいけないんだぜ? 研究者ってのはねぇ、研究だけをしてるワケにはいかないんだよ~。それがどんな役に立つのかをしっかり示して、パトロンさまとの付き合いを考えないといけないんだ。娯楽や趣味じゃないからね。

 とりわけ、ロールレア家との協力体制を失うのは大変に痛手だからねぇ~。魂の加工を可能にするあの金笏杖レガリアは、魔人変成イニシエイションのための資源リソースをたくさん提供してくれていたんだからさ」



 山積みになっている血のように赤い立方体のうちから一粒を掴み、ムーンストーンは軽く指で弾いた。

 ゼラチン質の立方体は、指弾に対しやわらかな弾力を返しながら小さなへこみを作る可塑性の高さがあった。

 大小あれど重さはいずれも21グラムのそれは、ロールレア家に伝わる家宝、王から下賜されたレガリアによって人間から生成された物体である。

 ──それは、山のような屍が積み上げられてきたことを意味している。



「だから、全力で協力しないとなのさ」


 領主の代替わりとそれに伴う家臣の完全解雇は、彼らの運営体制にも大きな影響を与えていた。



「ま、これ知ったらビワさんなんかは怒りそうだけど~……。いや大丈夫かな? 歌関わってないし」


「……ビワさん?」


「ああ、うん。哲学者たち(ウチ)は世界中に支部あるからね~。他の国……ヘザー帝国とかドノワとか、色んな国を渡り歩いてるぼくの先輩だよ。人工魔人の適格者のひとなんだよね~」


「なるほど……」


「ぼくらの目的は世界の救済だ。だけど、そのルートはひとつじゃない。文明(アポトー)崩壊(シス・フ)因子(ァクター)は無数に存在しうるからね。ぼくは世界接続者を──魔人を越える存在を作るってアプローチしているけど、他の方法だってあるはずだ。

 数少ない成功例として、ぼくも会わせてあげたいんだけど……いつかの大火事がきっかけで、集会は控えてるんだよねぇ。数年前まではみんなで集まって楽しくパーティーとかやってたんだけどなぁ~」





 中途半端に手を差し伸べて、その場で誰かを助けたとして。

 それから先に上手くいったことは、あんまりない。

 裏切られたり、むしろ余計なお世話だったり、もっとずっと残酷なことになったり──むしろ手を出さない方がずっとマシだったと思うことばっかりだ。


 ……でも、目の前で痛い思いや怖い思いをしている相手を放り出すのは寝覚めが悪いだろ。一日の終わりに、目をつぶった後に思い返すことが、目の前の誰かを見捨てたことなんて最悪じゃないか。

 僕が二人の力になろうと思ったのは、多分、それが最初の理由だった。

 言ってしまえば、ただの義務感だった。


 僕は貴族って生き物が大嫌いだ。生まれついて以来、誰かに何かをしてもらうことを当然だと考えているその在り方を嫌悪する。自分が今いる立場がどれだけの幸運に恵まれているのかを自覚せず、努力できる環境すら持ち得ない人間を冷笑するその姿勢が気に入らない。偉そうな態度を取ってるのが腹立たしい。石のひとつでもぶつけてやりたい。

 その考えは、貴族の使用人なんて立場にいる今も変わらない。なんならステラ様とかシア様の振る舞いにも時々この辺感じることあるし。


 ──でも、いつの間にか、僕がステラ様とシア様を支える理由から義務感はほどけて消えていった。


 変わったのは、一体いつからだろう? 明確にこれだ、と言い切れるような答えは出ない。

 ひょっとすると、誰かを想うのに何かとくべつなきっかけなんてモノはいらないのかもしれない。



 まあ、何はともあれ。

 ──僕は、二人を大事なひとだと思う。

 ちょっとくらいの痛い思いや怖い思いをしても、隣で支えたいと思えるくらいには。

 僕にできる範囲で、二人が願うことは何だろうと叶えてあげたいと思うくらいには。

 相手方が勝利条件を達成してしまった時点で、潔く消えることを決めたくらいには。



「あなたは、お父さまではありえません」


「ちょ──ちょっと待ってください、ステ──」


「待ちません。これは、一介の使用人が口を挟む問題ではないわ。静かにしていて頂戴」


 だというのに、この流れはなんだよ?

 どうして僕じゃなくてステラ様が喋ってるんだ?

 ……ああもう、どうしてステラ様の言葉に従って黙っちゃうかなあ僕は……!



 問題は絡んだ糸玉のように複雑だ。

 ステラ様は自分の使用人たちに家の悪縁悪業に荷担してほしくなかったから家臣一同を追放した。そして、シア様には家の負の歴史を知ってほしくない。

 一方で家臣の側は家臣の側で、私心なくステラ様に仕えたいと考えている。彼らのうち、恐らく一定数はロールレアの家業いえのごうを知っている。

 そして、間違いなく彼らの方が寄せ集めの僕らより能力が高い。……更に言うなら、あんな仕打ちをされてなお、何としてでもと戻ってきた彼らを僕は嫌いになれない。


 仮にもし十分な時間があったなら、改めてじっくりと話し合えばよかっただろう。

 だけど、今は余所の貴族連中の訪問を控えている。領内には間違いなくそいつらが入り込んでいる。あのアルなんとかだかいうヤツも絶対それだし、何なら旧家臣団に息のかかった輩が潜んでいるかもしれない。

 そんな状況下で、こんなお家騒動をいつまで続けるワケにもいかない。

 更に付け加えるなら、そこに新しく雇い入れた連中なんかもいて……なんかもう、めちゃめちゃに絡まった糸を強引に丸めたように複雑だ。


 だけど、こういう時にはどうすればいいか、糸の取り扱いに慣れている僕は冴えたやり方を知っている。



 大きな衝撃で、問題の大きさをすり替えてやればいい。

 いがみ合ってる冒険者だって、竜の咆哮を聞いたら一も二もなく団結する。

 ──あんたは偽者だ。だって、本物は僕が殺した。

 そう宣言するだけで、僕は悪竜になれる。

 宣言するだけで──でも、なぜだか喋れない。



「……おや。私も随分嫌われたものだね。この身は、ロールレア家の家長にして迷宮都市の長、オーム・ディ・ラ・ロールレア・ソ・デロルに他ならないというのに」


「……ええ。そうね。見た目は、瓜二つだわ」



 ……黙ってろよ、と僕は自称父親を睨みつけた。あんたの存在は、二人の心の傷口に障る。あんたが言葉を一文字口からひり出すだけで──この子たちは、泣きそうになってるんだ。

 でも、僕が睨みつけた程度じゃ相手は黙らない。僕は殺気とか闘気とかを出せる生き物じゃないから、相手を黙らせるすべを直接的な暴力くらいしか持たない。

 黙らせるか……、いっそここで殺してやれば偽者だのとかいう問題も関係なく──


「やる?」

「……いや」


 メリーの問いかけに、僕は短く答えた。……気の迷いだ。人から選択の権利を永遠に奪う行為は、軽はずみに行使されるべきではない。顔と振る舞いが似ているだけの赤の他人にしていいことじゃない。

 それに、たとえ人違いじゃなかろうとメリーは何もしなくていい。

 ──もし本人だったなら、その時こそ僕が。喜んで人を殺す。



「貴種を貴たらしめるのは、血ではなく在り方であると。かつてのお父さまは語られていました。

 あなたがお父さまだというのなら。あの火災から難を逃がれたというのなら、当家の家宝──迷宮伯の地位と共に与えられた金の笏杖をお持ちのはずではなくって?」


「……ああ。そうだね。残念ながら、回収することができなかったのさ。もちろん、私としても後悔はある」


「当家の誇りを、後悔というたった一言で片づけられるのですか」


「ステラは手厳しいね。シアは、わかってくれるだろう?」


「……言行の不一致は、統治者として大きな失点です。ひとたび口にした言葉は責任を持って実行せねばならない。こちらも、お父様が以前口にしていた言葉です」


「ふむ──シアも、歓迎してはくれないようだね。困ったな……これは反抗期というやつかな?」



 家臣たちは、ステラ様たちの様子にざわついている。

 おそらく──大半は、目の前の男がペテン野郎であることに気づいていない。


「お嬢様! あなたがたは、その灰髪に騙され──」



「「黙りなさい」」



 火花が散り、氷晶が舞った。

 二人は瞳から燐光をたなびかせて、諌言を口にした使用人を睨みつける。

 一層大きくなったざわめきは、燐光の輝きと共にさざ波のように小さくなった。



「私は、あなたを父とは──ロールレア家の当主とは認めません」


「しかし、この家の当主は私だよ。おまえたちの成長を喜ぶべきなのだろう。だが、成人の儀を済ませていないおまえたちに、領地の管理を任せるわけにはいかないだろう?」



「──ええ。そうね。

 だから、ふたつ作りましょう」



 …………は?

 あの、なんかステラ様がとんでもないことを言い出したぞ。



「私は、あなたたちをロールレア家の一員と認めることはありません。……だけど、納得はいかないわよね? じゃあ、二つに割りましょう」


「……ね、姉さま? それは……」


 ステラ様は自信満々な顔をしている。

 まるで自分には間違っていることなど何もないとでも言いたげな顔だ。


「この新館は、あなたたちに明け渡すわ。

 それから……そうね。あなたたちの側に付きたい、という使用人も受け入れてあげて頂戴」


「待ちなさいステラ、おまえは、現状を把握──」



「他領の貴族の目があるのでしょう?

 だからこそ、あなたたちは今この時に行動を起こしたのよね」



 その表情はどこまでも自信満々で──。



「さあ、行くわよ。シア、キフィナス」



 堂々たる足取りで執務室から出るステラ様の背を、僕とシア様は追いかけた。



・・・

・・



 それから、ステラ様は堂々とした態度で使用人を中庭に集め、事の次第を正直に伝えた。

 当然ながら、僕らに付いてくる使用人は全然いない。どちらが勝ち馬か、という話である。能力にはばらつきがあれど、誰も彼もが機に乗じて職を決めた者たちだ。次期領主とはいえ、まだ成人していない小娘二人と、冒険者やってる灰の髪。こっちに乗る方がおかしい。


「愛っ! まさしく愛ですねっ! 感服しました!」


 訂正。おかしいのがひとりいた。

 まあでも、この人はなんかもう、そういう自然現象か何かかなという感じがする。

 そうして、集めた使用人の誰もが離れて、中庭に僕らだけになってからステラ様はふう、と大きく息を吐き──、



「どうしましょうこれ……!?」



「どうしましょうじゃないんですよステラ様」


「……姉さま。やっぱり何もお考えではなかったのですね」


「う、あー……いや、か、考えたわよ?

 とにかく、キフィナスさんに喋らせちゃダメだって思ったのだわ。で、ただ堂々と喋ったのよ。そう見えたでしょ?」


「中身のないハッタリじゃないですかそれ」


「しょうがないでしょう!? あなたに喋らせるよりまだマシだものっ!」


「……ええ。そこは同意します。聞き分けが悪ければ、舌の根を凍らせようとまで考えておりました」


 え? なにそれ怖ぁ!?


「……冗談です」


「真顔で冗談言われても反応に困るんですけど?」


「……常に笑顔のままのおまえの冗談も、似たようなものでしょう。静かにしなさい」


「そうね。ちょっと静かにした方がいいのだわ。三割くらいでちょうどいいと思うの」


「いやいや、いやいやいや。僕から喋ること取ってどうしようっていうんですか。ただでさえ大したことできないのに、喋れなくなったら───というか本気でどうすんですかステラ様。領地のトップを二つに割るとか最悪の状況ですよこれ南北朝時代ですよ──って言ってもわからないか、この国の歴史だとええと──わかんないけど、とにかく最悪です。それぞれが持つ権利をどう分けるかーとか指揮系統どうすんのかーとか混乱が膨れますからね。ギルドと共同の食料支援は間違いなくこっちで受け持つとして予算どうする……?最悪メリーの財布から……いやまあ、貴族が訪問してきた時の対応はあっちの方が普通に上でしょうけど……あーもう考えること多い! ステラ様も考えてくださいよ!? というかですね、何をどう考えたって、僕が喋った方が絶対今よりマシな落としどころを──」




「──あなたを手放すことほど、最悪なものはないわよ」



 ……ステラ様は、なぜか怒っている。



「ええと。僕が何をしようとしてたか理解している、と?」


「あなたがどんなことするか。だいたいわかるわよ」


「……私にもわかります。おまえは、自分が王都で当家の屋敷に放火した犯人であり、目の前の相手は偽者だと主張するつもりだったのでしょう」


「みんなの前で、自分が悪いですよー、って。頼んでもないのに悪者になろうとしてたわよね」


「いやいや、僕は別にそんな──」


「あたり」


 メリーが僕の代わりにはっきりと答えた。

 ……メリー。何で答えるのさ。



「ええ、そうね。あなたのコトだから? きっと、それで全部上手くいくところを考えていたんでしょう。

 私も、シアも、それから家臣団も納得して、かつ他領に隙を見せない落としどころ。オームを騙ったあの人を道連れにしながら、どうにか話をまとめようとしてたのは理解しているわ。

 でもね──そんなコト、許すわけないでしょう」


「……そうです。おまえはもう、ロールレア家の使用人なのです。……離しは、しませんから」



 ……まったく、なんて傲慢な物言いだろう。

 僕はただ、大事なひとのために何ができるかを考えて、最適だと思える解を選ぼうとしただけなのに。



「……おまえが、わたくしたちを大切に想ってくれているように。……わたくしたちも、おまえを大切に思っているのです。……それを忘れないでください」


「大事なひとが、軽はずみに自分を傷つけようとしてて。そんなの、いい気分しないに決まっているじゃない」



 その言葉が。

 なぜか、胸を燃やすように熱くする。

 僕の全身全霊を賭けて、力になってあげたいと思えるほどに。


「それより、一緒に考えてほしいのだわ……! どうしましょうこれ。シアも考えて!」


「……勿論です姉さま。ほら、キフィ。おまえも意見を出しなさい」



 ──ああ、やっぱり喋るべきだった。

 めちゃめちゃな状態だ。それならいっそ盤面をひっくり返してノーゲームにした方がずっと──、




「すてら。しあ」


「……メリーが自分からヒトに声を……!?」



「めりも。てつだう」



 ……え? …………ええと、なんだって?


 正気?








「それにしても、姉さま。先ほどの振る舞いは……」


「ええ。わかっているわ……。すっかり誰かさんの物言いが汚染うつっちゃっているわよね……!? ねえこれどうしましょう……!? どうすればいいのかしら……!?」


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[一言] >ほんっとこいつキフィナスに似てきたな……と思っています。 ・似るほどキフィに対して理解があるけど性格や根源的な思想が異なるので同類にはなり得ない ・でも理解はあるのでキフィにとっての最善…
[気になる点] 仕えた主の為に命を削り存在すら書き換えて目を覚まさせようとしたら家を半分乗っ取ってしまったでござる。 相手にしてみりゃまさしく「違う、そうじゃない」だね、 キフィ達は気づきようがないけ…
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