デスゲームが出来たなら3 結論だけを重視して(3)
彼女の名前を呼ぶのは最後だった。
「30番! 夢見ツキヨちゃん!」
『……はい』
当の彼女は参加者の中で一番冷静だと思う。
デスゲームをやっているのにの関わらず、彼女はそれを感じさせない態度を取り続けていた。
(もしかしたら、本当に怖がってないんじゃ……⁉)
もしそうなら、どんな精神を持っているのだろうか。
彼女の様子には度肝を抜かれる。
☆★☆★☆
そして、月見の始末はなしで1回目のゲームは幕を下ろした。
今はつくしさんが始末された人たちの後片付けをやっているだろう。
終了したらこちらに電話が来るはずだ。
1回目で始末された参加者は12人。
禁止事項違反も含めたら13人だった。
残った参加者は17人。――ノルマ達成まで、あと12人だ。
(最初にしてはかなりハイスペースなんじゃない……⁉)
最初の1階でここまで削れたのは、あたしにとって嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだ。
タンスの中にあったメモ帳とペンを取り出して、移動後の部屋の入居者を書いた。
01:友井遥 02: 03:佐藤葵 04:田村悠真 05:吉岡ひかる
06: 07:西夏乃亜 08: 09:佐々木俊 10:音波風音
11:神崎妃真 12: 13:廣瀬桃 14: 15:草薙碧斗
16: 17:松林一馬 18: 19:弥勒院澪 20:
21: 22: 23:柴田海 24: 25:朝日奈理人
26: 27:氷室晴馬 28: 29:山田朝日 30:月見




