3〜5日目
皇都周辺の観光名所を色々と周りました。
3日目は神社やお寺等を案内してもらいました。
神社ではお参りをしてからおみくじをすると大吉でした。特に旅運が良かったです。
他の皆もそこそこ良かった様です。
勿論お守りも買ったよ。
お寺では座禅をくんで心を落ち着かせます。
しかし私は、何回か肩にパシッとやられました。
私は煩悩だらけなのでしょうか? そんな事は無いと信じたい。
お寺には素晴らしい日本庭園や五重塔が有って見入ってしまいました。
此処では精進料理をいただきました。勿論写真にも撮りましたよ。
味はとても良かったので帰ったら作ってみようかな?
コロナお姉ちゃんはお肉が欲しいと言っていました。
ー・ー・ー・ー・ー
4日目は皇都からちょっと離れた所にある、湖と峡谷を見ました。
先に峡谷を見に行きました。此処では水晶が取れるそうなので、お土産に買っていきましょう。
この峡谷は川を挟んで切りったっており川に向かって落差のある滝が数カ所有り見応えが有ります。
馬車で見て回れるので楽ちんです。
見終わった後は峡谷の入り口にある村で、昼食と水晶のお土産を買いました。
直径3cm位の水晶玉ですがとても綺麗だったので、皆でお揃いで買いました。
村を後にして湖に行くと水面がキラキラして綺麗でした。
この湖の周辺では温泉が出るので貴族の保養地になっており、別荘が建っております。
広場の様な所に止まり暫く休憩する事になり、ステラお姉ちゃんとミウラちゃんと一緒に散策をします。
散策をしているとお店が有り、入って見ると温泉の蒸気を使った蒸し野菜や温泉で茹でた卵、蒸し饅頭が有ったので食べました。
塩を軽くかけるだけでしたが美味しかったです。
ホーデン領にも温泉があればいいのにな〜。
散策が終わった後は遊覧船に乗って湖の景色を堪能しました。
ー・ー・ー・ー・ー
5日目は皇女様が合流してきて海側の方に行き絶景を堪能しました。
昼食は近くのお店で海産物や肉、野菜、うどんを購入して浜辺でBBQをして楽しみました。
調味料類や香辛料は私のアイテムボックスに入っているのでバッグから出す振りをしながら使用してます。
私とシンディさん、サツキさんが調理担当でしたが交代しながら食べました。
そう言えば、今までBBQをやった事がなかったので他の皆も楽しそうでした。
最後に焼きうどん(カレー味)を作って食べてもらったらフソウ国ではうどんを焼いて食べる事がないそうです。
皇女様はこの食べ方を流行らせると言っています。
相当気に入った様だ。
BBQが終わり片付けて帰路につくだけですが1っ箇所だけ行きたい所が有ったので皇女様に相談しました。
「皇女様、帰り道に大豆の畑を見たいのですが?」
「大豆の畑ですか? 途中に有った様な気がします。
何か有るのですか?」
「成熟する前のを食べたいなと思って」
「セリカさんが言うのだからきっと美味しいのでしょう。とても気になります」
◆
馬車に乗って帰り道に大豆の畑に寄ってもらいました。
近くに農家の方がいたので話をして売ってもらいました。
一旦馬車に戻り広場の様な所に移動してから外に出て土魔法で竈を作り、バッグから深めの鍋を取り出して竈に置き水を7分目位まで入れて沸かします。
竈の火はファイヤーボールを使用しました。
沸くまでに皆に協力してもらって大豆のさやを枝から取ってもらいます。
取ってもらったら水洗いをして塩もみをしてから沸騰した鍋に塩と一緒に入れて約6〜7分位茹でます。
(今回はさやの端を切らずやります)
時間になったらお湯を捨てて粗熱を取ります。
冷めて来たので味見をしましょう。
さやごと口に持って行き豆だけを出して食べた。
「美味しい」
(ビールが欲しくなるよ)
皆に食べ方を教えて一緒に食べました。
「美味しいです。大豆にこんな食べ方があるなんてびっくりです」
皇女様にも気に入ってもらった様だ。
「今の時期しか食べれないので貴重ですよ。
豆の薄皮を取って潰してから砂糖と塩少々で甘味にもなり、お餅や団子に合いますよ」
「今度皇城の料理人にやってもらいましょう。
楽しみが増えました」
食べ終わったので宿に戻ります。
◆
宿に戻ると皇女様が3日後に出港すると言って来ました。
気分的にもうちょっと居たいな〜。
予定を言うと皇女様は帰って行きました。
◆
部屋に戻り温泉に入ってから夕食です。
この日は馬刺しが出たので嬉しかったです。
やっぱり美味しかったので買って行く事にしましょう。
◆
部屋に戻りリュックタイプのマジックバッグに時間停止を付与をしてから寝ました。
今日も楽しかったです。
ご覧いただきありがとうございます。
感想、誤字報告ありがとうございます。感謝します。




