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気がついたらラミアに(なろう改訂版)  作者: 並矢 美樹
ラミアの捕虜

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10/10

10. 僕も話し合いに加わった

 絶対に秘密にするということだけは、即座に決まったのだけど、それだけ決めただけで、まだ僕の精を受けたことのない残りの3人から不満の声が上がった。


 「私たちもその人間の精を受けてみないと不公平」

 「私も早く受けてみたい」

 「みんな同じ様に経験してから、今後のことを考えるべきだよな。

  わからないと話についていけないかもしれない」


 まずは僕の精を自分たちも受けさせろと要求し始めた。


 2人は、「まあ、当然かな」という感じで、その要求を認めている。


 やばい、3人の目がマジだ。

 僕は慌てて声を出す。

 「ちょっと待って。 僕にも分かったことと、言いたいことがある。

  先に言わせて。」


 三人はストップをかけられて、イラついたみたいだ。

 「何よ。 拒否できる立場じゃないでしょ。

  つまらないこと言うと、怒るよ」


 「分かっているよ。

  知ってて貰わないと問題になるかもしれないことなんだよ」


 「なら、早く言ってみなさいよ」


 今までで一番攻撃的な雰囲気に晒されているかもしれない。

 でも2度目の時に感じたヤバさは半端なかった。

 引き下がらずに主張しない絶対に駄目だ。


 「あのさ、1回目の時と、2回目の時と、僕には全然別物だったんだよ。

  これってとても問題だと思うんだ。」


 「人間がどう感じるかは問題じゃない。

  私たちにエネルギーとして有効であるかどうかが問題。

  その点に関して、1回目も2回目も違いがあったとは思えない。

  二人とも尻尾の先までピクピクさせてた。 同じだった。」


 返答は、ラミアにしてみればそうだよな、と僕でも納得できる内容だ。

 話は終わりという感じで、3人が迫ってきた。


 「待って、待って、もう少し話を聞いて。

  1回目の時、僕は正直とっても気持ち良くて、これは僕に女性との経験がなかったからかもしれないけど、こう言うと何だけど、凄くまたしたい、またしてもらいたいって思ったんだ。 それに変な疲労感もなかった。

  だけど2回目の時は、全然気持ち良くなくて、いやもっとだな、気持ち悪くて、とても疲れて体が重くなって動けない感じなんだ」


 「それどういうこと。 私がダメな奴って言いたいの!!」

 青髪さんが怒り、1度目の時の金髪リーダーさんはニマニマしている。


 僕は焦って、続ける。

 「いや、違う。

  考えてみて、2度目は口移しで水飲んで、その効果であっという間に出したじゃん。

  その違いだと思うんだ。」


 「その違いだとしても何?

  私たちが触って遊びたい時は口移しで水を飲ませないで、すぐに精が欲しい時は飲ませれば良いっていう話でしょ。

  エネルギーを得るということでは同じことよ。

  何も問題ないじゃない。」


 うん、完全に怒っているな。


 「僕が問題だと思うところはそこじゃない。

  確かに君たちにしてみれば、エネルギーとして精を受けさえすれば良いのだから、どっちでも同じかもしれないけど、2度目の方法だと僕その後動けなくなっちゃいそうなんだ。

  今こうして話しているのも辛いくらい。

  今日はこうして部屋にいるけど、外に行くとしたらとてもじゃないけど動いて行けそうにない。」


 ラミアたちはちょっと考え込んだ。


 「人間たちが上位の人たちに世話されていると、私たちはその人間たちをほとんど見かけることがないけど、それってこのせいかな」


 「もしかするとそうかもしれない。 だから逃げようとしたりの騒ぎがおこらないのかも」


 「上位の人たちって、口移しの水を与えて精を得ると人間がどうなるか当然知っているよね」


 「だとすると、人間が動けなくなっていると、私たちが精を受けてるかもって疑われるかもしれない」


 「それは、とってもマズイ」


 ラミアたちは僕が言おうとしたことを理解してくれた様だ。 咄嗟に考えた出した必死のへ理屈だけど。 


 「えっ、でもそれじゃあ、この人間が動ける様にしとく為には精を出させてはいけないってこと?」


 「それじゃあ私たちが秘密にしている意味ないじゃん」


 「いや、ちょっと待って。 さっき、1度目と2度目は違ったって言ったんだよね。

  1度目の後は動けたっていうこと?」


 ラミアたちはとても真剣な顔つきで僕の方を一斉に見た。


 「1度目の時は、確かに何の問題もなく動けたぞ」

 僕は気圧されて即座に答えた。


 「ということは、噛み付いたり、口移しで水飲ませたりしなければ、精を出させても動けなくならないってことだよね」


 「でも、それで役に立つの?」


 「最初の時は口移しの水を使わなくても大丈夫だったよね」


 「昨日は全然ダメで、それで役立たずになった」


 ラミアたちにその辺の機微が分かる訳が無い。


 「ねえ、人間。 その辺りどうなのよ。

  口移しの水使わないで役に立てる自信があるの?」


 うーん、ラミアって言い方に遠慮がない。

 でもここはしっかり答えないと、これからの行き先が違いそうだ。


 「たぶん大丈夫」


 「昨日は全然駄目だったのに?」


 「昨日は殺されるかもって思っていたんだぞ、そんな状態で性的に興奮するか。

  今日は命ま危険はあまりないと感じているから、朝は普通に普通に生理現象が起きてた」


 「人間って、普通にしてるとどのくらい役に立つの?」


 うーん、役に立つねぇ。 ラミアにとっては、あくまでエネルギー源という考え方だからなんだろうなぁ。

 それにしても、この質問の答えは慎重にしないといけないぞ、と頭の中に警告音が鳴った。


 「うーん、僕も良く分からないけど、人によるみたいだぞ。

  僕はそうだなぁ、朝と夜の二回くらいなら出来るんじゃ無いかな。」


 本当のことを言えば、僕はもっと出来る自信がある。

 昨日はラミアに興奮するなんて有り得ないと思っていたのだけど、朝金髪リーダーさんに放出した1度目の時の快感が忘れられなくなっている。

 それを思い出すと、すぐにでもまたしたくなるくらいだ。


 でも我慢だ。

 5人のラミアに引っ切り無しに精を求められたら、今まで女性にモテたことのない僕でも分かる、それでは身が保たない。


 「ということは、一日に朝と晩で二人、それで順番に精を得ていくことになるな」


 「うん、気付かれないためには仕方ない。

  そして口移しの水は使わないこと」


 「じゃあ、これは決まりということで。 早速今日の夜からとして、順番はまだの三人で決めて」

 金髪リーダーさんが纏めた。

 「あなたも朝と晩に一人づつにしっかりと出してね。」


 こういう言われ方をすると、ミルクを出す牛の気分?

 牛の乳搾りは一日一回ということだから、それ以下?


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