川を見に行くことになりました 2日目
おはようございます。川の下見に来て2日目となります。周りは、小麦畑が広がる綺麗な景色で気持ちが良く、清々しい朝です。
お天道様、今日も1日良い日であります様に。
朝食の準備します。たまごサンド2種、たまごサラダと厚焼卵です。厚焼ベーコンとトマトスープも作りました。手抜きとは、言わせ無いよ。
厚焼卵が、大好評でした。
朝食の後、集合して決壊した場所に、歩いて来ました。お母さんとお姉ちゃんズは、魔法の訓練をするそうです。ルーナさんと護衛2名は、お母さんの方に付いてます。
「ここが、決壊の場所だ。セリカどう見る。」
「はい、まず、決壊の始まりが、ここだけなのか、また近くの場所なのか毎回変わるのかによって変わると思います。
2つ目、川が蛇行してますので、土手に圧力が、かかり土手が決壊したと思います。」
「決壊はこの場所だけだ。」
「では、見える範囲で考えますね。まず、土手の強化は、ここから、上流と下流にすればいいと思います。それとあそこの小川ですが。移動した方が、いいと思います。」
「どうして、小川を移動しなければ、ならないのかい。」
「はい。本流が増水した場合、水量が増えます。そうすると小川と本流とでは、水量に差が出て、小川の水が、合流出来なくなります。そして水が逃げ場をなくして溢れます。そして、今度は、本流の水が小川に流れ込みその時に、土手が、崩壊して決壊すると考えます。」
「そうか。村長どうだ、決壊する時は、この様になるのか。」
「はい。そうですね、決壊前は、まず、小川で、水が、溢れます。その後、土手が崩れ決壊します。」
「そうか、セリカの言う通りになったなった。」
「お父さん、とりあえず、原因がわかったので、対策を考えた方が、いいのでは?」
「そうだな。では、昼食後から対策の話し合いをしよう。」
一旦、休憩となりました。昼食は、村のお母さん方が、作ってくれました。美味しかったよ。
「セリカ、午後の、打ち合わせは、出なくても良いよ。自由に、してなさい。どうしてもと言う時は、知恵を貸して欲しい。」
「はい。分かりました。」
午後は、暇になってしまった。
「お母さん、午後、暇になったから村の散策に行ってもいいですか。」
「いいわよ。サツキと護衛を1人連れて行きなさい。」
「はい。」
少し休んだ後、サツキさん、護衛を連れて散策に出ました。
「セリカお嬢様、昨日と今朝の食事美味しかったです。ありがとうございます。」護衛の人が言ってきた。
「いいの、いいの 私達の護衛をしているのだから、気にしないで。」
「はい。ありがとうございます。」
「それで、お嬢様、どちらに行かれるんですか。」
「全然、決めてないよ。商店が、あれば、そこで買い物かな。」
村の、中心に向かってしばらく歩くと、一軒のお店が、あった。入ってみよう。
「こんにちは。」
「いらっしゃい。あら、可愛いお客様ね。」
「ここは、何を売っているのですか。」
「食料品や生活品などだね。村の商店は、ここだけだから。」
「鳥肉って、ありますか。」
「今日は、うさぎの肉が、入ってるよ。」
「じゃあ、2羽下さい。出来れば、お肉と骨を分けて欲しいです。それと、野菜は、ありますか。」
「野菜は、そっちの棚にあるから、見て頂戴、お肉の解体は、いいけど、骨は、処分してもいいかい。」
「骨も持って帰ります。野菜見てきますね。」
野菜を見に行き、コンソメ用を買います。
「女将さん。卵ありますか。後、ミルク」
「あるよ。何個いる。ミルクもあるよ」
「30個で、ミルクが、4リットル。野菜がこれだけ。」
「いっぱい買ってくれるね。ありがとう。チョットだけ、おまけしてあげる。」
「女将さん。ありがとう。はい、お金。」
「ありがとう。また来てね。」
「はい。また来ます。」
商店を後にして、戻りました。
「ただいま、戻りました。」
「お帰りなさい。」お母さんが、返事した。
「セリカばっかり、出かけてずるい。」カリーナお姉ちゃん
「ズルイ、ズルイ、ズルイ。」コロナお姉ちゃん
「なんですか、この 駄々っ子ちゃんは。夕食の材料を買いに行っただけですよ。」お母さんが、笑っている。駄々っ子ちゃんが、はまったようだ。
「夕食が、いらないならいいですが。」
「「いります。」」お姉ちゃんズが、ハモった。
では、パンを焼く窯を、作りましょう。もちろんピザも焼ける様に。それと骨を茹でといてもらおう。
「サツキさん、骨を洗ったら茹でといて下さい。」
「分かりました。」
外に出て、少し離れた所に、「クラフト」と唱えると、窯が出来ました。よし、一度温めよう。
薪を入れてファイヤーボールを一回出す。やっぱ、魔法は、便利だね。
「セリカは、器用ね。」後ろにお母さんとお姉ちゃんズがいた。ビックリしたよ。
「これは何。」お母さん
「パンやピザを焼く窯。」
「じゃあ、焼きたてが、食べれるの?」お母さん
「そうですよ。」
「「ヤッター。」」お姉ちゃんズ
「で、どうしたんですか。」
「夕食の手伝いをしようかと思って。」お母さん
「ありがとうございます。では、パンの素をお願いしますます。チョット用意しますから、手を、洗って待っててください。」ボールに材料を入れて、説明する。
「では、耳たぶの硬さになったら、教えてください。サツキさん、どんな感じ?」
「はい。茹で上がりそうです。」
「じゃあ、お湯捨てちゃって。」
コンソメ用の野菜を用意する。
もう一度鍋に水を張り、骨と野菜を入れる。
「サツキさん、沸騰したら教えて。」
「はい。」
私は、一旦外に出た。アイテムボックスから木板を2枚出し、1枚は、ファイヤーで、焦がして黒っぽくする。2枚の板を並べて、イメージをして、「モデリング」と詠唱。リバーシを作りました。簡易的に、だけど。それを持ってまた、家に入って行った。
「セリカ、チョット見てもらえる?」お母さんに、呼ばれので、行った。
「大丈夫ですね。一先ずこのままで、次やるのは間が空くので、コレで、遊んでいてください。それと、手を洗って来てください。」
手洗いから帰って来て。
「これは、リバーシと言う玩具です。」遊び方を説明した。
「面白そうね。カリーナやりましょう。」お母さんが、乗って来た。
「サツキさん、チョット休憩しよう。」
「はい。」
しばらく、リバーシをやってるお母さん達を観ながら休憩した。
さてやりますか。
「サツキさん、じゃが芋10個程茹でといて。」
「はい。何を作るんですか。」
「これは、ポテサラ用。私は、マヨとトマトソースを作るよ。」
調理に入った。マヨとトマトソースができて、パンの素をある程度の大きさに切ってからまた寝かした。
「お嬢様、茹で上がりました。」
「冷めてから、粗めで潰しといてください。」
コンソメは、どうかな。
「うん。美味しい。鳥とは、また違っていい。サツキさん、コレ、チョット飲んで見て。」
「ん。これもいいですね。鳥とは風味が違って。」
「成功して、良かったよ。マヨが出来てるから潰し終わったら混ぜ解いて。」
コンソメを別の鍋に濾して、ホワイトソースを作ります。
「サツキさん、野菜切ってシチュー用で。」
「確か、少し大きめでしたね。」
「そう。この緑のは、入れるのは、待ってて。他のは切ったら入れて、いいから。」
「はい。」私は、お肉を切って鍋に入れた。
ホワイトソースもできて混ぜたからあとは、煮込むだけ。ブロッコリーも入れたし。
ピザの用意もできたしさて焼こうかな。
「サツキさん、運ぶの手伝って。」
「はい。ピザですね。これ好きです。」
「私も、大好き。これ焼き上がれば、用意が終わり。」ピザを焼き始めた。
「おっ。いい匂いがするな。」お父さんが、帰って来た。
「お父さん、お帰りなさい。大変でしたね。」
「ありがとう。セリカ。大丈夫だよ。」
「もうすぐ、夕食ができるから。」
「わかった、中で、待たせてもらうよ。」
お父さんは、中に入って行った。
「サツキさん。もうすぐ焼き上がるから護衛2人呼んできて。」
「はい、呼んできます。」
護衛さんが来て、ピザとシチュー、ポテサラを渡した。そして、家族とメイドさんの分をテーブルに並べた。
楽しい夕食が、始まりました。。
ご覧いただきありがとうございます。