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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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川を見に行く事をになりました 3日目

 おはようございます。

決壊場所に来て、3日目です。

朝食のメニューは、昨日と一緒です。

厚焼卵が好評だったので。


「セリカ、打ち合わせ出席してくれるか」

「大丈夫です」

「あと、皆もね大事な話だから」

 家族全員で出席です。


「皆集まってくれてありがとう、一応昨日決めたが、もう一度確認のために聞いて欲しい」

「はい」全員が、返事をした。

「では、最初に土手には魔法で強化する。

 1日でどれくらい進むかはやりながらとなる。

 これはセリカにお願いしたい。

 子供にこんな事を頼むは心苦しいが、命がかかっているのでお願いしたい」

「はい分かりました」

「次に小川だが、これは移動するがもう少し煮詰める必要が有る」

「お父さん、小川の工事が終わるまでは土手の工事ができないと言う事ですか」

「そうなってしまうな」

「小川の水が通る部分に穴を開けて、魔法をかけて強化すればいいと思いますけど、切り替えが終わったらその部分だけ魔法を使って塞げば良いと思いますが、どうですか」

「出来るのか」

「イメージ次第ですけど、本流からの逆流は防げません」

「そうだな、それでも先に魔法をお願いしたい」

「分かりました」

「次に工事が全て終わった後のよる影響だが、まだ分からない事が多いので、調査継続でお願いしたい。

 セリカ何かあるか」

 「はい、下流に行く水量が増えてそれによって水位が上がります。

 例えば橋ですが、今まで橋より下で収まっていたのが橋の上まで水が来て、そこから町の中に入る可能性があります。

 そして、橋桁には水量が増えた分圧力がかかり壊れる可能性があります。

 あと、ここの小川と同じで逆流も考えられます。

 上流でも考えられます。

 ここが塞がったために速度が遅くなりますので水位が上がる可能性があります。

 それと強化の持続時間が分かりません。

 何年持つのか」

「そんなにもあるのか。

 とりあえずは調査継続だな。

 セリカ、午後から頼めるか。

 今は持続時間を気にしなくてもいい」

「はい大丈夫です」

「では、午前はここまでにしよう。

 午後また集合して工事を始める」

 打ち合わせは終わりました。午後は頑張ります。

 今日の昼食も、村のお母さん方が作ってくれました。

 さて午後になり、集合して土手に来ました。

「お父さん、一度土手に最大の攻撃魔法を打ってもらえませんか。

 そして強化後にもう一度。

 お願いします硬度の確認ためです」

「わかった、やってみるよ」

 お父さんは、土手の下に降り魔法を撃ちます。

 ドーンと大きい音がしました。深さ50cm程です。

 お父さんが上がって来ました。

「どうだい」

「50cm程の深さです。

 とりあえずメモ書きしてイメージ出来る様にしよう。

 小川を中心にして50mで杭を10本長さ10m、小川のトンネル幅2.5m、高さ60cm、地面と一体化 形は今と同じ、持続可能年月5年」

 (メモ書きをイメージして)

 土手に手を当て「クラフト」と詠唱。

 (物凄い魔力が持っていかれる)

「ふぅ、できた」

「セリカ、体はどうだ、調子悪いとこは無いか?」

「セリカ、大丈夫なの?」

 お父さんとお母さんが、かけ寄って来た。

「大丈夫、魔力が一気に4/5持ってかれた。お父さん、大丈夫だから試験して」

 お母さんに抱きしめられながら言った。

「わかった」

 お父さんは、下に降りて魔法を撃った。私は、そのままダウンした。


 気がついたらベッドの上だった。まだ体がだるい。

「お母さん、セリカ目を覚ましたよー」

 コロナお姉ちゃんが、大きな声で言った。

 お母さんが来た。

「セリカ良かった、体はおかしいとこ無い?」

「体はだるいです魔力酔かも。一気に使ったから」

「良かった、いきなりダウンしたから」

「ごめんなさい。それで試験は?」

「試験は合格よ、傷もつかなかったわ」

「良かった」

「今日はもうゆっくりしてなさい」

「でも夕食作らないと」

「それはいいわ。どうにかするから」

「はい、もうちょっとだけ横になります」

 そのまま、また寝てしまいました。


「セリカ、また寝ちゃったね」

「カリーナお姉ちゃん、セリカってどれぐらい魔力持ってるのかな?」

「分からないわ。お父さん達に聞いてみましょう」

 2人は、両親のとこへ行った。

「お父さん、お母さん、聞きたい事があるんだけど」カリーナが言った。

「なんだい?」

「セリカは、どれくらい魔力があるの?」

「正確なことは分からないけど、僕やエミーナよりもあるよ」

「どうやったら増えるの、セリカはまだ4歳だよ」

「セリカは、もっと小さい時に本を良く読んでたでしょ、その時から魔法を勉強してたの。

 前に話した魔力の移動と循環の話。

 それを毎晩やっていたそうよ。

 それが、正確に出来る様になったら魔法を使い魔力が無くなるまで使ったそうよ。

 それを毎晩やっていたそうよ。

 そしてある程度魔力量が増えたら制御をやり始めたそうよ。

 あなた達は、お風呂のお湯を入れてとお願いした時は「えー」って言ったけど、セリカはお願いすると楽しそうに魔法を使うの。

あの子は、魔法を使うのが好きなのよ。

この前セリカが面白い事を言ったの[魔法とは、願いを現実化する奇跡のツールである]この言葉を聞いた時その通りと思ったわ。

 あなた達はどう思うのかしら。

 ダイナ、ステータス教えてもいいわね」

「そうだな。自分の現状を知るにはその方がいいね」

「ステータスオープンって言ってみなさい」

「「ステータスオープン」」

「なんか出た」と、カリーナ

「なにこれ」と、コロナ

「目の前に画面が出たでしょ。家族構成が書いてあるはずよ、どぉ」

「「はい」」 2人は、返事を、した。

「右側に矢印があるのわかるかしら」

「「はい」」

「それを、触って。画面が切り替わるから」

「「変わった」」

「上側が使える魔法の熟練度、下側がスキルと言う個人の能力です。

 これをみれば今の自分の能力が分かります。

 これを見てあなた達はどう思うか一度考えた方がいいわ。

 シャットダウンで消えるから。

 それと、このステータスはほかの人に言ってはだめよ」

「はい」

「他に何かありますか」

「「ありません」」

「じゃあ、今日はもう寝なさい」

「「はい。おやすみなさい」」


 部屋に戻った2人は

「お姉ちゃん、セリカって努力したんだね」

「そうね。私達も頑張らないと追いつけ無いよね」

「魔法ができて料理ができていろんな商品を考えて凄いな。剣術だけは上だけど」

「セリカは、剣術に興味なさそうだよね」

「全然、剣術の話聞かないよ」

「今日はもう寝ましょう」


 


 


 

 

 


 

 

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