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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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魔導具が来た。そして海へ

 もうすぐ夏です。今年は海で遊ぶぞ!

 薬師の授業が始まり1月になります。

 何故か、お姉ちゃんズが授業に加わりました。

 薬草の種類が多く覚えるのが大変です。

 でも前世のハーブが、薬草として存在しておりました。

 少しだけはまった事があります。料理にも使った事もあります。もしかしたらカレーが作れるかも。

 思い出したら。お腹が、空いて来ました。

 昼食後、お父さんに呼ばれ、執務室に入りました。

「セリカ来たか。今リンダが魔導具を持って来た」

「お嬢様無事完成しました。確認をお願いします」

「リンダさんこんにちは。ご苦労様でした。

 では確認させていただきまします」

 私は、魔導具のポットを、色々と弄りました。

「いいですね。確認しましたが大丈夫です」

「では納品と言う事で宜しいですか」

「えぇ納品です」

「ありがとうございます」

 支払いを済ましリンダさんは帰って行きました。

 さて設置しましょう。

 執務室は窓側の台に置きました。

 今度はリビングに置きましょう。

 リビングに入り、お母さんに置き場所を聞きました。

「お母さん、魔導具のポットが来たのだけど、何処に置きましょう」

「そうね。此処がいいわ」

「分かりました」私は、設置しました。

「セリカ、それでお茶を入れてくれる?」

「はい」

 スイッチを入れてお湯を沸かしました。

 85度でスイッチが切れ、お茶を入れました。

「いいわね。温度もいいし。いつもより美味しいわ」

「気に入ってもらって、嬉しいです。

 ポットは保温してますので、直ぐに飲めますよ」

「便利ね。私でも出来そうだわ」

 気に入ってもらって良かった。

「そうだわ、セリカ。明日海に行かない?」

「急にどうしたんですか?」

「この間言ったじゃない。珊瑚を探しに行くって」

「そう言えば、言ってましたね」

「じゃぁ。決まりね」

(これ、ほぼ強制だよね。色々と用意しないと)


       ー・ー・ー・ー・ー

 そして日が変わり先日来た浜辺にいます。

 参加者は家族、パレットさん、ルーナさん、サツキさん、シンディさん、護衛が5名となりました。

 私は50mの桟橋を2本作り 今は休憩所を作っています。横に簡易的なキッチンも作りましょう。


「見つかりましたか、お母さん」

「気に入ったのが、なかなかないわ」

 私も海の中を見て探します。

(あれは、ブリと鯛みたいだな。伊勢海老もいっぱいいるぞ)

「ウォーターボール」直ぐに、魔法を発動しました。休憩所迄、魔法で持って行きます。

「シンディさん、これ捌いて」

「お嬢様、いっぱい取って来ましたね」

「ブリと鯛と伊勢海老。魚は3枚で、海老は、頭の後ろから尻尾の手前迄殻を取って」

 木箱に、氷を入れておく。

「捌いたら、此処に入れといて」

 もう一方の桟橋に、行きました。

「セリカ、此処の珊瑚取って」

 カリーナお姉ちゃんに呼ばれました。

「はーい。アポーツ」 飛んできたのを渡した。

「ありがとう」喜んでいた。

 コロナお姉ちゃんがいた。

「良い物が、ありましたかお姉ちゃん」

「セリカ。あそこの珊瑚2つなんだけど。迷っていて」

「じゃぁ。2つ取って、1つはメイドさんにあげたら。いつもありがとうって言って」

「そうだね。そうするよ」元気になったようだ。

「アポーツ」

 2つ飛んできた。お姉ちゃんに渡した。

(イワシだ。群れでいる。取って仕舞おう)

「ウォーターボール」またシンディさんのとこに、持って行った。

「また、いっぱい取って来ましたね」

「群れでいたから思わず穫ちゃった。

 私も捌くよ。唐揚げにする」

 頭とお腹を取って、水で綺麗に洗って行く。

「シンディさん。塩胡椒して小麦粉をまぶしといて」

 「はい」

 私は油を用意して、ファイヤーボールで温めます。

「用意出来ました」

「じゃあ。揚げましょう」

 イワシを油の中に入れていきます。様子をみながら揚げていきます。

 いい音ですね。

「ヨシ、出来た」

 シンディさん、ルーナさん、サツキさんとで、試食します。

「まぁ。こんなもんでしょう」

「魚の唐揚げもいいですね」シンディーさん

「小さい魚だから、骨も気になりません」ルーナさん

「これ、マヨと合いそうです」サツキさん

 上々のようです。

「セリカ。私にも頂戴」

 コロナお姉ちゃんが、来ました。

「此処に、あるのはいいですよ」

 「お嬢様、後は私が揚げます。」

 シンディさんに、交代してもらった。

 暇になったので浜辺を歩いていると、何か見たことのある植物があった。

「もしかして、アロエかな? 先ず鑑定してみよう。「鑑定」」

(なになに、ベラアロエで、こっちが、アロエキダチ。パレットさんを呼んでこよう)

 呼びに行った。

「パレットさん。肌にいい植物見つけた」

「えぇー。なんて言う植物ですか」

「アロエ。鑑定したら、肌に良いって出てた」

「セリカさん、見に行きましょう」

 2人で、見に行った。

「これです」

「初めて見ました。持ち帰ってちゃんと鑑定しましょう。何故か私も鑑定が出来る様になりました。

 最近、セリカさんのやっていた訓練をやっているのですが、魔力の通りが良くなってきたんです。

 そしたら鑑定が使える様にになりました」

「もしかしたら、錬金術と関係あるかもしれないですね」

「だと良いのですが、でも鑑定があれば作った物が確認できそうです。」

 とりあえず、2種類のアロエを3株づつ馬車に持って行きました。パレットさんの畑に植えるそうです。


 お昼になったので、さっき取ったブリ、鯛、伊勢海老とイワシの唐揚げで、昼食です。

 新鮮な魚がとても美味しかったです。


 昼食後は、お母さんの珊瑚を採りました。

 お母さんは、3個の珊瑚を持ってホクホクしてました。

 桟橋はちゃんと崩しました。

 お父さんは、お母さんのところに行った以外は、ほとんど、椅子に座って休んでいました。お疲れ様です。

 帰りに、服屋の店主のところに行き、珊瑚のパレッタを注文してました。

 お姉ちゃんズも一緒に注文してました。

 今日も楽しい1日でした。

 

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
>ブリとハマチ うん、同じ種の魚さんですね。 ハマチは体長約40cm程度の若い方。 基本一年中取れるとの事。 ブリは体長約80cm程度の成熟した方。 こちらは遠洋を回遊する関係で岸に近づくのは基本冬…
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