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皇女様とのお話①

 本日は、朝から治療用の食事を作りました。

 そして、浜辺の一軒家に来ました。

「領主の3女、セリカ・ホーデンです。

 治療用の食事と増築に、参りました。

 皇女様にお取次ぎをお願いします」

 警備をしていた方が、皇女様に、確認をしに行きました。

 少ししてから、戻って来て、

「どうぞ、お入り下さい」

「ありがとうございます」

 案内されて中に入ると、皇女様は大広間にいた。

「おはようございます皇女様。本日も宜しくお願い致します」

「おはようございます。こちらこそお願いしますね」

「はい。先に治療用の食事をお渡しします。

 こちらに置いておきます」

「ありがとう。昨日食事してから少し落ち着た様なのです」

「そうですか、ゆっくりと休める時間ができたのでほっとしたと思いますよ」

「そうですね、やはり船上ではどうしても気持ち的に良くなったかも知れません」

「では増築ですが、一応この様な案を書いてきましたが確認していただき、気になるところがあれば、修正を致します」

 皇女様に増築案のメモ書きを渡した。

「んーいいですね。これでお願いします」

「では始めさせていただきます」

 私達は外に出て増築場所に行きました。

 イメージを固めて。

「クラフト」

 魔法を、使い増築した。

「出来上がりました。確認をお願いします」

 数分で終わりました。

 魔力量は、30%の消費で済みました。

「わかりました」

 皇女様と一緒に確認して回ります。

 そして応接間に入り

「いいですね。これで、此処で生活出来ます。

 それにしても、魔法とは凄いですね。

 簡単に家が建ってしまうなんて。

 私は魔法が使えませので」

「教会で調べた事はあるのですか?」

「いえ、ありません」

「もし、宜しければ鑑定しますよ。

 魔法の適正があるかどうかの。

 使えれば属性までで、それ以上は見ない様にしますから」

「出来るのですか?お願いします」

「では、「鑑定」」

(なになに、風、水、光、聖の4属性あるよ)

「皇女様、魔法使えますよ。

 風、水、光、聖の4属性あります」

「本当ですか?」

「えぇ船に乗るには、合ってると思いますよ。

 ただ今日知ったのでいきなりは使えませんよ。

 私も訓練して使える様になったので」

「嬉しいです。どうやったら使えますか?」

「先ずは、魔力を感じる所から始めます。

 おヘソの辺りに魔力を集める様にします。

 集まってくると暖かい感じがしてきます。

 先ずはそこからですね。

 自分なりに魔力が集まる感じを、イメージすると良いかもしてません」

「ちょっとやってみますね」

 私は黙って見てました。

「んーわからないです」

「では私から皇女様に魔力を流します。

 それを感じて下さい」

 皇女様の手を出してもらい、手のひらを上にしてもらった。私の手を乗せ魔力をゆっくりと流す。

「どうですか、感じる事が出来ますか?」

「はい、右から左へ流れているのがわかります」

「手を離しますので、今度は自分で感じて見て下さい」

 離した後、暫く待っていました。

「あっ。わかりました。おヘソの辺りが暖かいです」

「わかったら、止めて良いですよ。

 先ずは魔力を集める事がスムーズに出来る様にして下さい。

 それが出来れば次にいきます。

 それと言い忘れましたが、領主の父がお話を伺いたいので1度領主邸に来ていただきたいと言っていました。

 ご都合の良い日を、連絡いただきたいと言っていました。船長さんも一緒にとの事です」

「わかりました。連絡させていただきます」

 私達は外に出て馬車に乗り屋敷に戻った。

 戻った後はお父さんに報告です。

「無事に増築は終わりました。

 それと伝言も伝えました。

 最後に、皇女様の許可を得て鑑定しました。

 魔法が使えます。風、水、光、聖属性です。

 他は見てません。とても喜んでいました」

「そうか。それでどこまで教えたのかい?」

「魔力を感じるところまでです。」

「わかった。ありがとう。後は自由にしていいよ」

 私は執務室を出てリビングへ行った。


 その頃皇女様達は。

「船長聞いて下さい。私魔法の適正がありました。

 風、水、光、聖の4属性です」

「ほー凄いですね。どうしてわかったのですか?」

「さっき来た。領主の娘さんに、鑑定して貰いました」

「どこまで、見られたんですか?」

「属性迄です。それ以上は見ませんと言っていました」

「そうですか。」船長はほっとした。

「それと、領主殿から話を聞きたいと言って来た。

 それで都合を聞きに来た。」

 あっしは、何時でもいいですぜ。」

「じゃぁ今日行こうか。早い方がいいでしょ」

「そうっすね。そうしますか」

「じゃぁ。決まりね。兵士に言ってくるわ」

 セリカは領主邸のリビングで母親とお喋りしながら休んでいた。

「セリカいるかい?」

 お父さんが入ってきた。

「はいいますよ」

「皇女様から連絡があった。午後に来るそうだ。

 用意をしておいてくれ。馬車は向かわせてある」

「わかりました。用意しておきます」

 私はキッチンへ向かいました。

「ユーナさん、今良いですか?」

「お嬢どうした」

「午後にお客様が来るのだけどお茶用のお菓子を作って欲しい」

「いいけど何にする?」

「円盤焼きとドッグ。ジャムは何があるの?」

「今は桃かな」

「じゃぁそれで。それと骨せんは?」

「あるよ」

「それもお願い。円盤が10個、ドッグが8本でお願いします」

「わかった。作っとくよ」

「お願いします」

 キッチンを出て行った。

◆ 

 お昼を食べてゆっくりしていると、皇女様が来たと連絡が来た。



 


 

 


 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。


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