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試食と夕食

 試食分が出来上がりました。それではいただきましょう。

 「「「いただきます」」」

 「コロッケとハッシュポテトにはお好みでトマトソースをかけて」

 「お嬢美味しいな。コロッケは外はサクッとして中はホクホク。コーンが入っているのは感触と甘さが違ってる。ハッシュポテトはフライドポテトに近いけど、粗く切って成形した分感触が違うな」

 「これ全部じゃがいもですよねー。とっても美味しいです。このポテトサラダの味とじゃがバターが好きです」

 「ポテトサラダはお嬢の作った調味料がいいな。それに人参とキュウリが良いアクセントになってる」

 「ポテトサラダに黒コショウを軽くかけると、またちがった感じになるよ」

 「やってみよう」ユーナさんは、コショウを取りに行った。

 戻ってきて、自分のにコショウをかけた。

 「ん美味しい。これは酒のツマミにもなりそうだ」

 「じゃがバターにはマヨネーズを追加しても美味しいよ」

 それを聞いたサツキさんは、マヨネーズを取り、じゃがバターの上にどっさりとのせた。

 「サツキさんのせすぎだよ。それふとるよ」

 「えっ!」びっくりした顔をするサツキさん。

 「確かに油は結構使ったからな」

 「それ先に言ってくださいよー」と、サツキさんは、ほっぺたを膨らませプンプンした。

 私とユーナさんは、大笑いでした。プンプン顔写真に残したかった。

 「ユーナさんフライドポテトは夕食には出すの? 揚げたてにチーズをのせてコショウ少々かけても味が変わるよ」

 「それもやってみるかね。せっかくの芋づくしだし。いろいろと出さないとね」

 試食会も終わり。夕食の準備に入った。

 私も手伝ったよ。ユーナさん、サツキさん、いつも美味しいご飯ありがとう御座います。


夕食づくりも終わり少し時間があるけど先にダイニングに入った。自分で紅茶を入れて飲んだ。

 しばらくするとお姉ちゃんズが入ってきた。

 「あれ、セリカ早いわね」とカリーナお姉ちゃん。

 「うん。ユーナさんの夕食作りを手伝ってた。部屋に戻るのも面倒だったから、先にこっちきた」

 「じゃあ、新作って事?」とコロナお姉ちゃん

 「新作でづくしかな?」

 「づくしって何?」

 「じゃがいもづくしって事。あっそうだフライドポテトもバージョンアップしたから!」

 「バージョンアップ?」お姉ちゃんズが不思議そうな顔して左に頭を傾けた。

 (今の二人のしぐさとってもかわいい、写真に撮りたい)

 「おやつの時より、美味しくなってると言う事。」

 「やったー」コロナお姉ちゃん、本気で喜んでるよ。

 「楽しみだわ!」と、カリーナお姉ちゃん。

 三人ワイワイと話していると、両親が入ってきた。

 「あら三人とも早いわね」とお母さん。

 部屋に戻るのが面倒だったとは言えない。

 「まあ早めに集まる事はいい事だよ。じゃあ夕食にしようか。お願いね」

 メイドさんたちが、料理を運び始めた。

 「今日の夕食は変わったものが出てきたね」とお父さん。

 「そうね、何かしら楽しみだわ。」とお母さん。

 「こちらの料理は、葉物野菜のサラダとスープ以外は、じゃがいもの料理になります」

 サツキさんが料理の説明を始めた。そして最後に

 「セリカお嬢様が考えた物を、ユーナと一緒に作った料理です」

 「「「「えっ!」」」」

 「これ全部セリカが考えたのかい?」

 「はいそうですが」さすがに、前世の記憶とは言えない。どうごまかそうかな。

 「セリカすごいわね。それに娘の手料理と言うのも嬉しいわ」お母さん、とても嬉しそう。

「「フライドポテト以外も作ったの?」」お姉ちゃんズが、ハモった。

 「はい。温かいうちに食べて下さい」

 「そうだね。皆いただきます」

 「「「「いただきます」」」」

 皆が食べ始めた。私は大好きなコロッケからスタート。

 「この2種類あるコロッケと言う料理、中がちょっと違うだけでこんなにも味が変わるんだな」

 「このポテトサラダの味付けがいいわ、何を使っているのかしら」

 「このフライドポテト、チーズがかかって美味しい。これがバージョンアップね」

 「セリカはすごいな。こんなにも料理を考えて、洗濯の道具を考えつくなんて」

 「私もダイナから聞いて関心してました」

 「洗濯の道具って何?」

 両親とカリーナお姉ちゃんが話しを、していた。

 静かなコロナお姉ちゃんは、というと

 「モグモグ」凄まじい勢いで食べていた。おやつの時いっぱい食べてたけど、おかわりもしてるよ、何処に入って行くんだろう心配になっちゃうよ。

 「セリカ、この料理を町の人に教えてもいいかな?」とお父さんが言った。

 「いいですよ、町の皆にも食べてほしいです」

 「じゃあ明日木工屋に行った後、食堂に行ってみようか」

 「はい、お願いします」

 「私も付いて行っていいですか?」カリーナお姉ちゃんが、言ってきた。

 「私も行きたい行きたい」と、コロナお姉ちゃんが、口に頬張りながら言ってきた。猿の頬袋みたいなっている。ちょっと笑えるよ。写真に撮りたいよ。

 「コロナ、女の子なのだからそんなに頬張ってはいけません」

 「はーい」お母さんに注意されてた。

 「では、明日は皆で行こうか」と、お父さんが、言った。


 明日が楽しみだ。そうだ、ユーナさんにサンプルを作ってもらおう。朝は早く起きないとね。

 それでは、おやすみなさい。

 

 


 

御覧いただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
話は面白い 句読点に違和感凄くて登場人物がカタコトで喋ってるように感じるかも
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