お祭りです。①
本日は、豊漁・豊穣祭りです。
1年の実りに感謝の日です。
見本市に続いて屋台を出しました。
それでは、今回のラインナップです。
○クレープ 銅貨4枚 ぶどう、桃
○円盤焼き 銅貨2枚 栗のクリーム
○甘パン串 銅貨1枚
○ドッグ 銅貨3枚
○コロッケ 銅貨1枚 かぼちゃ、さつまいも
○壺焼き 銅貨5枚 1本
見本と説明の書き物もOKです。
パレットさんとメグさんも参加です。
さてスタートです。
「いらっしゃい。美味しくて甘いスイーツはいかがですか。ほっぺた落ちますよ」
「セリカ、壺焼きとコロッケのさつまいも下さい」
今回も1番乗りはコロナお姉ちゃんで、友達と一緒でした。
「銅貨6枚です」
「はい6枚」
「商品はこちらです。ありがとうございます」
「1本丸々食べてみたかったんだよね」
「さつまいもばっかりですね。気をつけてくださいね」
「何を?」
「お・な・ら」
お姉ちゃんだけに聞こえる様にボソッと言いました。
「大丈夫だよ。この前も 大丈夫だったから。頑張ってね」
お姉ちゃんの友達も注文してきた。
「円盤焼きとコロッケのかぼちゃを下さい」
「はい。銅貨3枚です」
「商品はこちらです。ありがとうございます」
「円盤焼きとさつまいものコロッケ下さい」
「クレープのぶどう下さい」
「ありがとうございます」
お姉ちゃんの友達が 食べ始めた。
「コロッケが甘い、でも美味しい」
「円盤焼きの栗のクリームが、濃厚で美味しい」
「クレープのぶどうが、美味しい。」
「コロナ様、新作も美味しいですね」
「喜んでくれて嬉しい」
お姉ちゃんの友達の話を聞いて、お客様が、並び始めた。順調だね。
「セリカちゃん来たよ」
「ステラお姉ちゃん久し振りです。いらっしゃい」
「今日はお祖母様とお母様も一緒。
お姉様もいるよ」
「セリカ、久し振りじゃの」
「お祖父様、久し振りです。いらしゃい」
「初めまして あなたの祖母のレオーネです」
「初めまして お祖母様、3女のセリカです」
「初めまして ステラ達の母親のトレジアです」
「初めまして 叔母様、3女のセリカです」
「セリカちゃん、今回の円盤焼きは何?」
「栗のクリームですよ。
ジャムと違ってシットリとしたクリームです」
「じゃあ それにする」
「ありがとうございます。
お祖父様方は何に致しますか」
「ワシは壺焼きにしようかの」
「私は、クレープのぶどうにします」
シフォンお姉ちゃんが言ってきた。
「迷うわね」
「そうですね。お母様」
「先に3点お渡ししますね。こちらをどうぞ。次の方どうぞ」
「ありがとうございました」
「次の方どうぞ」
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・
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20分程、経ちました
「決めました。クレープの桃にします」
「私は円盤焼きにします」
「ありがとございます。こちらが商品です。
ありがとうございます」
「セリカすまんかった」
「いいですよ。お祖母様と叔母様はのんびりされ方々みたいですね」
「そう言うな。また、後でじゃ。頑張るんじゃぞ」
「はい。ありがとうございます」
ルバス一家が去って行った。
「やっと行った。貴族の奥様方はあんな感じなんですかね?」
「あれは特別だと思いますよ」
パレットさんが、言ってきた。
「途中で早くしてくれ、邪魔って言いそうになった」
「お嬢はせっかちなところがあるからな」
「そうかな? サツキさんどう思う?」
「その通りだと思います」
「そうかぁ。自分では気づかないよね。
それと順番で休憩に入って」
「お嬢から休みな、クールダウンした方良いぞ」
「じゃぁそうする」
裏へ行って休憩した。
・
順番に休みを取りながら売って行った。
「セリカさん。久し振りです」
「皇女様、いらっしゃいませ」
メイドさんと護衛が一緒だった。
「1番人気はどれ」
「クレープの桃と円盤焼きが同じぐらい出てます」
「じゃぁクレープの桃を5個下さい」
「はい、こちらが商品です」
メイドさんが受け取ってくれた。
「ありがとう。また今度」
「はい、ありがとうございます」
暫くして、
「セリカ来たよ」
「いらっしゃいカリーナお姉ちゃん、今日は1人ですか」
「これから友達のところに行くとこ。その前に様子を見に来た。クレープのぶどうで」
「ありがとうお姉ちゃん。こちらが商品です」
「ありがとう。頑張ってね」
お姉ちゃんが行ったあと両親が来た。
「セリカ頑張っているわね」
「はい。皆さんのおかげです」
「そう良かったわ。クレープの桃をお願い、ダイナは」
「壺焼きを頼む」
「はいこちらが商品です。ありがとうございます」
「頑張ってねー」
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「在庫、どれくらいある?」
「クレープが各10、円盤焼きが30、コロッケが各20、甘パンが10、ドッグが25、つぼ焼きが8だな」
「ヨシ、今回も売り切ろう」
後ろから肩を叩かれた。
「え、何」
「セリカ、私」
コロナお姉ちゃんだった。裏から来たようだ。
「壺焼き頂戴」
「いいですよ。早めにお願いします」
「うん。ありがとう」
お姉ちゃんが1本持っていった。
「皆さん、残り少なくなりました。
早いもの勝ちです。美味しい甘いスイーツは、いかがですか。
残りが少ないですよ」
お客さんが、並び始めた。
「これ最後です。ありがとうございます」
売り切った。
「完売しました。皆さんありがとうございます」
今回もいっぱいの拍手と掛け声をいただいた。
嬉しいね。
「前回より速いぞ」ユーナさんが、言った。
「前回よりも在庫数は、1.5倍だったはずだよ」
「売り子が増えたのもあると思うぞ」
「じゃぁパレットさん目当てが、多かったということか」
「セリカさん、何言っているのですか」
「えぇー。こんな美人にありがとうって言われたら 喜ぶよ。普通」
パレットさんは、顔を真っ赤にしていた。可愛いね
じゃぁ片付けて、お昼に行きましょう」
無事、終わったぜ。
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