38話:幸せの日常
しおりと付き合い始めて、もうすぐ半年になる。
最初は夢のようだったけど、今では彼女が隣にいるのが当たり前になっていた。
でも、そんな日常の中でも、ふとした瞬間に「好きだな」と思うことがある。
この日、俺たちはお気に入りのカフェでコーヒーを飲んでいた。
「やっぱり、ここのコーヒーはおいしいね」
しおりが満足そうに微笑む。その仕草がかわいくて、思わずじっと見てしまった。
「ん? どうしたの?」
「いや、やっぱりしおりが一番かわいいなって」
さらっと言ったつもりだった。
でも、しおりは一瞬驚いたように目を見開いて——すぐに顔を赤くした。
「な、なに急に……! そういうの、もうちょっと恥ずかしそうに言ってよ!」
「なんで? 俺は本気で言ってるのに」
俺がニヤリと笑うと、しおりはぷいっと横を向いた。
でも、耳まで真っ赤になっているのがバレバレだ。
「……もう。そういうとこ、ずるいんだから」
そう言いながら、しおりはそっと俺の手を握る。
その温もりが伝わってきて、俺も自然と指を絡めた。
「しおり、好きだよ」
「……私も」
コーヒーの香りが漂う中、俺たちは静かに手を繋いだまま微笑み合った。
何気ない時間も、しおりと一緒なら特別になる。
それが、俺たちの恋人としての「日常」だった。
アイデアが出ないのでもうそろそろ終わるかもです。




