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デスゲームが出来るまで!  作者: どこぞの悪鬼
デスゲームが出来たなら
29/33

デスゲームが出来たなら3 結論だけを重視して(4)

 つくしさんから片付け完了の連絡が入ると、あたしはすぐに参加者に連絡を取った。


「じゃあ、これから『部屋の移動』に入るよ! ゲームが始まる前に部屋入れば大丈夫だからそこは安心してね! でも、時間は未定だから、そこには気を付けるんだよー!」


 必要なことを伝え終え、あたしはすぐにその通話を切る。

 

(……いつから始めようか)


 時間は未定と決めているから、今日中にあと2回ゲームの開始を宣言するのなら、好きな時間に始めることができるのだ。

 早く終わらせようとすぐに開始宣言すれば、3回目終了後から2日目までの期間が長くなってしまうし、だからと言って間隔を空けすぎると、抜け穴に気づいていた場合、参加者同士が多くの時間コンタクトを取ってしまう。

 そう、電話を使わなくても相談できるのだ。

 それを使ってしまえば、回数ゼロで何十回分の電話を行うレベルになる。

 それだとノルマも達成できない。


(3時間に1回とかいいんじゃない?)


 適当に時間の目安を立てたところで、あたしは己龍の部屋に向かう。

 3時間を計るためのアラームを貰うためだ。

 コールタイムに使うアラームは10分以外に設定することができなかったのだ。


(もうちょっと性能のいいアラームだったら己龍の部屋に行かなくてよかったんだけどな)


 だが、決まってしまっていたものだから仕方がない。

 部屋もすぐ隣だったので、諦めて歩くことにした。

 ――貰ったのは砂時計だった。


(え?)


 3時間しか設定できないやつやめてもらってもよろしいでしょうか?

 時間変えられないのとても面倒なんですよ。

 …………という声は届かない。

 渋々あたしの宿泊部屋に戻って砂時計をひっくり返した。

 暇だったので、仮眠を取ることにした。


(――――今何時?)


 わからないが、とっくに砂時計は落ち切っていた。




               ☆★☆★☆




 2回目のゲームは何事もなく終わった。

 ただ、3回目ではあまり予想していなかったトラブルが起きてしまっていた。

 同じ部屋の希望者が3人いたのだ。


(3人……⁉)


 あまり考えていなかったことだった。

 己龍に問い合わせても、「自分で考えたルールだろう?」の一点張り。

 まったく解決しようとはしてくれなかった。

 なので、ルールに則って3人全員を()()した。

 ちなみに月見ではなかった。




               ☆★☆★☆




 1日目の生還者は12人だった。

 もうすぐ手に入る勝利をひしひしと感じていた。



【入居者表(1日目終了後)】

 01:友井遥  02:     03:松林一馬 04:      05:

 06:西夏乃亜 07:     08:     09氷室晴馬:  10:佐藤葵

 11:     12:神崎妃真 13:草薙碧斗 14:      15:

 16:     17:     18:     19:      20:

 21:柴田海  22:     23:     24:吉岡ひかる 25:山田朝日

 26:     27:廣瀬桃  28:     29:      30:月見

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