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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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12/206

魔法の訓練をしよう

 お父さんにレシピを渡した後、屋敷の裏に来ました。

 これから魔法の訓練をします。

 今日は土魔法がどこまでできるのかやってみましょう。

「何から作ろうかな。まずは壁から作ってみるかな。

 高さ2m、幅3m、厚さ10cmで壁の底面から下に杭を50cmにしてできるだけ硬く倒れないように」

 私は頭の中でイメージを作る。

「[アースウォール]」

 地面から壁が出てきた。

「おぉ出来た。どれ位硬いのかな?」

 叩いて見たり蹴飛ばして見たりしたけど、なんとも無い。

「おぉびくともしないぞ」

「あらセリカ何をしてるの」

 お母さんが来た。

「あっお母さん、土魔法の訓練をしてるの」

「土が使えるの? 他には?」

「えーと、火、水、風、光、無属性」

「ほとんどの魔法が使えるのね。チョット壁に触って見るわね」

 お母さんは壁に触って何かを調べているようだ。

「すごく魔力が入って相当長く使えそうな壁ね。疲れたりしないの?」

「全然大丈夫。平気だよ」

「セリカは魔力量が多いかもしれないわね。この壁に攻撃魔法を撃ってみてもいい?」

「いいですよ」

 確かお母さんは、火、水、光だった様な。

「ファイヤーアロー」

 火の矢が何本も出た。そして飛んで行った。

 壁に当たり、ドーンと音がした。

「あら、びくともしないわね。次は」

 次があるんだ。

「[ファイヤーボール]」

 火の玉が出て、さっきの様に飛んで行って、壁にドーンと音がした。さっきよりもすごい音がしたよ。

「これでも何とも無いの、すごいわね」

「何だ!」

 お父さんが、すっ飛んできた。

「あら、ダイナどうしたの?」

「いきなり大きな爆発音がしたから何か有ったと思って」

「あらごめんなさい。チョット魔法の訓練をしてただけよ」

 「そうなのかい、ほっとしたよ。でも相当威力を出してたよね」

「そうね、全力に近い位は」

「何故そんな事をしたのかな?」

 「セリカがここで魔法の訓練をしていて、土魔法で壁を作ったのでどれ位硬いのか調べていたの」

「そうか」

 お父さんは、壁の方を見た。

「すごいなぁ、傷1つ無いぞ。私も撃っていいかい。もちろん全力で」

「ダイナ。どんどん撃っちゃって良いわよ」

 お母さん、ただお父さんのカッコいいとこ見たいだけじゃないのかな。

「じゃあ遠慮無く。[ファイヤーボール]」

 すごいのが飛んでった。

 ドッカーン 物凄い音がした。町まで聞こえてそうだ。屋敷の窓壊れて無いよね?

「これでも倒れないのか。すごいな。んー」

「お父さん、これ杭を打ってあるから簡単には倒れないよ」

「杭も打って有るのかい」

「厚さが薄いから、そのままだと倒れると思って、地面との一体化だけだと弱いので」

「そうなのか。んー」

 お父さんは、何か考えている。

「此処に魔法の訓練場を作れば、カリーナとコロナも使えるな。それともう一つ頼みがあるんだけど、いいかい」

「なんでしょうか」

「町の西側に、大きな川があるだろ。その上流で夏前に大雨が降ると決壊して、小麦畑がだめになってしまうんだ。そうならない様に手を貸して欲しい」

「わかりましたお手伝いします。

 ただそこだけ強化すると、今度は別の所で決壊する可能性があります」

「そうか別の所か。それは役所の方で調べてもらおう。まずは決壊してしまう所からお願いしたいな」

「わかりました。まずは下見をさせてください。

 多分、ただ硬くしてもだめな様な気がします」

「下見の日はまた連絡するよ」

 お父さんは、戻って行った。

「話が大きくなちゃったわね。

 でも領地としては大事な事だから」

「はい」

「それよりセリカ、今までどういう訓練をしてたの。私もダイナもほとんど教えて無かったはずよ。

 おやつ食べながら話しをしましょう」

「はい」

 これは逃げれないやつだ。私とお母さんは、リビングに向かった。


 リビングに戻り、ルーナさんに紅茶を入れてもらいお菓子を貰った。

 お母さんは、クッキーみたいな物。

 私はもちろん骨せんべい。

「あら、セリカそれは何かしら」

「これは、骨せんべいと言って、魚を三枚におろしたときに骨の部分があるのですが、それを油で揚げた物です。体に良いので、これを良く食べてます」

「どう良いの?」

「体の骨を丈夫にしてくれます。骨折しにくくなります」

「それはいいわね。チョット頂戴。」

「はい良いですよ」

 お母さんは1つ取り、食べ始めた。

「あら美味しいわね。もっと硬いかと思ったわ。

 甘くないお菓子も良いわね」

「そうでしょ。美味しい料理を食べて健康になる。

 いい事だらけです」

「そうね。ところで魔法はどうやって覚えたのかな」

 追求が始まってしまった。

 チョットずつ誤魔化しながら話そう。

「最初は、魔法の本を読んで魔力を感じる所から始めました。

 感じる様になったら手足に移動を繰り返し、両手を繋いで循環を繰り返しました。

 それがちゃんとできる様になったら寝る前に毎日、[ライト]を使って魔力をギリギリまで消費しました。

 最初は15秒程で倒れましたが繰り返し行なったら魔力量が増えました

 [ライト]の魔法も最初は1個でしたが、今は10個程出して魔力制御訓練をします。

 これも毎日やっています」

「そう寝る前に毎日やっていたのね。

 魔力を全部消費して寝ると魔力量が増えると言うのは、初めて聞いたわね。

 どうして増えてるってわかったの」

「[ライト]の発光時間が日に日に伸びているのがわかったので、それで増えていると感じました。

 後は時間がある時に何の魔法が使えるか、調べてました」

「そうわかりました。いろいろと聞いてごめんなさい。でも大事な事だから、無理してはいけませんよ」

「はい」

「後は自由にして良いわよ」

 骨せんべいを食べながら、暫くお母さんと話をして部屋に帰りました。

        ー・ー・ー・ー・ー

「ダイナ、チョット良いかしら?」

「いいよ」エミーナは、執務室に入る。

「どうしたんだい」

「実はセリカと魔法の訓練の話をしてたのだけど」

 エミーナは、セリカとの話をダイナに伝えた。

「セリカはそんな事をしていたのか。

 でも努力は身を結ぶんだな」

「そうですね。いつから始めたかは聞かなかったけど、相当の魔力量が有ると思うわ」

「そうだね。その訓練をカリーナとコロナにもさせてみるか」

「そうですね。させてみましょう」

 両親は、子供達の強化に乗り出した。



 

  

御覧いただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
きずいてしまった。シスターズは乗用車だけど、お父さんはトラックなんだ。
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