摩訶不思議な日常

　むかしむかし、あるところに、たくさんの神さまがいました。
神さまはみんなで協力して広い世界を守っていました。そして時々人間にふしぎな力を与えて、文明を発展させていました。
しかしある時、ある理由で神さま同士の戦争が起こってしまいます。その戦争は世界を荒らし、ぼろぼろにしてしまいました。やがて戦争に疲れた神さまは、あることを条件として休戦を約束しました────。

遥か昔、世界はカデラ神が管理する「人間界」と、エルバード神が管理する「異界」に二分された。人間界で生まれ育ったマイリアは、生き別れたひとりの家族を探しに旅に出る。そんな彼女は旅の途中で「ふしぎな力」を持つ人間、すなわち能力者が暮らす異界に迷い込んでしまい、自身が能力者であるという衝撃の事実を知る。　
異界で過ごすなかで、世界の隠された事情に触れるマイリア。しかしそれは、大きな始まりの一端に過ぎなかった。
人間と能力者。2つに分かれた世界。そして生き別れの家族。それらがひとつに集約した時、事件は起こる。
これは、マイリアと、彼女と出会った訳あり能力者たちが織り成す能力系ファンタジー。

エブリスタの青黒階段との共作です。エブリスタにも投稿されています。
エブリスタとの兼ね合いで、次話投稿ではなく、付け足して投稿することがあります。