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川を見に行くことになりました 1日目

 お祖父様とステラお姉ちゃんは、本日帰宅となお土産もいっぱい買ったそうです。

 洗濯物干しの支柱と竿を5セット、洗濯ばさみが、普通のが、50個、Y字が、30個、ハンガーが10個です。

 商業ギルドでレシピを、全種類、髪飾りは各20個ずつ買って行きました。

「セリカまたな。今度は家に遊びに来るのじゃ」

「はい、ぜひ伺わせて下さい。

 ステラお姉ちゃんも、また遊びましょう」

「うん。セリカちゃんも元気でね。また」

「義父上、ありがとうございました」

「お父さんありがとう。元気でね」

「「お祖父様もステラちゃんも元気でね。またねー」」

「うむ。またな」

 お祖父様達は、出発して行きました。私は見えなくなるまで手を振りました。


 その日の夕食後、川の氾濫する場所の下見の日程を聞かされました。2日後の朝に出発です。一応4泊の予定です。


      ー・ー・ー・ー・ー

 出発の朝になりました。

 家族5人とルーナさん、サツキさん、兵士さんが5名が同行です。兵士さんが、交代で馬車の運転です。

「では、出発しよう」

 無事に出発して、途中で休憩を取りながら行きました。

 私は、なぜか食事当番でした。なんでー。

 目的地には、夕方に到着しました。

 到着後に軽く打ち合わせです。

 「皆、疲れている所悪いね。

 明日から決壊箇所を調べる。

 今回は下見ではあるが先延ばしでは無く、補強した場合どの様な影響があるのかも考えなくてわならない。その事を頭に入れて置いて欲しい」

 それから家族の紹介、役所、村長など、主だった人の紹介があった。

「では、明日から頼む」

1日目は、解散となり、宿泊は、空いている一軒家です。風呂無しでした。

「お父さん、家の横にお風呂の部屋を作ってもいいですか?」

「チョット待て、村長に聞いて来る」

 そのまま出て行った。

          ・

          ・

「セリカ、好きに使って良いそうだ」

「使い易い様にします。まずはお風呂から」

 外に出て家の横に来て、お風呂場、脱衣所などのイメージをして、「クラフト」を唱えた。

 そして出来上がった。

 よし、中を見て見よう。

 靴を脱いで一段上がると、出入口から脱衣所が見えないようになっている。

 出入口には鍵を付けておく、脱衣所の奥の引き戸を開ければ湯船がある。

 大人2人分の大きさにした。

「あら、良いのが出来たわね」

 後ろから、お母さんが言って来た。

 ビックリしたよ。

 その後ろから、お姉ちゃんズが、来た。

「セリカ、凄いの作ったわね」カリーナお姉ちゃん

「湯船広い」コロナお姉ちゃん

「お母さん、お湯をお姉ちゃん達に入れてもらおうよ。魔法の訓練にもなるよ」

「いいわね。セリカも悪いこと考えるわね」

「そんな事無いよ(棒)」

「カリーナ、コロナ、お湯を入れて」

「「えー」」ふてくされた。

「セリカはごはんを作って、お風呂場も作っていろいろやってるのになぁ。

 魔法の訓練だと思ってやりなさい」

「「はーい」」2人は、しぶしぶ始めた。

「じゃぁ私は夕食を作ってきます」

「お願いね」

 私は、キッチンへと向かった。

「サツキさんごめんね直ぐやるよ。何があるかな。

 お肉は牛みたいだな。

 サツキさんこれミンチにしてくれる」

「ミンチってどうやるのですか?」

「あぁごめんね。一度微塵切りみたいにしてくれるかな」

「はい」

 私は、マヨとトマトソースを作ろう。

「お嬢様、出来ました」

「そしたらお肉を纏めて、包丁2本持ってこの様にトントントントンして、全体に細かくなったら教えて」

「はい」

ソースは、できたからレタス、トマト、玉ねぎをカットしてOK。

「出来ました」

「じゃあ、フライパン温めて油引いといて」

 私はお肉を成形しましょう。

 できたら塩胡椒して下ごしらえ終わり。

「温まりました」

「ありがとう。今度はパンを横に半分に切って両方にマヨを塗っといて」

 お肉を焼き始める。

            ・

            ・

 全部焼き上がりました。

 パンにレタスを敷いて肉のせて、トマトソース、トマト、玉ねぎのせてパンではさみます。

「はいサツキさん。試食」

「ありがとうございます」

 モグモグ

「こんなもんかな」

「美味しいです」

 夕食の支度終了。

「兵士さん達呼んできて」

「お腹空いた」

 コロナお姉ちゃんが来た。

「お嬢様、お呼びですか?」

「あっ、こっち来て夕食渡すから」

「ありがとうございます。宜しいのですか?」

「私達の護衛でしょ。だからいいの。

 1人2個だけど足りるかな?」

「大きめなので大丈夫だと思います」

「じゃぁ10個持って行って」

「ありがとうございます」

「明日もよろしくね」

「はい」

 家族とメイドさんの分を用意する。


「出来ましたよ」皆を呼んだ。

「お腹空いた、空いた、空いた」

 コロナお姉ちゃんがうるさい。

「今日は、簡単でごめんなさい」

「十分だよ。ではいただこう」

「いただきます」

「美味しい、お肉が柔らかい」カリーナお姉ちゃん。

「本当に柔らかいわね。何したの?」お母さん。

「細かく切ってから成形して焼きました」

「全然簡単な料理じゃ無いじゃない」お母さん

「副菜も無いし、サラダ、スープもありません。

 手抜きもいいとこですよ」反論してしまった。

「そう言う意味では無いのだけど。

 どうしてわざわざ細かく切ったの?」

「疲れたので硬いお肉を食べたくなかったので、細かくしました」

「そう言うことなのね、納得したわ」

 お母さんが、引いてくれた。

 コロナお姉ちゃんは無言でした。

「そう言えばカリーナとコロナの魔法訓練はどうだったんだ」お父さんが、言って来た。

「まだ、うまく制御できないみたいなの」

 お母さんが、言って来た。

「セリカは、どうやって制御の訓練をしたんだい」

「ライトを使って最初は1個からでやりイメージ通り動かせる様になったら、数を増やして今は20個までは動かせます。

 今は全て大きさが違うウォーターボールを5個使って訓練してます。

 途中で大きさが変わってしまうのが課題です」

「「え」」お父さんとお母さんが、唖然としてる。

 なんか変な事言ったかな。

「そのやり方は、どうやって知ったのかな」

「なんとなく、思いつきで」

 前世の小説とは、言えないよ。

 「そうかカリーナとコロナは、1個から始めればいいのか。明日からやってみようか。

それじゃ今日は休もうか」

 話はまとまったでいいのかな。片付けは免除になりました。お休みなさい。


「ねぇ、ダイナ。セリカの訓練なんだけど、結構高度な訓練よね」

「そうだね。多分前世の記憶から来ていると思う。

 いろいろな物語の本を読んでその中で出てきたんじゃないか」

「そうかもしれないわね」

「それよりも、セリカが食事の事であんなに強く言うとは思わなかった」

 「あれは私の言い方が悪かったわ。反省するわ。

 少しセリカに甘えていたのかも知れないわ」

 「僕もそうかもしれない。

 セリカはまだ4歳なんだよね。

 時々大人同士で話しをしてると感じるんだよ」

 「私よりも年上って言ってたわ」

 「まぁ考え過ぎてもしょうがないよね」

 「そうね。おやすみ」







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